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【社員インタビュー Vol.14】Web広告業界にいたAIエンジニアが製造業向けサービスに転向したワケ

2022年4月にAIエンジニアとして萬田暁さんが入社しました!

▼萬田暁(まんだ・あきら)
2017年に株式会社ガラパゴスに入社し、画像処理をメインにした機械学習およびAWSでのソフトウェア設計開発に約4年半従事した。OpenCV等を用いた画像処理やGCP, Azureを用いたモデルの構築と出力モデルをAWS上で推論させることなどを得意としている。2022年4月より株式会社アダコテックにエンジニアとして入社。

広告分析のAIエンジニアから製造業向けサービスの業界へ転向された萬田さん。入社までの経緯をお聞きしました!

ーーーアダコテックにジョインするまでの経歴を簡単に教えてください

前職はアダコテックと同じくITベンチャーで、2017年7月に入社しました。 入社した時に配属されたのはメンバーが自分を入れて3人という小規模な社長直下のプロジェクトで、ロゴデザイン のAIによる自動生成を目指していました。

ーーーAIやDeepLearningの技術を期待されての入社だったのですか?

大学院時代にデータ分析には従事していたのですが、本格的な深層学習を手掛けた経験はなかったですね。 入社後は論文を読んでよさそうな手法を探したりで、完全に手探り状態で進めていました。チームの他のメンバーも 機械学習の専門家というわけではなかったので、プロジェクト全体的に実戦で身に着けていこうという気風でした。 それ自体は自分の好みとマッチしていたのでやりがいは非常にありました。

ーーー手探り状態という言葉から大変さが滲みますが、どれくらい続いたのですか?

ロゴ自動生成のプロジェクトは2年ほどでクローズしてしまいました。その後は社内の別プロジェクトの広告画像データの分析業務にアサインされました。一例としては、広告の画像内で人目を引く(目立つ)箇所をヒートマップで可視化するというものがありました。純粋な機械学習の技術に携わるだけでなく、作成した機械学習モデルを社内で使えるようにクラウド上で展開したりするために、AWSなどのクラウドサービスに触れるようになりました。

ーーーそこでも実戦経験を積みながらのスキル獲得なのですね

そうですね、業務に必要な知識・スキルを実戦で身に着けていくということが日常的でした。必要になったところから 必要な分だけ身に着けていくというプロセスが自分には合っていたようです。 業務で開発していたプロダクトが社内向けだったということもあり、技術選定や構成もかなり冒険できて、かなり刺激的でしたね。

ーーー興味とマッチしていた環境から、転職しようと思うようになったきっかけは何だったんですか?

業務上で取り扱うデータの性質によるところが大きかったです。試したい手法は様々あれど時間的制約で諦めたり、棚上げにすることも多かったのが要因の一つです。技術的にやれることも増えてきて、腰を据えた分析・開発がしたいと思うようになっていました。

ーーー転職活動をする上での方針はどんなものだったんですか?

最初はあまり強く意識していたわけではないですが、様々な企業と面談していく中で、「コアになる技術が自社にあること」が自分の中で重要な指針になっていきました。そのような観点からアダコテックは、産業技術総合研究所から端を発する企業でHLACという特許技術を持っている、しかもその技術は所謂深層学習のように大量のラベル付きデータが要らないというのが非常に魅力的に感じました。 私自身も業務で深層学習を扱ううえでラベル付きデータをどう入手するか、という部分に壁を感じていたので、そこに興味を引かれました。 またこれは完全に余談ですが、私の父が長年自動車業界で働いていたので、アダコテックがHLACという技術で製造業の検査の自動化を実現しようとしていることに勝手に親近感を覚えていました。

ーーーアダコテックを知ったきっかけや入社の決め手はなんだったのでしょう?

実は転職活動を始めたタイミングで一番最初にアプローチがあったのがアダコテックでした。 最初は広く色々な会社の話を聞いてみようと思っていたのですが、その時からスカウト文から熱意が伝わってきていました。 ジョイン後はこういう場面で活躍してほしい、というのがクリアに伝わってきたことを覚えています。 その後様々カジュアル面談や面接をしていったのですが、アダコテックにジョインしたいという思いが強くなったのは、技術課題を実際にオフィスで半日かけて解く1dayインターンですね。他社の選考でも実技テストのようなものはあったんですが、1dayインターンでは実際の業務にほぼ近い形で選考が行われるというのがユニークでした。入社後の実業務の雰囲気だったり、自分の能力が活かせるかとモヤモヤ思っていたことがスッキリしました。 また選考の過程で代表の河邑さんとCTOの伊藤さんから、気さくに「VC(ベンチャーキャピタル)の方とも面談してみますか?」と持ちかけていただいて、 実際にすぐに面談を組んでもらえたのも得難い経験でした。アダコテックというベンチャー企業にVCの方がどんなことを期待して、どういう未来を描いているのか、直接聞くことができて入社への思いが強くなりました

ーーー入社後に感じた、入社前とのギャップはありましたか?

入社後のギャップというのはあまり感じませんでしたね。今いるメンバーは皆強みを持っており、それが上手く組み合わされているプロフェッショナルなチームという印象です。早く私の強みも知ってもらってよりチームとしてのパフォーマンスが上がるように日々勤しんでいます。

ーーー最後に、これからどのような人と働いていきたいと思われますか?

アダコテックに相談が持ち込まれる案件は、既にお客様も色々苦労した上で相談を持ち掛けられているものが多いです。 なので一筋縄ではいかないチャレンジングな課題も多くあります。 そんな時に、私自身は答えのない課題に対して前向きにアタックしていくという姿勢が大事だなと感じています。 HLACをただ適用していくだけではなく新たな手法・技術の開発も同時進行でやっているので、答えのない問いにチャレンジするのが好き、 現状に満足せずにより良い方策の探求が好きだという方と是非一緒にお仕事していきたいなと思います。興味のある方には是非エントリーしていただきたいと思います!

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