1
/
5

【FS兼CSインタビュー】海外での営業経験、AIスタートアップ企業を経て、APTOで新たに挑戦する理由

精度の高いAI開発を進めていく上で欠かせない「教師データ」。株式会社APTOは教師データにかかわる「データ収集」や「アノテーション」を、クラウドワーカーにアウトソーシングできる専用アプリ「harBest」を開発しています。

今回は、成長拡大を続けるAI領域に興味を持ち、APTOに入社したKさんにインタビューを実施。AIスタートアップ企業で働く魅力や、社風についてお聞きしました。

K.K. /フィールドセールス&カスタマーサクセス

新卒で印刷後加工機を扱う老舗メーカーに入社。海外営業担当として海外出張に飛び回る日々を過ごす。その後、ITベンダーに転職し「AI技術」と出会う。ITベンダー、AIスタートアップ企業での営業を経験し、株式会社APTOへ入社。

海外営業、AIスタートアップにて営業部署の立ち上げを経験

ーーまずは、これまでのご経歴を教えてください。

大学を卒業後、新卒で産業機器メーカーに入社しました。印刷会社に導入されているような大型の印刷後加工機を生産している会社です。国内の「モノづくり」に携わる会社に興味があり、機械メーカーを志望。配属は海外営業で、英語を使った仕事や海外出張も多くありました。日本で海外企業への商談アポを取り、1ヶ月ほどで30〜40件をまとめて訪問。展示会へ出向くこともあります。出張先はヨーロッパ、中東が中心でした。市場調査から仮説を立て、数百万円単位の製品の提案をさせていただいていましたが、この辺りの業務を新卒1年目の私一人に任せていただいたことは非常にやりがいに繋がっていました。

ただ2ヶ月に1回のペースで海外出張に行っており、出張回数が非常に多く、体力的にもう少しゆとりのある環境で働きたいと考えるようになりました。そこで2社目の企業に転職。印刷機器を制御するシステムフィルムメーカーの生産管理に特化したシステムを開発しているベンダーで営業を担当しました。画像認識技術も扱っていたので、今後の社会的ニーズへの影響も考えると「面白そう」と感じたのが入社の決め手です。

次に転職したのは、AIスタートアップ企業。当時は50〜60名規模の組織で、まだまだこれからスケールさせていくフェーズだったため、かなり忙しく働いていました。

ーー3社経験された後に、APTOに入社をされたのですね。3社目のAI系スタートアップ企業の業務についてもう少し詳しく教えてください。

スタートアップとはいえ非常に手広く事業展開をしており、AI活用支援の他に「IoT・モビリティ事業」や「DX支援事業」「WEBシステム開発事業」などの事業展開を実施している企業でした。

これまでの海外営業などの経験を評価されたのか、大阪営業所にて唯一の営業として任命され活動していました。会社としても大阪へ初参入のタイミングだったため、まずは愚直にアウトバウンド営業を行い、とりあえずアポを取り、提案をし続け市場感を掴むといったことを実施していました。

ーー入社直後から営業部署の立ち上げをされていたのですね。AIの知識についてはどのように学ばれましたか?

大手企業ほどのマニュアルはないため、提案に備えての勉強と、提案時のトライアンドエラーでなんとか身につけていました。営業部署の立ち上げ、なおかつAIといった知見のない領域だったため、朝から晩まで働いていましたが、やはりAIの今後の可能性にワクワクしていたからか、やりきることができたのだと思います。

開発力もある企業だったので、あまり出来ないことがない状態でした。ですので、これまでのパッケージ商品の提案ではなく、毎回違う課題に対してのソリューション営業を実施できたことは非常にやりがいでもあり学びでもありました。

働き方を重視した転職活動を行うが、APTOに魅せられて

ーーその後、転職を考えるようになったのはなぜでしょうか?

1社目、2社目ともに創業から歴史のあるレガシーな企業を経験させていただきました。業界の成長性を考えるとこの先、どうなっていくかもある程度は予想がつきます。しかし「AIスタートアップ企業」はまったく予想ができません。そこは魅力的でしたが、仕事だけの生活に疑問を感じてしまったんです。

AIに携わる企業でも、もっと無理なく、のびのびと働ける環境があるはずだと思って、転職活動をスタート。スカウトメールを通じて偶然APTOを知り、面接を経て入社を決めました。

ーーなぜ同じようなAI系のスタートアップであるAPTOを選んだのでしょうか?

