日本の資金を、世界のインパクトへ。7社合同ウェビナーに登壇!
こんにちは!
Global Mobility Service株式会社(GMS)の広報担当です🔔
5月11日(月)、GMSはインパクト志向金融宣言の署名機関として、7社合同ウェビナーに参加しました!
今回のテーマは、海外におけるインパクト投融資の実践。
クラウドファンディング、FinTech、グローバルサウス向けベンチャーキャピタル、社会的投資、インパクト可視化サービスなど、さまざまな形で「金融」と「社会課題」に向き合う企業・団体が集まりました。
GMSからは、代表取締役社長 CEOの中島が登壇。
モビリティファイナンスを通じて、これまで金融につながりにくかった方々にどう機会を届けてきたのか、そしてこれからの金融にどんな可能性があるのかをお話ししました。
今回の記事では、ウェビナーの内容と、GMSが大切にしている「金融包摂」への想いをお届けします!
海外のインパクト創出に、日本の資金をどう届けるか
今回のウェビナーでは、主に海外をフィールドにインパクト投融資を展開している7社が登壇しました。
登壇したのは、ARUN Seed、インパクトサークル、UNLEASH Capital Partners、GMS、Saison International、バンカーズ・クラウドクレジット・ファンディング、ミュージックセキュリティーズの皆さま。
それぞれの事業領域は異なりますが、共通しているのは、
金融を通じて、社会に前向きな変化を生み出そうとしていることです。
ウェビナーでは、各社の事業紹介に加え、
「日本の資金をより多く海外のインパクト創出に向けるには?」
というテーマでパネルディスカッションも行われました。
“頑張る人”が取り残されているのは、もったいない
中島の話の中で印象的だったのは、「地域で頑張っている方、各国で頑張っている方々を取り残しておくのは、あまりにももったいない」という言葉でした。
世界には、車を買いたくても買えない人が約13億人いると言われています。日本でも、同じような状況にある方が約290万人います。でも、それは決して「努力していないから」ではありません。
たとえば、日本の地域を支えている外国人労働者の方。
働く意思があり、地域の産業を支えているにもかかわらず、ローンが使えず、移動手段が限られてしまうことがあります。
あるいは、シングルペアレントの方。
もっと遠くまで働きに行きたくても、子育てや移動の制約によって、選べる仕事が限られてしまうことがあります。
「働きたい」
「生活を前に進めたい」
「もっと挑戦したい」
そう思っている人たちに、必要な移動手段や金融が届いていない。
GMSは、そこに大きな社会課題があると考えています。
モビリティを通じて、信用をつくる
GMSが取り組んでいるのは、単に車やバイクを提供することではありません。
車両の遠隔起動制御デバイスと、モビリティデータを活用することで、これまでローンやリースを利用しにくかった方々にも、金融サービスを届ける仕組みをつくっています。
たとえば、ローンの支払いが確認できない場合には、遠隔で安全に車両を使えない状態にする。入金が確認できれば、再び使えるようにする。この仕組みによって、金融機関にとってのリスクを抑えながら、利用者には車両を使って働く機会を提供することができます。
つまりGMSは、
「信用がないから貸せない」ではなく、データと仕組みで信用をつくる
ことに挑戦しています。
現在、GMSのデバイスはグローバルで約3,200車種に対応してきました。これまでに34万件の申し込みを受け、15億km分の走行データも蓄積しています。そして、GMSのサービスを利用した方々の追加的な可処分所得は、これまでに37億円分にのぼります。
これは、単なる数字ではありません。
移動手段を得たことで、働く選択肢が広がった人がいる。
収入が増え、生活を前に進められた人がいる。
その積み重ねが、GMSの社会的インパクトです。
金融包摂は、単なる社会貢献ではない
中島は今回のウェビナーで、
「金融包摂は、未来の金融インフラになる」
とも話しました。
金融包摂という言葉は、ともすると“社会貢献”のように聞こえるかもしれません。
でもGMSが目指しているのは、寄付や一時的な支援ではありません。
社会課題を解決しながら、事業としても成立するモデルをつくることです。
これまで金融が届きにくかった方々に、働くためのモビリティを届ける。
その人たちが収入を得る。
返済実績や利用データが蓄積される。
そのデータが、新たな信用になる。
そしてまた次の機会につながっていく。
そんな循環をつくることができれば、金融はもっと多くの人の可能性を広げるインフラになるはずです。
日本の金融は、もっと挑戦者を支えられるはず
パネルディスカッションでは、日本の金融機関がリスクを取りづらい状況についても議論がありました。
中島は、
「頑張る人が評価されないのは、おかしい」
と語りました。
もちろん、金融機関がリスクを見ることは大切です。
ただ、リスクを避ける仕組みだけが強くなりすぎると、本来支えられるはずの挑戦者まで機会を失ってしまいます。
だからこそ、金融機関には「リスクを見る存在」であると同時に、
挑戦者を支えるインフラであってほしい。
GMSのようにデータや技術を持つ企業と、志ある金融機関が一緒に取り組めば、これまで届かなかった金融を届けられる可能性があります。
「この地域を、このままにしてはいけない」
「この人たちの挑戦を支えたい」
「社会を一歩前に進めたい」
そんな思いを持つ人たちと肩を組みながら、仕組みをつくっていく。
それが、これからの金融に求められている姿なのかもしれません。
GMSで働くということ
今回のウェビナーを通じて改めて感じたのは、GMSの仕事は、技術だけでも、金融だけでも完結しないということです。
現場にある課題を見つめる。
データを活用して、新しい信用の形をつくる。
金融機関やパートナーと連携する。
そして、実際に社会の中で使われる仕組みにしていく。
GMSの仕事は、そのすべてをつなぐ仕事です。
だからこそ、難しさもあります。
でも同時に、社会に本当に必要とされる仕組みを、自分たちの手でつくっていける面白さがあります。
国や地域を越えて、
金融とモビリティをつなぎ、
データと人の可能性をつなぎ、
“頑張る人”が正しく評価される社会をつくっていく。
そんな挑戦に向き合っているのが、GMSです。
最後に
今回の7社合同ウェビナーは、インパクト志向金融の最前線で挑戦する皆さまと、これからの金融の可能性について考える貴重な機会となりました。
GMSはこれからも、モビリティデータと遠隔起動制御技術を活用しながら、これまで金融が届きにくかった方々に、新しい機会を届ける仕組みづくりに挑戦していきます。
金融は、もっと人の可能性を広げられる。
そして、社会を前に進める力になれる。
その可能性を信じて、GMSはこれからも一歩ずつ、社会実装を進めていきます!