こんにちは、Gozioki代表の吉田です。Goziokiでは『〜世界とGET INVOLVED〜』をテーマに掲げ、世界との繋がりを大切にしています。今日は「仕事の選び方」について書いていきたいと思います。

新卒での就活や、転職の活動をする中で、今ひとつ「自分は何をしたいのか？」が分からなくなってしまうような状況はありませんでしょうか？中にはビジョンが明確で、「私がやりたいことはこれです！」「◯◯歳までに、△△を実現します！」と自分が向かうべき方向性をしっかり持っている人もいます。ただそうではない人もいるでしょうし、何よりも私自身が自分の頭の整理を進める過程で悩んだ経験を持っています。

3つの切り口

仕事を選ぶ上で、考えるべき切り口は大きく3つあると思っています。

「やりたいことは何か？」

「得意なことは何か？」

「社会にとって良いことは何か？」

この3つが切り口として正しいのかどうかを考えるに当たっては、その逆を考えてあげると分かりやすいかもしれません。例えば、やりたくもない仕事をして、しかも自分としてはその仕事が苦手で、更にはその仕事は社会に対して悪影響を与えていたとしたら最悪ですよね。

理想的には、上に書いた3つの切り口を同時に満たすことができる仕事があると良いですし、もしもそのような仕事が実際にあれば迷わずそこに飛び込んでいって良いと思います。ただ現実的にはそう簡単にはいかないでしょうから、上に書いた3つというよりは、まずは1つや2つの条件を満たしてくれる仕事から始めても良いかもしれません。「この仕事は必ずしも自分がやりたいこととは合致していないんだけど、でも自分の強みを活かすことができている」、あるいは「必ずしも自分の強みを活かせている訳ではないんだけど、社会に大きく貢献している」といった形で、自分が前向きに仕事に取り組んでいくことができると思います。

やってみないと分からない！

いや、でも「そもそも自分が何をやりたいのかが分からないんだ」という人もいると思います。

「自分がやりたいこと」は一旦忘れて、「得意なこと」「社会にとって良いこと」に目線を移してあげるのはひとつの方法です。あと大事なことは、もしも「自分がやりたいこと」が見つからない場合、ボーッとしていたら、ある日神様が「君のやりたいことはこれだよ」と教えてくれる訳ではないということです。何もしなければ、いつまで経っても「やりたいこと」は見つかりません。そこで重要になってくるのは行動力、「とりあえずやってみよう」の精神です。

「やりたいこと」が見つからないのなら、それを見つけることは諦めて、まずは色々なことに取り組んでみるべきです。その結果として、「あ、これは面白いな」とか、「この種の仕事は全然面白くないな」など気付きがあるはずです。仮にやってみた仕事が全然面白くなかったとしても、「この種の仕事は自分にとって面白くない」ということが分かっただけでも、大変大きな収穫です。「やりたいこと」を見つけるに当たっては、「やりたくないこと」を避けていくという消去法も立派な方法だからです。

生まれながらのスーパースターはいない

「自分がやりたいこと」を見つけるに当たっては、まずは色々と行動してみないと分からないと書きましたが、「自分が得意なこと」についても同じですね。

「まだ社会人経験がないので、自分が得意と言えるようなものがない」という人もいると思います。その通りで、最初から「英語が得意です」「交渉が得意です」「分析が得意です」という人はいません。

ただ色々な仕事に取り組んでみることで、「周りには苦戦している人が多いけど、何気に自分はこういうことは得意なんだな」「自分ではできると思ったけど、これに関してはいつまで経っても上達しないな」と自分自身で得意不得意が見えてきます。

達成しようとしなくても3つの切り口は満たされる

「やりたいことは何か？」

「得意なことは何か？」

「社会にとって良いことは何か？」

この3つがはっきりと見えている人は、これらを軸に仕事を選んでいくと良いと思います。3つを同時に実現することはできないかもしれませんが、自分の中でのこの3つの要素の優先順位を考えながら、自分にとっての最適を追求していくと良いと思います。

自分で「やりたいこと」「得意なこと」が何であるのかがまだ分かっていない人は、まずは勇気をもってどこかの世界に飛び込んでみましょう。そうしたら自ずと「やりたいこと」「得意なこと」が見えてきます。飛び込んでみた世界が楽しければそこに残れば良いですし、飛び込んでみた世界が面白くなければ更に次の冒険へと向かっていけば良いのです。繰り返しになりますが、ボーッとしていたら神様が答えを教えてくれる訳ではないのです。

そして不思議なことに、「行動力」「新しい世界に飛び込む勇気」さえ持っていれば、気が付くといつの間に最初に述べた3つの切り口が全て満たされた状態になります。「やりたくない仕事」をしていても、人間は長続きしないので、自然の摂理でどんどんと「やりたいこと」「得意なこと」「社会にとって良いこと」の方に自分が寄っていってしまうものなのです。

ただ逆に、行動力を持てずにいると、いつまで経っても「やりたいことが見つからない」という悪循環から抜け出せないかもしれません。

Gozioki

世界との繋がりを大切にするGoziokiでは、多様な経験をお持ちの皆様をお待ちしています。必ずしもグローバルな経験である必要はありませんし、これまで働いてきた期間も特に問いません（新卒新人も大歓迎！）。皆様にご自身の価値観を持ち込んでもらえれば、それが必ずやGoziokiにとっての戦力となります。どうぞよろしくお願いいたします！