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「移動販売のたこやき店を70店舗の美容室の会社に成長させた、たったひとつの法則」

「移動販売のたこやき店を70店舗の美容室の会社に成長させた、たったひとつの法則」

皆さんこんにちは。中野です。僕は最初、車でたこ焼きを売るところからスタートしています。移動販売のたこ焼き屋⇒居酒屋⇒美容室 という経歴です。44歳になったばかりですが、振りかえって考えてみて、その中で影響が大きかったなと思う考え方というか法則みたいなものがあります。今から20年ぐらい前なんですが、たこ焼き屋を始める前に、1冊の本に出会いました。バブルで一度は痛い目にあったけど、そこから復活した経営者20人ぐらいのグループが作った本なんですが、その本にはいろいろな経営の考え方とか、格言とか法則とかが書かれていました。その中で、これまで僕自身もいろいろ経験して、また周りの経営者とかも見てきて、これは間違いじゃないと思う法則が一つだけあって、今日はそれを皆さんに紹介しようと思います。それは

「何もないやつは力のあるやつに使われる、

力のあるやつは頭のいい奴に使われる、

頭のいい奴は金のあるやつに使われる、

しかし

金のあるやつは夢のあるやつに使われる」

という法則です。

よく自分で商売をするときに資金があればとか言う人がいますが

資金なんか必要ない。健全な夢をもっていれば人もお金も集まるし、大事なのは人を動かせる夢があるかないかという法則です。

僕は最初お金が全然なかったので、この法則を、起業したいと周りに言っているけどいつまでたっても実現しない自分を慰めるために自分に言い聞かせていました。

そして、たこ焼き屋から居酒屋をはじめて、まったくうまくいかなくて、自分よりうまくいっている周りの経営者たちと自分が何が違うんだろう?何が劣っているんだろう?とずっと悩んでいたときに、また、この法則を思いだしました。

当時の僕は、家賃を払うため、酒屋の支払いをするため、丸井のローンを払うために朝から深夜まで働いていました。周りを動かす夢なんて少しもありませんでした。

人が自分の周りから離れていったのも、僕が理想を追っていない時期でした。

自分を見つめなおして、僕は少し冷静さを取りもどしました。

夢ってなんだったっけって、そこから考えなおして、それってお客さんが求めてんの?とかスタッフもそれ一緒にやりたいとか、面白そうって思ってくれんの?とかそういうふうに考えるようになって、ちゃんと法則を意識して経営するようになったあたりから少しずつ業績がよくなっていきました。

そして、現在、美容室は70店舗以上になりました。

ここで、改めて、みんなに聞いてみたいのですが、

「うちのお店がお客さんにやろうとしていることや、やっていることってお客様が求めていることで、みんなでやってみたいとか面白そうとか、それに向かって努力したいって思えること?」

法則通りにこれからもやるのなら、ここを再確認しないといけないと最近感じます。Mirrorballは創業してもう13年がたち、オープンして10年以上の店も数多くあります。当初はお客さんに求められていたコンセプトだったけど今は違うかもしれないし、世の中も今と当時では全く違ってきています。お客様に提供しているサービスも、スタッフも最初は望んでいたかもしれないけど今は少し違ってきてると思っているかもしれません。

美容に関わる美容師やアイリスト、ネイリストは、お客様を綺麗にすることで、その人を今までよりも高いところへ導くことができる存在です。高いところに引き上げることでお客様の見えていた景色を変えることもできます。

Mirrorballにはいろいろなブランドがありますが、共通する私たちの使命は、お客様を今よりも高いところに引き上げて、お客様の世界を変えるお手伝いをすることです。

また、お店は美容師とお客様が高みに登るための階段のようなもので、スタッフにとっても、新しい世界へつながる成長の階段であるべきだと思っています。Mirrorballがお客様にとってもスタッフにとっても最高の階段になるようみんなでがんばっていきましょう。

株式会社MIRRORBALL 代表取締役 中野剛志

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