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【Buzz日記Vol.5】「治験をより身近なものに」元CRCたちによるIT経験ゼロからのチャレンジ│新入社員インタビュー

Buzzreachの日々を、できる限りオープンに書き綴る「Buzz日記」。
等身大の私たちを様々なテーマで発信することで、共感する方や一緒に働く仲間と出会えたら嬉しいです。

Vol.5

こんにちは!広報の石塚です。

Buzz日記Vol.5では、新入社員インタビューと題して、新しくBuzzreachにジョインいただいたメンバーをご紹介します。今回は9月にジョインしたメンバーのインタビューをお届けします!

全員元CRC*!Buzzreach初の試みである地方拠点採用を行い、仙台と大阪からBuzzreachにジョインいただいた5名の皆さんに、元CRCが感じる治験の課題、今後Buzzreachで実現したいこと等、赤裸々に語っていただきました!

* CRC…治験コーディネーター(Clinical Research Cordinator)。医療機関において、治験責任医師・分担医師の指示のもとに、医療機関と製薬会社、患者さんとの間に立ち、薬の開発試験である治験がスムーズに進むようサポートをおこなう役割


石塚:まず、皆さんはCRC時代にどんな課題や苦労を感じていましたか?

H.S:一人で患者さん60〜70人を担当するような施設に勤めていたのですが、担当する患者さんが多いとその分、薬を飲み忘れてしまう患者さんも多くて*、そのフォローにリソースを割かれてしまっていました。

*治験では正確な試験結果を得るため、治験のスケジュールや注意事項を守り、正しく服薬していただく必要があります。

A.I:私も同じような環境で、飲み忘れがないように前日に個別に電話をかけていましたが、それでも逸脱*は起こるんですよね...。

*逸脱...GCP(治験に係る法律)、プロトコル、その他の規制要件を守らなかったこと

E.N:来院時間を過ぎても来ない方も一定数いて、患者さんに連絡が取りやすいようスマホのショートメッセージなどでも連絡を取っていました。でもそうするとプライベートの時間もなくなっていってしまって。

A.I:私もそうでした。出先でも連絡が来て、パソコンを開いて確認して...ってやっていましたね。

R.K:私も旅行先でもパソコンを持ち歩いていました!

石塚:ドラマなどで目にするCRCとはかけ離れているというか...、CRCの世界の現実を見た気がします...!


石塚:CRC目線での課題を感じていた中、Buzzreachを知ってどう思いましたか?

H.S:最初はニュースで取り上げられていたのがBuzzreachを知ったきっかけでした。先進的なことをされているんだなあという印象でした。入社前に「スタディ・コンシェルジュ*」のお話を聞いていいなと思ったのが、服薬アラート機能と患者さんとコミュニケーションが取れるメッセージ機能。 私自身、CRCの負担を軽減したいという思いがあり、このような機能はCRCの負担軽減に繋がるので、Buzzreachに興味を持ちました。

*スタディ・コンシェルジュ...治験参加者と治験コーディネーターに寄り添うコミュニケーションアプリ https://www.buzzreach.co.jp/lp/msc/

R.K:私はCRCを退職した後、WEBデザインやサイト制作を学んでいたのですが、まさに自分が触れ合ってきたものを掛け合わせた会社だと思い、衝撃的でした。先ほどお話したCRCの課題解決に、CRCとは違う形で携われるというのがいいなと思いました。

E.N:私は臨床検査技師もCRCも両方経験したのですが、自分の今までの業務経験を活かせるというところがいいなと感じています。


石塚:CRC目線での課題をBuzzreachで解決できる、これまでの経験を活かせるかもしれないと感じていただいたと思うのですが、スタートアップへの転職に不安はありませんでしたか?

H.S:スタートアップは自分発信で流れを変えていける、自分の意見を聞いてもらえる、そういった環境があるのではないかと思います。なのでスタートアップだから不安とかそういったことはなく、むしろポジティブに捉えています。

全員:分かる〜!

A.I:不安がなかったといえば嘘になるのですが、元CRCでBuzzreachに入社されていた社員の方のお話を聞いて、抱いていた不安を上回る熱いパッションに魅了されました。

H.S:営業の部分でいうと、施設を開拓しているというお話も聞いて、医療関係者と連携しながら治験業界に貢献できるというところに魅力を感じました。

S.S:私は違うことをやってみたくて。オンコロジー*試験を3年間担当して、CRCはやり切った感があったんですね。CRCの中でも、オンコロジー試験をしっかりできるようになるというのは到達点の一つだと思うんです。ただ、医療資格を持っていないとその先の選択肢が少ないことも気になりました。社内で偉くなるか、違う道に行くか。自分のやりたいことを探したときに「がんと仕事の両立支援」という目標が自分の中で見つかったんです。それが「VOICE*」のお話を聞いたときに繋がったんです。

*オンコロジー...がんや肉腫などの「腫瘍」に関する医学の研究分野

*VOICE Powered by ミライク...自分と同じ悩みを抱える患者さんと繋がる・支え合えるコミュニティ、 コミュニケーションアプリ https://www.voice.miilike.com/

全員:おお〜!

S.S:あと、キャリアコンサルタントという国家資格を持っているので、それを活かして働く人が幸せに働く手伝いがしたいんです。なので、社員が楽しく働けるシステム作りをしたいなって思っています。そのために、将来的には教育・研修にもチャレンジしたいです。やっぱり大きい企業だとチャレンジを受け入れてもらいにくいけど、これからどんどん成長していく企業で働くことに対する満足感を得られる点で、スタートアップがいいなって思っています。


石塚:では、Buzzreachで将来どんなことを叶えていきたいですか?

A.I:自分が治験という新しい選択肢の道標になれるといいと考えているんです。病院って一口に言っても治験のことをよく知らない病院もあって、「治験って人体実験でしょ?」と言われてしまうこともあります。正しい情報と基礎を周りに広めることで、やがて医薬品業界・医療業界が発展していくんじゃないかと思っています。そうすれば、今まで血眼になって薬を探していた人に新たな選択肢を届けられる、そんな世界になっていくんじゃないかなと考えています。

R.K:私はCRCの負担が減るようなシステム作りをしていきたいですね。とにかくアナログ的な業務が多いので、CRCが働きやすくなるような仕組み作りをBuzzreachではやっていけそうでワクワクしています。

E.N:私は治験の知名度を上げていきたいです。私が臨床検査技師をやっていた頃、病院の先生や看護師でも「治験って何?」という方もいらっしゃって、治験関連業務を経験していない限りは治験のことを知る 機会はないよなぁと実感したので、これからは治験をもっと一般的なものにしていきたいですね。


石塚:本日はCRCの現実や課題から、スタートアップへの挑戦、Buzzreachを通じて描く未来などをお話いただきました。皆さんありがとうございました!

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