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おくりびとで働く意味とは?マーケティング・人事の責任者に聞いてみた。

本日は、21歳にしておくりびとのお葬式でマーケティング・人事部長をされている杉村さんにお話をお伺いします。

はじめに、学生時代も含めたこれまでのご経緯を教えてください

はい。高校3年生のときインドネシアに留学をしていたのですが、コロナが流行りはじめた時期と重なり強制帰国になり、単位を取りきることができませんでした。帰国後、日本で通っていた高校も退学し、何をしようか考えている時に高校の先輩から誘われて葬儀関連の会社を一緒につくることとなりました。その会社ではデザイナーの役割を担っていたのですが、デザインの経験はなく、勉強したいと思っていたところ、おくりびとがデザイナーを募集していたため、インターンとして入社しました。

その後、社内のマーケティング部署に誘われてマーケターに転身しました。

(詳しい経緯に関するストーリー:https://www.wantedly.com/companies/company_813122/post_articles/324676

そこでマーケティングの楽しさを知り、1年間のインターンを経て2022年4月に入社しました。現在はマーケティングと人事を担っている人事・マーケティング部で部長をしています。

(インターンから社員になるまでの関連ストーリー:https://www.wantedly.com/companies/company_813122/post_articles/405397


最初はデザイナーとしての入社だったんですね!
その後デザイナーにという仕事にこだわらず、様々な分野に携わっていくようになったのはなぜですか?

おくりびとにインターンとして入る際の面接で、「最強の雑用になりたい」と言っていたんです。どんな仕事を頼まれてもできるようになりたくて、学べることはなんでも学ぼうという精神で色々なことに挑戦していきました。

今もデザインは趣味程度に続けています。

「最強の雑用」という言葉、とても力強いですね!
上記のストーリーでも話されていますが、改めて簡単にマーケティングのおもしろさを教えてください。

”数字は嘘をつかない”ということですかね。

結果として数字が出るか出ないかで正解不正解がわかるので性格にあっているのだと思います。


なるほど、逆に人事の仕事は数字に現れないこともあると思いますが、そのあたりの難しさなどはありますか?

一緒に働きたいと感じた人には、入社してほしいという思いが前提としてあるので、会社の良さを伝えて、目標採用人数に届かせたいとは思っています。でも、採用コストはそれなりにかかるので、誰でもいいわけではなくて、そこの見極めが難しいなと思います。

具体的にどんな人と一緒に働きたいと考えていますか?

そうですね、自分は一次面接を担当しているのですが、事前に会社のことをどれだけ調べてくれているかは大事にしています。
あとは、自分と同じ部署であれば、話していて楽しい人にはビビっときて、一緒に働きたいなと感じます。

時には直感的な感覚も大事だったりするんですね。
現在はマーケティングや人事を担当されていますが、これから会社の中でどんな存在になっていきたいと考えていますか?

個人として「最強の雑用になりたい」というのは変わっていません。

全ての経験が無駄にならないとは考えていますが、それがどれだけ有益かによって、その後得られる価値は変わると思います。その点、おくりびとでの業務は全部有益だと思っているので自分ができることはなんでもやるようにしています。
今は人事やマーケティングを任されていますが、他のポジションを任せてもらえるのであれば、どんなポジションでも全力で取り組むと思いますね(笑)。

あとは、経営陣が見ている景色を一緒に見れるようにひたすら追いかけています。
経営陣のビジョンは壮大で、今は全然同じ視座に立つことができていないので、いつか同じ景色を見れたらなと思っています。

会社の理念には人一倍共感していると思っていて、おくりびとが提供する時間や空間は、おくられる人にとってもおくる人にとっても価値のあるものだと感じています。
提供しているものの価値の置き方やクオリティには自信があるので、多くの人に届けていきたいです。そのために自分ができることをしていくだけですね。

経営陣の想いがおくりびとのお葬式を通してたくさんの人に伝わったらいいですね。
そんなおくりびとのお葬式をより多くの人に届けるためにマーケティングの方法として力を入れていることはありますか?

今はオフライン中心になっていますね。

亡くなった方のパートナーやお子様が葬儀会社を探すことが多いと思いますが、どちらにしてもユーザーの年齢層は高くなっています。そのため、チラシや看板、テレビ、新聞などのマスメディアをメインにアクションを起こしています。

しかし、将来的に考えると、若い世代にも認知を広めていく必要があり、web広告やSNSなどにも力を入れていきたいと考えています。

次の世代に向けてのアプローチも考えていく必要があるんですね。
これから会社をどんな存在にしていきたいですか?

「葬儀会社といえばおくりびと」という状態まで広めていきたいです。

いいですね、素敵です!
ここまで杉村さんのお話を聞いていると、行動力や挑戦心に驚きますが、そんな熱量はどこから来ているのでしょうか?

どこからきてるんですかね、、(笑)

自分でもわかりませんが、経営陣が見ているものを見たいという好奇心は大きいとおもいます。

あとは、周りの人に本当にお世話になっているので、自分ができることを恩返ししていきたいという気持ちですかね。

好奇心と恩返しが熱量の根源になっているんですね。
最後にこれからの自分自身のゴールを教えてください。

業界や業務に関わらず、”何かあったら杉村に聞けばわかる”という存在になりたいです。
判断できるという意味ではもちろん、経験や知識量なども含めて。
業界問わずというと、今から医師免許?司法試験?など、考えたら果てしないですが、

ほぼ達成できないからこそ、そこに向かって進み続けられるのだと思います。

個人的にですが、自分が一番幸せに感じるのは自分が成長していると実感できるときなんです。だから頑張り続けられるのかもしれないですね。

今回はマーケティング・人事部長をされている杉村さんにお話をお伺いしました。

インタビューを通して杉村さんの根源となる想いをたくさんお聞きすることができました。

私自身お話を聞いていて、すごくワクワクする時間になりました。

杉村さん、本当にありがとうございました!

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