なにをやっているのか
児童発達支援・放課後等デイサービス のびの木 は、発達障がいのある子供を運動で根気良くサポートする療育施設です。
体を動かすことで、脳を刺激し、社会適応を目指す『障がい児専門体操塾』のノウハウを導入し、発達心理学を根幹に据え、運動を中心に、身体能力の向上と社会適応を目指した療育を行っていきます。
なぜやるのか
「発達障がい」は誤解されやすい発達の「つまづき」です。
この誤解により、社会適応ができない児童は多くおります。
この児童たちをサポートできる場を提供しよう!!
という理念のもと私たちは、『児童発達支援・放課後等ディサービス のびの木』を立ち上げました。
市区町村との連携、学術的な知見を導入する為大学との連携を行い、産官学連携し事業を進めております。
どうやっているのか
発達性協調運動障害(DCD:Developmental Coordination Disorder)
筋肉や神経、視覚・聴覚などに異常がないにもかかわらず、「ボールを蹴る」「字を書く」などの協調運動に困難を呈する障害で、発達障害の類型の一つとされています。
自閉症やADHD、学習障害などと併発するケースも多く、学齢期には「不器用な子」「運動が苦手な子」として見られ、学業成績に影響を及ぼしやすく、同世代の子どもとの遊びにもついていけない、といった社会的な困難も生じやすいことがあります。
残念ながら日本での認知度は低く、専門家からも脳の機能障害と理解されにくいため、「練習が足りない」「怠けている」「繰り返せば出来るようになる」と反復練習をさせがちです。結果、挫折感や屈辱感を与え、本人の自尊感情が大きく損なわれるという問題も発生しています。
対応で確立されたものはまだありませんが、トレーニング方法の概念として「課題指向型アプローチ」というものがあり、これまでは「正常な運動パターン」に近づけることを主目的としていたものを、まずどんな形でも良いから「結果」を求め、そのための課題をクリアしてから、本人に適した運動パターンを獲得していくというものです。