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「裁量」と「プロフェッショナルとしての信頼感」 キャリア採用の20代が、東京海上グループで実感する活躍・成長機会とは

「東京海上グループで働く」と聞き、20代から30代前半の皆さんは、どのようなイメージを持たれますか?
2021年に東京海上日動に転職してきたばかりの20代後半の2人の社員に、「東京海上グループで働くキャリア採用の20代人材のリアル」について語ってもらいます。


会社のためにではなく、世の中のために何ができるか。転職後に実感した保険会社の存在意義。

― 本日はよろしくお願いします。まずはお二人が東京海上日動への転職を決めた理由や経緯について教えてください。

岡田さん(28歳)
前職は大手広告会社で、データを活用したマーケティング業務を担当。現在はデジタルイノベーション部にて同業務を担当するほか、代理店や営業に対するデジタル活用推進、研修プログラムの企画・運営、兼講師も担当している。

岡田:私は転職活動にあたって、企業や業界軸ではなく、自身のこれまでの知見を生かせるような職種を軸に転職先を探していました。東京海上日動については、たまたま友人が在職していることを知り、仕事の話などを聞くうちに候補に入ってきた形ですね。

入社を決めた理由は主に2つで、1つは、金融業界はデジタル面ではかなり遅れているイメージがあった分、大きな伸びしろを残しており、非常に高いポテンシャルを感じられたこと。もう1つは、事業会社特有の「自分の手で変えていけそう」という空気感でした。広告代理店の場合、どうしてもクライアントへの提案ありきで、全ては相手の採択次第になってしまいます。一方、事業会社の場合は、実施まで決定権があり自ら動いていくことができるので「転職先は事業会社にしよう」と決めて活動していました。


宮村さん(29歳)
前職は大手自動車メーカーで、事業戦略や商品企画などを担当。現在はdX推進部 ビジネスデザイン室にて、自動車を含めたモビリティ領域の戦略企画や新事業企画を担当している。

宮村:私の場合、新卒で自動車メーカーに就社し、重厚長大な製造業の巨大戦艦の中で、幸いにも若手時代から企画の仕事に携わらせていただきましたが、社内での意思決定や舵取りの権限を持つためには、まだまだ遥かに長く深く太いキャリア形成が必要でした。

新卒で好きで入った会社だったので、転職する腹積もりは毛頭なく、愛着のあるメーカーでの一本道を、意を決して歩いていくつもりでしたが、ときどき他の業界や会社に目をやると、隣の芝が青く感じることもあり、辛いときの心の慰め程度に、転職スカウトのサービスに登録していました。その中で東京海上日動からのオファーがあり、少し関心を持ったので、カジュアルな面談の機会を頂きました。

もともと損保自体が、自動車業界とは近しい領域で隣り合っていることもあり、「モビリティの領域で、従来の自動車保険には留まらない新しいソリューションを創り出し、保険事業を再定義していく」、というミッションに、やりがいや面白さを感じて転職を決意しました。


― お二人ともキャリアで初めての転職だったわけですが、転職後のギャップや違和感などはいかがですか?

宮村:正直なところ、損保会社にはあまり良いイメージを持っていませんでした(笑)。営業がパワフルな分、悪い表現をすると、成果を上げるためにおべっかを使わざるを得ない、といった安直な印象でしょうか。それが入社後、良い意味でイメージが変わったというか、心構えを正されることになりました。

「保険というものが、なぜ世の中において必要なのか」「東京海上日動の保険業を通して、どのようなお役立ちができるのか」、そういったことを日頃から真剣に考える場面が多く、会社や保険業の存在意義についてのマインドセットを、入社後に改め直すことができましたね。私自身も、「東京海上グループのために」ではなく、「東京海上グループと一緒に」、世の中に対してどんな貢献ができるだろうか、という視点で物事を考えるようになりました。

岡田:私も少し似ている部分があるかもしれません。保険業界はお堅いというか、全てにマニュアルがあり、それに従って業務をするというイメージが強かったのですが、特にこのデジタル部門においては、自分で仕事をつくっていけることが意外でした。

東京海上日動に入社後、「自分がどうしていきたいか・どうしていくべきか」を問う仕事の進め方へと変わっていきました。「こういうことをやりたい」という発言をすると、「それを実現するためにはどうしたらいいか」という思考の皆さんが集まっているので、プラスのギャップがありました。それに、サポートが凄く手厚いというか、面倒見のいい人が集まっているなぁと。最初はやっぱりわからないことが多くて、「こんな社内ルールがあるのか!」と驚いたこともありましたが、そういった部分もとても丁寧に教えてもらえたので、安心して環境に溶け込むことができました。

驚くほどの「裁量」と「コミュニケーション機会」の提供が、自分の成長を促進してくれる。

― お二人ともまだ20代後半ということで、東京海上日動の中では比較的若い層になるかと思います。伝統的な日系の企業ですと、裁量がほとんど無い、周囲とのコミュニケーションが難しいというイメージも強いですが、そのあたりはいかがでしょうか。

宮村:裁量がない、と不満に感じたことはほとんどないですね。仕事全般について「任せてもらっている」と感じる場面が多くあります。また、年齢に関わらずキャリア採用である以上、出身業界のプロフェッショナルとして経験を買ってくれている、尊重してもらっている部分も、ことあるごとに感じています。嬉しいリスペクトでもあり、結構なプレッシャーでもあり(笑)。良い緊張感で仕事をさせてもらっていますね。

岡田:わかります!私も、プロとして迎え入れてくれていると感じる機会が多いです。「この分野に関しては任せた!」みたいな雰囲気がすごくあるというか、それが常なので。そういう意味で、やりやすさがある一方、プレッシャーとの天秤でもあります(笑)。

