今回は、人事の採用窓口で総務の責任者も兼任している橋本さんに話を伺いしました。トムスが推進している働き方や環境面などについて語っていただきました。ぜひご覧ください。

ー それぞれの簡単な自己紹介をお願いできますか？

橋本：橋本真弘です。大学卒業後は、フリーターから縁あってトムスに拾ってもらいました。トムス歴22年目。現在は人事総務部門の所属で、人事と総務の両方の領域に跨りながら、社内制度や環境づくりなどに携わっています。なお採用関係は、面接や会社説明など私がメインで窓口をしているので、求職者の方はまず私とやり取りさせていただく事になりますね！

ー まずトムスの現在の「働き方」について教えてください！

橋本：現在は「リモートワーク」を取り入れながらも、場面や状況によって「オフィスと使い分けた働き方」を推奨しています。働くメンバーの「生産性」を高められることを前提に、メンバーの働く場所は「分散」していても、共通目的に向けて「協働」し、それを各自が自律的に取り組めるような「自律・分散・協働」型の組織をつくっていきたいですね。時代の変化に応じて会社環境や働き方も変えていく必要があると思っています。

リモートとオフィス、それぞれの良さを生かした働き方がありますからね。もう少し具体的に言うと、個人完結するような業務は場所を選ばないし、リモートの方が効率が上がる面もあると思いますが、どうしてもメンバー同士で取組みの方向性を揃えたり・相互で深い理解が必要な場合には対面の方が適している場合も多いですよね。現在はそれを部門毎に模索しながら実践・検証してもらっている状況です。

ー ITメンバーのリモート状況や勤務時間についてはどうでしょうか？

橋本：メンバーにもよりますが、リモート勤務とオフィス出社を併用してますね。オンラインでのやり取りは「ZOOM」・コミュニケーションは「Slack」・プロジェクト管理は「Backlog」などを利用し、基本的な業務や社内の連携は問題ありません。現在進行中の大規模なプロジェクトも、外部のベンダーや委託先とオンラインで完結できていると聞いています。オンラインは定着していると言って良いと思います。

また、ITメンバー対象に「フレックス制度」を導入しています。周りのメンバーや責任者と連携してもらいながら、勤務時間を自身でコントロールしながら柔軟に働ける環境になっています。これも業務生産性を上げてもらう取り組みの一環です。

なお注意点として、全社的に「責任者（管理監督者）クラスはリモート週2日まで」とさせてもらっています。オフィス対面で話せる機会を一定以上つくって、責任者同士の連携スピードを上げてもらったり、部門内のカジュアルな質問にも応対してもらいやすいような運用を定めています。

ー 働き方の見直しと合わせて、最近オフィスのレイアウトも変更されましたよね？

橋本：リモートだけでは不足するコミュニケーションをオフィスで補完する必要があると思っていました。「固定席が決まっていて、いつものメンバーとしか話さない」というオフィスは脱却したかったのもあり、「社内のコミュニケーションや連携強化」を主目的にしたオフィスに改装しました。具体的には「フリーアドレス導入」や「オープンスペースの設置」に加えて、メンバーが利用しやすいような設備も導入しています。

こちらでもリニューアルしたオフィス紹介をしてもらってますね→（メンバー紹介Vol.3 https://www.wantedly.com/companies/company_8096928/post_articles/424827 ）私もカジュアルなメンバーとの会話は「ファミレス席」、集中して取り組みたいときは「集中エリア」など、目的に応じて利用しています。

ー 今後見直し予定の事など含めて、求職者へのメッセージをお願いします！

橋本：総務としては、一人ひとりが自分らしく・それぞれの能力を最大限に発揮できるような環境構築を引き続き行っていきたいと思っています。結局「各メンバーの能力発揮、そして成果の積み重ね＝会社の成長」だと思っているので。直近で取り組んできた「働き方の見直し」や「オフィスのリニューアル」もその点が目的です。そういう思いで取り組んでいる事を、今回の記事で少しでも求職者の方々に伝わると良いと思っています！

また人事としては、個々が能力を発揮してもらうためにも、育成制度などの教育施策や自律性を促していけるような仕組みも必要だと思っています。昨年から人事評価制度を改定していますが、まだまだ人事施策はスタート段階です。メンバーが実際に働く環境面に加えて「メンバーの能力やモチベーションを引き出せるような環境づくり」もスピード上げて取り組んでいきたいです。