ハードワークをし続けてきたこれまでだったため、働き方にも注目してみようとなり転職活動をしていました。ただ、AI領域やスタートアップへの思いも捨てきれておらず、、、。そんな時にAPTOに出会ったのですが、面接中にこれまでの働き方などを相談した際に、経営メンバー2人とも働き方にはこだわっているというお話をいただき、実際にかなりフレキシブルな働き方をされていてこれまでのスタートアップの懸念が払拭されたことがきっかけでした。

またこれは個人的なイメージにすぎないのですが、AI領域のトップの方々は少し変わっているイメージで、常に未来だけを見据え、走り続けている方々が多いイメージだったのですが、経営メンバー2人とも地に足の着いたイメージを感じ、人としての安心感があったことも覚えています。

様々な懸念が払拭され、なおかつまたAI領域のスタートアップで新たなチャレンジができると理解できたためAPTOへの入社を決めました。

他のスタートアップにはない、ホワイトな働き方と風通しの良い社風

ーー現在の仕事内容について教えてください。

現在はフィールドセールスとカスタマーサクセスに関わる業務に対応しています。商談はもちろん、クライアントとのご契約後の連携まで実施しています。既存クライアントへのご連絡や受注後の納品までの管理まで実施しており、クライアントからの声を直接伺う「最初の窓口」として、コミュニケーションをとっています。

ーー実際に働いてみていかがでしたか?

入社前は「働きやすい環境だろうか」「一緒に働く社員はどんな人だろうか」と、少し不安になったこともありました。面接時に働き方の懸念は払拭されていると理解している一方で、最先端のAIに関する仕事でなおかつ10名にも満たないスタートアップなので実態は、、、と気になることも。

ところが、本当にみなさんフルリモートでなおかつフレキシブルで自由な働きをしていたため驚きました。定時で上がる時も多く、どんなに遅くても20時には切り上げることができています。

人間関係もとても風通しが良くて質問もしやすく、心配いりませんでした。先輩社員が自然にフォローしてくれることも多く、困ることもなく、すぐに現場に慣れました。

代表の高品とも毎日話す機会があり、今日の体調や仕事での困りごとなどについて細やかにヒアリングしてくれます。弊社はフルリモート勤務で、従業員は10名以下。そのため毎日「朝会」を開いてコミュニケーションしやすい仕組みを作っています。案件の進捗状況の報告が中心ですね。退勤前にもミーティングがあり、そちらは業務の相談・壁打ちに使うことが多いです。

チャットも有効に活用して同じオフィス内にいなくても、問題なく稼働できるようになっています。子育てとの両立をしている社員も少なくなく、すぐに誰かがサポートに入れるような体制が作られていることにも驚きました。

ーーCSの仕事の魅力は何でしょうか?

弊社のCSはさらに製品単価を上げるアップセルの提案や、別の製品と組み合わせて提案するクロスセルにもチャレンジできます。ポジションに関係なく、自由に試しながら提案力が伸ばせるところは魅力です。入社半年で50案件ほど担当するCSもいて、希望と適性に応じてスキルアップできる環境があります。

さらに今後は英語を使って活躍できる場面も増えていきそうです。最近ではアメリカとの取引実績も増えています。私もチャットなどでやり取りをしましたが、これからまた英語力が活かせると思うと楽しみです。

AIに関わることで社会に貢献している実感を味わう日々

ーー事業を通じて「社会に貢献している」と感じることはありますか?

弊社が展開している「データ収集・アノテーション」は、AI開発および機械学習に欠かせません。精度の高いAI開発には、今現在必ずといっていいほど教師データが必要になります。AIを社会に実装して、社会課題の解決につなげられるかどうか、その第一歩は「高品質なデータの収集とアノテーション」が鍵を握っています。そういう意味では、社会貢献に直結しているといつも感じていますね。AI開発のインフラを担っている自負があります。

ーー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

AIは日々新しい技術が発見される分野です。基礎知識はもちろん必要ですが、「ほぼすべての人類が未経験の分野」だと言えます。好奇心があって、どんどん面白いアイデアが浮かぶ方や何でも学ぼうとする姿勢をお持ちの方ならば、弊社で活躍できると思います。ぜひお気軽にご応募くださいませ。

株式会社APTOでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社APTOからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?