「また佐藤さんに来てほしい」——お客様に名前で呼ばれるまでの、私の365日
ハウスクリーニングスタッフ 佐藤
こんにちは!株式会社LIFEARCUSの小林です。
今回ご紹介するのは、入社からちょうど1年が経った佐藤さん。高校・専門学校を卒業後、会社員を1年経験。その後はフリーターとして飲食店とコンビニを掛け持ちしながら、「このままでいいのかな」と感じていた時期に、LIFEARCUSの扉を叩きました。
あれから1年。今では富裕層のお客様から「佐藤さんに来てほしい」と名指しで電話予約が入るようになりました。
「自分みたいな人間が、本当にやっていけるのか」——そう不安に思っている方に、ぜひ読んでいただきたいストーリーです。
■ 入社前——「自分にできるのか」という不安
正直に言うと、入社を決めるまでにかなり迷いました。
飲食とコンビニのバイトを掛け持ちしていた自分が、港区や渋谷区の富裕層のお宅に上がって、プロとしてサービスを提供する。そのイメージが、最初は全然湧かなかったんです。
——入社を決めた理由を教えてもらえますか?
「このままフリーターを続けていても、何も変わらないな、って、どこかで気づいていたんだと思います。でも変わりたいけど、何をすればいいかわからなかった。そのとき代表の小林さんの話を聞いて、『技術は全部教える、必要なのは誠実さだけ』という言葉がすごく刺さって。自分にもできるかもしれないと思いました」
「技術より、人柄」。その言葉が、背中を押してくれました。
■ 1ヶ月目——「手取り足取り」が、想像以上だった
入社してすぐに驚いたのは、研修の手厚さでした。
最初の1ヶ月は、必ず先輩スタッフが同行します。道具の使い方、お客様への挨拶の仕方、靴の脱ぎ方、声のトーン——細かいことまで、全部隣で教えてもらえました。
——1ヶ月目で一番印象に残っていることは?
「先輩が『玄関に入る前から、仕事は始まってる』って言ったことです。お客様が窓から見ているかもしれない、だからマンションのエントランスに入った瞬間からプロとして振る舞えと。それを聞いてから、仕事に対する意識が一気に変わりました」
そしてもう一つ、入社前に感じていたことがあります。
「最初は『清掃の仕事って体育会系なのかな』って正直少し構えていたんですが、実際に会ってみたら全然違って。みんな優しくて丁寧で、友達みたいな感覚で話せる人たちだった。この人たちと一緒に働きたいって、面接の段階で思えました」
飲食やコンビニのバイトでも「接客」はあった。でもこの仕事の「接客」は、全然レベルが違うものでした。
■ 2〜3ヶ月目——「グランドメニュー」デビュー
2ヶ月目に入ると、エアコン・浴室・水回りといった「グランドメニュー」の技術習得が始まります。スマホでいつでもマニュアルを確認できるし、わからないことはすぐ先輩に聞ける環境が整っています。
——この時期、技術的に難しかったことはありますか?
「浴室のカビ取りとか、エアコンの分解清掃とか、最初は手順を覚えるのに必死でした。でもやればやるほど、ちゃんと汚れが落ちていくのが目に見えてわかる。それが単純に楽しくて、気づいたら夢中になっていました」
そして3ヶ月が経つころには、グランドメニューの一通りをこなせるようになりました。
■ 4ヶ月目——初めての「一人現場」
4ヶ月目に入ったある日、初めて一人で現場に向かいました。
先輩なしで、富裕層のお宅の玄関を一人で開ける。その瞬間の緊張は、今でも忘れられません。
——初めての一人現場、どうでしたか?
「緊張しすぎて、マンションのエレベーターの中で深呼吸したのを覚えています(笑)。でもお客様が出迎えてくださったとき、にこっと笑ってくれて。それだけで、すっと緊張が解けました。作業が終わって『ありがとう、きれいになったわ』と言ってもらえたとき、本当に来てよかったと思いました」
お客様対応も含めて、自分一人でやり切った。その達成感は、バイトでは味わえなかったものでした。
■ 6ヶ月目——お客様の「生活」が、見えてきた
6ヶ月目になると、新規のお客様を中心に担当するようになります。そしてこの時期から、仕事の「深さ」が変わってきます。
「最初のころは、技術を覚えるのに必死で、会話どころじゃなかった。でも知識がついてくると、だんだん喋れるようになってくるんです。お客様のほうから、お子さんのこと、ご家族のこと、いろんな話をしてくれるようになって」
ある日、お客様から「うちの子、受験が終わったんですよ」という話を聞きました。「そうなんですね!合格できましたか?」と聞いたら、お客様が嬉しそうに「おかげさまで!」と話してくれた。
仕事をしながら、お客様の人生の一コマに関わっている。そう感じた瞬間でした。
飲食の接客経験も、コンビニでの「空気を読む力」も、全部ここで活きていると気づいたのも、この時期でした。
■ 1年後——「佐藤さんに、来てほしい」
入社から1年が経ったある日、事務所に一本の電話が入りました。
「予約したいんですが、前回来てくださった佐藤さんにお願いできますか?」
名前を覚えてくれていた。また来てほしいと思ってくれていた。
「その電話のことを聞いたとき、なんか、泣きそうになりました(笑)。フリーター時代は、お客さんに顔も名前も覚えてもらえない仕事をしていた。それが今は、自分の名前を指定してもらえる仕事になったんです」
お子さんの名前、ワンちゃんの名前。前回の訪問で聞いた話の続き——「その後どうなりましたか?」と聞ける関係が、自然と育まれていきます。お客様の生活を、継続的に支えている実感。それはどんな仕事でも簡単には得られないものです。
■ これから——もっと「できること」を増やしていく
1年目が終わった今、次のステージが見えてきました。
水回り以外のメニュー、コーティング、再生研磨——より高付加価値な技術を身につけることで、お客様に提供できるサービスの幅が広がります。
「正直、1年前の自分には想像もできなかったことが、今は当たり前になっています。この仕事、やめる理由が見当たらないんですよね(笑)」
■ 応募を考えているあなたへ
フリーター時代の自分に、今の状況を教えてあげたい——佐藤さんはそう言います。
「スキルも学歴も関係なかった。必要だったのは、誠実に人と向き合う気持ちだけでした。1ヶ月目は先輩がずっとそばにいてくれるし、マニュアルもある。一人で放り込まれることは絶対にないので、安心してください」
「このままでいいのかな」と感じているなら、まず話だけでも聞きに来てください。
1年後の自分が、今の不安を笑って話せる日がきっと来ます。
編集後記
「また来てほしい」——この一言のために、今日もスタッフたちは都心の現場に向かっています。佐藤さんのように、全く違う場所から飛び込んできた仲間が、LIFEARCUSでは活躍しています。