キャリアアドバイザー・山田将ノ介さんが語る、“感情が動いた瞬間”のキャリア選択
■入社1年、チームを率いるキャリアアドバイザー
ジョブパレットでキャリアアドバイザーとして働く山田将ノ介さん。
入社してわずか1年あまりで、3名のマネジメントを任されるチームリーダーに。
会社の運営方針や方針決定にも携わる存在となっている。
■「野球が下手な人とは話さなかった」── 少年時代の素顔
山田:
幼少期は、めちゃくちゃ人見知りでした。
5歳から野球をやっていたんですが、「野球が下手な人と話す理由がない」と思ってたくらい(笑)。
完全に野球一筋で、大学の引退まで16年間やってました。
ポジションは、高校まではショートとセカンド。大学ではピッチャーです。
野球が強い大学しか受験しなかったので、もう人生の中心は野球でしたね。
■「人見知りって、マインドの問題じゃない?」── 自分を変えた一言
人見知りを克服したのは中学卒業の頃。
テレビで「人見知りはマインドの問題」と言っている番組を見て、
「自分で決めつけてただけかも」と思ったのがきっかけだった。
翌日から地元のおじいちゃん・おばあちゃんに「おはよう」と声をかける練習を始めたという。
「最初はハードルが低かったんですよ。でも、だんだん誰にでも挨拶できるようになって、人見知りが消えたんです。」
■大学時代のハードワーク。「休みなんて、ほぼなかった」
大学時代は朝カフェでアルバイト、昼は授業と部活、夜は居酒屋勤務。
「完全オフの日なんて、大学4年間でほぼゼロでした。」
今でこそ「趣味の時間を大切にしている」と語るが、その裏には“やり切る”習慣が染みついている。
ちなみに現在の趣味はポーカー。
「プロポーカープレイヤー(PPP)を目指してるんです(笑)」
休日はトーナメントに参加したり、同僚の富田さんと一緒に会場で顔を合わせることもあるそうだ。
■新卒ではなく「営業代行」からキャリアをスタート
「僕、実は新卒でどこにも就職してないんです。」
大学在学中から営業代行をしており、そのまま個人事業主として独立。
その後、友人の紹介で広告代理店に入り、マーケターとしてのキャリアをスタートした。
「営業代行で培った力を活かして広告業界に入れたのは大きかったですね。
社会人としての最初のターニングポイントでした。」
■人材業界へ──「“無形商材で勝負したい”と思った」
広告代理店から人材業界に転職したのは、ある“先輩”の存在がきっかけだった。
当時の職場で一つ上の先輩が独立し、コーチングと人材紹介の会社を立ち上げていた。
「その先輩のコーチングを受けたときに、『お前、本当にやりたいことないよな?』って言われて(笑)
改めて自分の将来を考えたんです。」
結果、「無形商材で、高単価かつ自分の頭で勝負できる仕事をしたい」と考え、キャリアアドバイザーを志すことに。
「軸はぶれてないですね。最終的には“起業のためのスキルを身につける”という目的があるので。」
■“経営者一家”に育った影響
起業志向の原点を尋ねると、「中学生の頃から起業したいと思ってた」と即答。
理由を聞くと、家庭環境にそのヒントがあった。
「父が中学生の頃に起業して、親戚もみんな社長なんですよ(笑)。
正月は“お年玉をもらう前に1年の抱負と目標を発表する”という家のルールがあって。
納得してもらえないと、お年玉がもらえないんです(笑)」
その経験が、“人前で話す胆力”を育てたという。
「当時は理不尽だと思ってたけど、今思うと、あれがプレゼンの練習になってたかもしれませんね。」
■ジョブパレットとの出会い──「ムカついて、泣いた。それがきっかけ」
ジョブパレットを知ったのは、前職の同僚経由。
「当時から社長(種田)に“いつか絶対うちに来ると思う”って言われ続けてました。」
そしてある日、マネジメント会議の動画が誤送信されてきた。
その中で、当時の上司が山田さんに対して厳しい言葉を投げかけていた。
「『何言ってんねん』って腹が立って、泣きました。
高校野球の引退以来、久々に涙が出たんです。
でもそれがフックになって、“この人たちと働こう”って思いました。」
入社を決意した瞬間は、まさに“感情が動いた瞬間”だった。
■入社後の変化──「髪が伸びた。そして、挑戦が増えた」
山田:
まず髪の毛が伸びました(笑)。
ずっと野球部みたいに短髪だったんですけど、社会人5年目あたりから自由になってきましたね。
スキル面では、これまで扱えなかったエンジニア領域の転職支援ができるようになったこと。
さらに、リモートでのマネジメントにも挑戦するようになりました。
「前職では全部対面だったので、オンラインでのモチベーション管理は最初かなり苦戦しましたね。
今は雑談の時間を意識的に作るようにしてます。」
■「リプレイス」を極めた──“音がカチッと鳴る瞬間”
入社後、最も苦労したのは「リプレイス」。
求職者がAしか見えていない状況から、BやCという別の選択肢を提示していくスキルだ。
「最初は何が正解か全く分からなかったですね。
でも、当時の同僚3名の面談録音をすべて聞いて、
自分との違いを洗い出して実践していったんです。」
「カチッ」と歯車が噛み合うように結果が出た瞬間、思わずガッツポーズしたという。
「初めてリプレイスが成功したときは、声が出ましたね。“やった!”って。」
■「親父の会社を超える」──描く未来
「将来的には、自分で会社を立ち上げて父の会社の年商を超えることが目標です。
父の会社が6億ちょっとなので、僕は10億を目指しています。」
そして今は、その夢のための“筋トレ期間”だという。
「この会社で人事も経験させてもらってるので、経営の基礎を吸収できる環境だと思ってます。」
■「迷うくらいなら、まず動け」──転職を考える人へ
最後に、転職を迷っている人へメッセージをお願いした。
山田:
「転職は誰でも迷うと思います。
でも、迷った時こそ“その道のプロ”に相談すべきです。
僕もそうでしたが、『このキャリアアドバイザーなら信頼できる』と思えた瞬間に進めばいい。
情報を集めて、伴走してくれる人と動けば、結果は必ずついてきます。」
■編集後記
「ムカついた」ことがきっかけで会社に入った。
そんなエピソードを笑って話せる山田さんは、まさに“人間臭さ”と“挑戦心”の象徴だ。
論理ではなく、心が動いた瞬間に決断する。
その情熱が、彼のキャリアを大きく動かしている。