突然ですが、みなさんご存知でしょうか?
全国には100万軒以上の古民家が残り、それぞれに地域の歴史や記憶が刻まれています。しかし、利活用が進まないまま毎年**約4万棟(4%)**が失われており、それとともに地域の営みや資源も消滅しつつあります。
奈良県内にも歴史的に貴重な古民家が数多く残されています。私たちは、これらを次世代へ継承するため、地方自治体・集落・地域企業と協力し、古民家の活用を通じた事業化を推進しています。
narrativeは、「文化財をまもる、いかす」をミッションに掲げ、宿泊施設や飲食店などへの転用にとどまらず、歴史的価値のある古民家や地域資源を持続可能な「事業」として再生し、地域の物語を紡ぐまちづくりに取り組んでいます。
事業紹介:どのようにやっているのか
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歴史的建造物(古民家)をホテル・レストラン・商店・銭湯・コミュニティスペース・コワーキングスペースなどへ再生し、専門家や金融機関と連携しながら、まちづくりの企画・開発から、事業体の組成、資金調達、事業者誘致まで、一貫して多様な開発手法とバリューチェーンを用いて取り組みます。
我々は、主役が舞台で活躍するための黒子(くろこ)です。その主役は、地域住民であったり、醤油づくりの当主であったり、銭湯の番頭であったり、はたまた地域の食材を表現するシェフであったりします。
今後は、奈良県から羽ばたき、全国的に地域に入り込みながら、古民家が残されていくカタチに活かしていきます。
◇過去のプロジェクト
ー 世界初のSAKE HOTEL ー(https://www.naramachistay.com)
奈良豊澤酒造(奈良市)とともに、未活用状態であった奈良市ならまちの元酒蔵を活用し世界初のSAKE HOTEL「NIPPONIA 奈良 ならまち」を同社とのジョイントベンチャーにて共同で開発しました。清酒発祥の地の奈良にて、日本酒の新たな接点を提案するコンセプトホテルとして、2018年に開業。併設のレストランを含めて、日本酒の新たな表現にチャレンジしています。
ー 泊まれる醤油蔵 ー(https://maruto-shoyu.co.jp)
1689年創業、奈良最古の醤油蔵であった「マルト醤油」を復活しました。マルト醤油は、皇室御用達のお醤油として名高い醤油蔵であった一方で、戦後、満足な材業調達が叶わず、約70年前に醤油事業として閉業してしまいました。先代の孫に当たる木村浩幸が、醤油復興に取り組み中で弊社と出会うことになり、弊社とともに、醤油醸造と泊まれる醤油蔵として再生させました。70年間、醤油蔵に奇跡的に生き残っていた「菌」を活かした奇跡の醤油とともに、お醤油との新たな接点をホテル・レストラン全体で取り組み、ホテルとしては、一休(予約サイト)では高い評価を頂く宿に成長しました。レストランとしても、ミシュランガイド奈良2022~2024年において、持続可能なガストロノミーに対して認定するグリーンスターを3年連続で獲得するに至っております。
【開発秘話】NIPPONIA田原本 マルト醤油ができるまで | 株式会社narrative
ー GOSE SENTO HOTEL ー(https://www.gosemachi.com/)
奈良県御所(ごせ)市にて、古民家銭湯「宝湯」を中心とした「泊・食・湯」分離のまちづくりプロジェクトを立ち上げ、2022年10月「GOSE SENTO HOTEL」として開業しました。修験道の開祖である「役行者」の出生地である御所にて、湯・水でととのうまちづくり事業として、銭湯事業を中心にホテル事業・レストラン事業を複合的に取り組むプロジェクトが進展しています。銭湯という衰退産業を真っ正面から再生させつつ、魅力的な町並みが残る御所市御所町の活性化に取り組んでいます。
グループ全体で、山村集落、城下町、宿場町、商家町、旧酒蔵場などの再生に取り組んできましたが、奈良県内だけでも、若草山・明日香村・吉野町・奥大和全域のプロジェクトが進んでいます。
業務内容:奈良の現場を巡る視察ツアーの魅力
プロジェクトマネージャーの仕事の一つに、全国各地から訪れる視察希望の方々のご案内があります。
まちづくりに関わる企業、地方銀行、鉄道会社、自治体…様々な方が、narrativeの活動や実績に興味を持ち、実際の現場を見に来られます。
奈良県内には、narrativeが携わる施設が5つあります。
- GOSE SENTO HOTEL(御所市)
- narawashi nagaya(橿原市 今井町)
- NIPPONIA 田原本 マルト醤油(橿原市 田原本町)
- NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち(奈良市)
- VILLA COMMUNICO(奈良市)
視察ツアーでは、最も南にある御所市を出発点に、1日かけて北上しながら各施設を巡ります。
視察を通じて深まる事業理解と地域への気づき
視察を行う中で、多くの質問をいただきます。
町の中を歩きながら、町の歴史や産業、人口、行政や周辺の方との関係性についての質問。
レストランでの食事中には、地域食材や来店客の傾向、属性に関する質問。
ホテル案内では、稼働率や改修コスト、建物の歴史など具体的な話題など。
こうした質問に答えるために準備を重ねる中で、町や施設の特性、そして課題が明確になってきます。
営業開始前に、銭湯の中を見学。昔のタイルや建具を活かした造りに驚かれます。
手前でメモを取っているのは入社したばかりの新人プロジェクトマネージャー。
視察に同行し、代表や施設スタッフの話を聞くことで事業理解を深めます。
レストランではスタッフから食材や調理方法の説明を受けながら食事を召し上がっていただくことも。
スタッフは皆さん地元の方。地域に根付き、持続可能な事業となっていることを知っていただきます。
シェフが育てている野菜を見に、施設裏の畑へ。ここで採れた野菜が宿の食事で提供されます。
マルト醤油の当主、木村さんのお話を聞き、醤油絞りに挑戦。
工事中の現場を見ていただくこともあります。完成したものを見るだけではわからない、現場の苦労や工夫などをお伝えします。
会議室で話すのでは生まれないアイデア
まちづくりや観光活性化の取組みは全国各地で行われていますが、地域との摩擦やコスト捻出の課題、人材確保や育成など、様々な壁にあたり、上手くいっているところは多くありません。
まちに活気が戻り、雇用が生まれ、移住してくる人もいる。narrativeが携わってきた地域ではそんな好循環が回り始めています。
この実績やノウハウを、視察に来てくださった方々と共有し、体験として持ち帰ってもらう。時には一日ご一緒する中で、新たな企画話が出ることも。
視察ツアーは出会いと発見、きっかけに満ちています。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
narrativeの視察ツアーやプロジェクトマネージャーの仕事に少しでも興味を持っていただけた方、ぜひ一緒に地域の未来をつくる仲間になりませんか?
私たちと共に、奈良をはじめとする地域で新たな挑戦を始めましょう!エントリーをお待ちしています。
narrativeでは、共に奈良を盛り上げてくれる方を募集しています!
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