こんにちは、Gozioki代表の吉田です。Goziokiでは『〜世界とGET INVOLVED〜』をテーマに掲げ、世界との繋がりを大切にしています。今日は「いま世界では何が起きているのか?」の第2弾であります。今回も日本経済新聞社と日本経済研究センター開催の「景気討論会」でのコメント踏まえ、「新型コロナウィルスと世界経済への影響」を見ていきたいと思います。

コロナ危機長期化備え 本社緊急オンライン景気討論会
前回の内容は以下よりご確認いただけます。
いま世界では何が起きているのか?(2020年1月編) | Gozioki株式会社
1.サプライチェーンの分断
新型コロナウィルスが経済に与える影響を考えたとき、「人の動きが止まる」ことが何よりも大打撃であり、これは「サプライチェーンの分断」を意味するものでもある。この状況を踏まえ、WTO(世界貿易機関)は、世界の貿易が今年13%〜32%減少すると予測している。

Trade set to plunge as COVID-19 pandemic upends global economy
またこの先の景気回復に関しては、「SWOOSH RECOVERY」と言われている。これは想定される景気回復のグラフが、NIKEのロゴ「スウッシュ」のような曲線を描いていることから来ている(以下の記事にあるグラフ参照)。

Why the Economic Recovery Will Be More of a 'Swoosh' Than V-Shaped - WSJ.com
「自粛をすると経済が停滞する」と言われるが、人命は大事であり、「自粛」と「景気」がトレードオフの関係にあると捉えるのは正解ではない。ある程度の自粛を「制約条件」と捉えるのが今後の在り方となる。
2.金利は下がる
金融面での影響では、これまで「ドル高」の状態が続いていたが、米国経済が弱まると「ドル安」、即ち他の国にとっては「自国通貨高」になる。
「超」長期停滞論を主張する人もいるが、全世界的に景気の悪化が長引くことで金利の低下を招く。そして長期停滞を通じて民間貯蓄も増えるので、これが更に金利低下に拍車をかける。日本の「自然利子率」はゼロと言われているが、この先金利の低下を通じてはこれがマイナスに転じることになる。

自然利子率|証券用語解説集|野村證券
3.デジタル後進国:日本
今回(コロナ禍で)特に浮き彫りになったのが、「デジタル後進国」としての日本。リモートワークへの移行が未だに遅れている企業もある。尚、日本はIMDによる「デジタル競争力ランキング」世界23位であり、国としてのデジタル促進に於いては中国よりも遅れている。

IMD World Digital Competitiveness Ranking 2019
4.これから求められるもの
これから経済は「グローバル化」から「ローカル化」へ向かい、そしてDeglobalization(ディグローバリゼーション)、Decoupling(ディカップリング)の世界へと益々入り込んでいく。ディカップリングについては、以下リンク先も参照。

始めよう!"グリーンエネルギーの社会"
投資に於いてはESG(環境・社会・ガバナンス)が再度注目されることになる。これまでESGは「E(環境)」に重きが置かれるものであったが、今後は「S(社会)」の比重が大きくなる。
What is ESG?
新型コロナウィルス及びそれに伴う自粛生活の中で、我々は「健康」がとても大切であり、これが直接的に「経済」に影響を与えることを理解した。職場の安全性、働き方、といったものが、大義名分ではなく本質的な意味を持つことになる。
リモート・インテリジェンス(Remote Intelligence)や、人口知能(Artificial Intelligence)といったものが促進され機械の果たす役割が増える中で、我々人間はソーシャル・インテリジェンス(Social Intelligence)を磨くことが求められていく。
Gozioki
世界との繋がりを大切にするGoziokiでは、多様な経験をお持ちの皆様をお待ちしています。必ずしもグローバルな経験である必要はありませんし、これまで働いてきた期間も特に問いません。皆様にご自身の価値観を持ち込んでもらえれば、それが必ずやGoziokiにとっての戦力となります。どうぞよろしくお願いいたします!