自分で「やりたい」と言ったことがやらせてもらえる環境なので、チャレンジをしたい人には本当に良い風土だなと思います。逆に、ルーティーンワークが好きな人には向かないだろうなと。そう思えるぐらいの裁量が与えられていますね。

宮村:社内でのコミュニケーションも取りやすいですよね。その面での不安はほとんどありません。特にデジタル部門内は、年齢も役職も上下なく全員「さん」付け文化が定着していて、フラットな関係で何気ない話もしやすいです。あと、色んな業界から様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まっているので、普段から話をしていて本当に楽しいですね。明るいコミュニケーションができる下地の環境は、働く上ですごく大きいなと思っています。

岡田:しかもデジタル部門の場合、とにかくコミュニケーションの総量が凄く多いんですよ。各自でインビテーションを送って1on1(1対1のコミュニケーション)をする機会が、日常的にたくさん設けられます。入社時には「まず最初に部の全員と1on1してください」と上司から言われ、前職とのコミュニケーション量の違いに驚きました。体感で3倍ぐらいになりましたね(笑)。

前職は個人商店の集まりという組織構造だったのに対して、東京海上グループはまさにチーム戦。共有会なども、単純な淡々とした業務進捗の報告ではなく「それはどうやったら解決できるだろうね」といった、前に進めるためのアイデア出しを、本当に全員でやったりとかするので。チームで働いている意識がとても強いです。

宮村:強いて課題をあげれば、デジタル部門以外の他の部署や社内の常識が理解しづらい部分ですかね。部門間の関係や組織の成り立ち、役職やポジションや現業部門のキーパーソン、前職では当たり前にわかっていたことで。困ってしまう場面は時々あります。どの会社でも、中途入社では体系的な理解が難しいところだと思うのですが、東京海上グループも大きな会社故に、初見には理解や腹落ちが難解な部分を感じます。役職名についても、いまだに覚えきれていませんし・・・(笑)。

岡田:たしかに、その辺りはわかりにくいですよね(笑)。そこはもともと新卒で入られた方が詳しい領域なので、「こういう話を展開したいのですが、どなたに伺うのが良いでしょうか・・・?」と、聞いて回っています。「任せて!」とつないでくださる方も多いので、良い連携がとれているのではないかなと思っています。


東京海上グループは、若い世代のキャリア採用人材に何をもたらしてくれる会社なのか。

― ワークライフバランス的な部分も働く上では重要になってくると思われます。働き方や働く時間は、以前と比べてどう変化しましたか?

岡田:残業時間はかなり減りましたね。反面、定時内がすごく忙しくなったというか、集中してガッとやるようなスタイルになりました。仕事の密度がとにかく濃くなったように感じています。その分、早く終わって自分の時間が持てるというのはとても良いですね。

実は私、転職のタイミングで一人暮らしを始めたんですよ。前職ではご飯を食べる時間を捻出するのも大変だったので、実家を出たらどうなってしまうのだろう・・・と心配していたのですが、今はこうしてちゃんと生活できています(笑)。

宮村:私も業務時間自体は、ものすごく減りました。一日当たりでも、一週間単位でもメリハリがついて、計画的に時間を使えるようになりました。会社の仕事以外の副業的な仕事にも取り組むことができて、働き方がカラフルになりました。

自由や裁量を与えてもらう一方で、仕事のアウトプットや成果が求められてくるので、その仕込みの時間が限られているのは、良い意味でプレッシャーになっています。私自身、個人的には一日のもっと長い時間を精一杯働きたいというタイプなのですが、一日の就業時間が限られているので、毎日の働き方や時間の使い方を、本質的に意識するようになりましたね。


― それでは最後に、現在転職を検討されている同世代の方、20代後半から30代前半ぐらいまでの方に向け、東京海上グループで働くやりがいや魅力を紹介していただけますか?

宮村:そうですね。保険とは遠く感じていても、何かしらの分野でスキルやマインドを徹底的に深く掘り下げているような人は、東京海上グループで縦横無尽にご活躍されそうです。違う畑で培った経験や育んだ志を活かして、良い意味で違う色を出すとか、新しい輝き方をもたらすとか、単なる転職ではなく、異業種からの転業というチャレンジには、絶好の舞台になるんじゃないかと思いますね。

私自身、東京海上日動という保険会社で働いてみて、世のため人のために何ができるだろうか、と主体性を持って考えながら働くことができているところが、一番のやりがいであり、その心意気を仰々しいものと馬鹿にせず、一緒になって取り組むことができる仲間が数多く集まっているのが、この会社の魅力だと感じています。

岡田:「“これがやりたい”が実現できる会社」だと感じています。ここが一番のやりがいですね。特にデジタル部門に関しては、全社を引っ張っていくというと大袈裟かもしれないですが、そういった志で働いている人たちが集まっているように思います。「会社に貢献したい」というよりは、「会社を活用して、社会を変えたい」という気持ちで働ける場所というか。なんだか金融らしくない会社だなって思います(笑)。

あと女性の場合、どうしても産休・育休といったライフイベントとキャリアの問題が絡んでしまうと思うのですが、東京海上グループでは産休中のサポートも手厚いと聞いています。金融業界では、産休などから復職したらポストがなくなっていたというお話もよく聞くのですが、誰もが平等に、キャリアアップを目指して働いていくことが可能という意味でも、魅力ある会社だと思います。

― お二人のおかげで、若い世代の方が東京海上グループで働くイメージが、よく伝わってきました。本日はありがとうございました!

>>東京海上グループ<デジタル部門>の詳細はこちら

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