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<プロジェクトマネージャー>現場を支え、チームをまとめるエンジニアの想いとは。

・自己紹介

T.F(38歳)
 ソフトウェア開発会社、介護・保育事業会社(社内SE)を経て、2019年にシーネットに入社。入社後は自社パッケージ製品のカスタマイズ/導入プロジェクトのプロジェクトマネージャー(以下、PM)として ユーザー要件の整理、仕様調整、開発進捗管理、導入支援、保守業務に携わっている。

・入社して3年、率直な感想を聞かせてください。

一貫して感じていることは、「フラットな会社」ということです。
「誰が発言したかは関係なく、組織として良いものは取り入れる」。
このような考え方が根付いていますので、発言しがいがあります。

今回はPMの立場でのインタビューとのことですが、
私は、自ら提案して発足した社内システム構築プロジェクトやAI勉強会の運営にも携わっています。
いろいろな経験ができて日々充実していますよ!


・PMとしてのお仕事内容を教えてください。

一言でいうと、ユーザーと開発メンバーとの橋渡し役です。
ユーザーと会話して必要なカスタマイズ内容を検討し、具体化できたら開発メンバーと相談しながら一緒に作りこんでいきます。
状況に応じて、自分で設計書やプログラムを書くこともありますので、プロジェクトに必要なことはなんでもやるプレイングPMですね。


・どのようなプロジェクトが印象に残っていますか?

「ハンディーターミナル(以下、HT)を活用した検品システム」をスクラッチで開発して
全国約80の物流センターに導入したプロジェクトです。

全国規模ということもありシステム障害が発生したら影響は甚大ですので、システムには高い堅牢性が求められます。また、物流現場の作業はスピード勝負なので、システムも安定してそのスピードに耐えられなければなりません。

ハイレベルな要件を満たすためには様々な検討が必要となりますが、当時はどのように進めたらよいのかも分かりませんでした。そこで、社内の有識者やミドルウェアのベンダーを巻き込み、知識を吸収しながらプロジェクトを進めることにしました。少しずつ構築すべきものが具体化されていき、プロジェクト開始から1年後、システムが形になったときには嬉しかったですね。

このプロジェクトでは、HTアプリ設計、クラウドサーバ構成/性能検討、監視設計、運用設計、機器の設定内容検討など、様々な未経験の分野を実務として経験させてもらいました。SEとしての飛躍的なレベルアップを感じたということもあり、最も印象に残っているプロジェクトです。



・お仕事をする上で大切にしていることはありますか?

システムを使ってくれる倉庫現場のユーザーを第一に考えることですね。
現場はひとつひとつ異なるし、日々状況が変わっていくものなんです。
そのため、前例にとらわれず、その時その時で最良を考えるように心がけています。

開発メンバーには、なぜこの仕様にしたの?と問いかけるようにしています。
「前のプロジェクトでこうだったから」はNG。その人なりの考えや思いを聞きたい。
そういった議論を通じて、品質が作りこまれていくものだと考えているからです。


そうして一生懸命作った機能がユーザーから褒められると、頑張ったかいがあったなぁと思いますね。
「もうシステム導入前の運用には戻れない」といった言葉をいただくこともあります。
SEに対する最大級の賛辞ですよね。
お褒めの言葉をいただいたら、必ず開発メンバーにフィードバックするようにしています。


・職場の雰囲気はいかがでしょうか?

ちょうどいい距離感の、いい雰囲気の職場だと思います。
それを裏付けるのは、ずばり、「個性を尊重し認め合う文化」ですね。
そういった背景もあり、自分は考えていることを結構オープンにしています。
「倉庫現場によく行くから当社のロゴが入った作業服がほしいな~」と呟いたところ、偉い人の耳に入り、希望者全員に支給されるということがありました。この風通しの良さには驚きましたよ!

↑当時支給された作業服を着用


・プライベートな時間は取れていますか?

自分は十分取れているほうじゃないかな。
定時が17:15なので、大体18時前には子供とお風呂に入っています(笑)
PMの立場ではプロジェクト内の作業はすべて裁量の範囲内なので、スケジュールを自分でコントロールできます。家族との時間を大切にしたいので、この働き方ができるのは大変ありがたいですね。

ただ、本番稼働直後は急ぎの対応が必要なトラブルが発生することがあるので、夜間でも問い合わせが来ると思っていたほうが良いです。
ここは辛いところですが、安定稼働するまでの辛抱です。


・今後のキャリアについてはどのように考えられていますか?

広く社会の役に立つサービスを産み出して、社会貢献できるエンジニアになるというのが私の目標です。そのためには、システム開発の上流から下流の経験と、特定の業務領域の知識が必要です。
当社に入社したのは、システム開発の上流から下流まで一気通貫で経験できるという点と、物流という領域でアドバンテージがあるからなんですよ。

PMの立場でシステム開発を経験しながら、物流知識を吸収し、いつか物流業界に貢献できるようなサービスを産み出したいと考えています。


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