1
/
5

近未来を予想する「グローバル化3.0」

こんにちは、Gozioki代表の吉田です。Goziokiでは『〜世界とGET INVOLVED〜』をテーマに掲げ、世界との繋がりを大切にしています。今日は「グローバル化3.0」について書いていきたいと思います。

今回書く内容は少し先のことであり、現状をあらわしている訳ではないので、書こうかどうか悩みました。ただし「しっかり時代の先を見越す目を持つ」という意味で、書いても良いかなと最終的には判断しました。

もしもお時間あるようでしたら、先に、現在の日本の状況を示す「グローバル化2.0」について下のリンクから読んでもらいたいと思います。そこで「グローバル化1.0」と「グローバル化2.0」の違いについて説明しています。

https://www.wantedly.com/companies/company_8768885/post_articles/149042

今はまだ「日本人の代わり」を果たす時代

例えば日本のコンビニで外国人が働いていたら、それは「グローバル化2.0」の象徴です。日本人の労働力が不足していて、それを外国人で補っているものになります。つまり、そこでの外国人の役割は「日本人の代わり」となります。

銀座のデパートで中国人の店員が働いていたら、それは「グローバル化3.0」の象徴です。中国人観光客が多く来ることを見越して、中国人の店員を配置している訳なので、その中国人店員は「日本人の代わり」ではありません。元々日本人にはできないような仕事をしているからです。つまり、そこでの外国人の役割は「外国人ならではの強みを発揮すること」となります。

これからしばらく「グローバル化2.0」の時代が続きます。労働力が不足している日本に外国人が多く来て、そしてその外国人たちは「日本人の代わり」を果たしていきます。ただそれがいつまでも続くものとは思っていません。いずれ自動化・機械化の波の中で、仕事自体がなくなっていくからです。

なくなる仕事、なくならない仕事

前にも、別の記事に以下のようなことを書いています。

『外国人が日本人の代わりを果たしている仕事』

=『 国籍を選ばない仕事』

=『日本文化との密着度が相対的に低い仕事』

=『自動化され易い仕事』

=『将来的に人間がやる必要のない仕事』

上のパターンに完全に当てはまるのが「コンビニ店員」です。「コンビニ店員」という仕事は将来なくなって、全て客がセルフで会計・清算する形になるかもしれません。

逆に全く上のパターンに当てはまらないのが「お笑い芸人」です。日本の「お笑い芸人」が全員外国人になってしまうということはないと思います。あるいは、日本の「お笑い芸人」が全員機械に置き換わってしまうということもないと思います。

結局「グローバル化3.0」とは何か?

「つまりは、将来的には機械化・自動化が進むので、人間の仕事が減って、必要となる労働力も減って、外国人も日本でそこまで必要なくなるということ?」と思われる人もいるかもしれませんが、私はそのようには見ていません。

日本人が海外で活躍したり、外国人が多く日本に来たり、グローバリゼーションは今後も続きます。引き続き多くの外国人に日本に来てもらう必要があります。その中で「役割分担」「分業制」といった考え方がますます進んでいくので、外国人に対しては(先ほど銀座の例で述べた通り)「日本人が持っていない強みを活かす」という期待が高まっていきます。

日本人と外国人による「役割分担」の世界、それが日本に於ける「グローバル化3.0」時代であり、「グローバル化2.0」時代(=外国人が日本人の代わりを果たす世界)の次に訪れるものになります。

では「グローバル化3.0」時代に於いて、我々はどのように生きていけば良いのでしょうか。そのことについては、また別の機会の投稿に譲ることといたします。

Gozioki

世界との繋がりを大切にするGoziokiでは、多様な経験をお持ちの皆様をお待ちしています。必ずしもグローバルな経験である必要はありませんし、これまで働いてきた期間も特に問いません。皆様にご自身の価値観を持ち込んでもらえれば、それが必ずやGoziokiにとっての戦力となります。どうぞよろしくお願いいたします!

Gozioki株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング