こんにちは!システムアイの白井です。
先日弊社のソリューションセールス部部長の石崎さんがクラウドプラクティショナーの資格を取得されたとのご報告がありました👏
エンジニアの方でクラウドプラクティショナーを取得される方は多いのですが、今回は初めて営業の方が取得されたということで!!インタビューを決行しましたっ。
この記事の登場人物
■石﨑 恵二(いしざき けいじ)さん ※インタビュー内、石﨑表記
経営企画本部ソリューションセールス部部長
2021年1月にシステムアイに入社
それまでは半導体メーカーIT子会社、データセンター事業者、国内システムベンダ、AIベンダなど様々な企業で営業職として活躍
■白井 雪乃(しらい ゆきの) ※インタビュー内、白井表記
HR Science部メンバー
今回のインタビュアー
<資格取得のきっかけはアカウント営業してジョインしたプロジェクト>
白井:改めまして、まずは資格取得おめでとうございます!
石﨑:ありがとうございます!
白井:今回のインタビューに際して石﨑さんのご経歴等を拝見したんですが、データセンター業務をやっている会社にいらっしゃったときはCDCP(Certified Data Center Professional)、CDCS(Certified Data Center Specialist)を取得したり、AI関連のことをやっている会社にいらっしゃったときはG検定(JDLA Deep Learning for GENERAL 2020 #2)を取得されているんですよね。
元々前向きに業務に関する資格を取得されてきた方なんだな~と感じているんですが・・・
石﨑:そうなんです。
白井:今回クラウドプラクティショナーを取得しようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?
石﨑:きっかけは実際にアカウント営業として関わっていたプロジェクトですね。
そのプロジェクトのシステムはAWSベースで動いているので、いろんなキーワードが出てくるんですよね。Lambdaとかサーバーレスとか、CloudFormationとか。聞く度に都度ネットで調べてはいたんですが、何となく腹落ちしないというか・・・。やっぱり複合的に知っておいた方がいいなって思ったのがきっかけでした。
白井:なるほど。
石﨑:それに加えてうちの会社はAWSベースのアプリケーション開発が凄く増えてきているというのもあるんで、やっぱりまずは最低限営業としてある程度会話についていけるレベルになっている必要があると思ったんですよね。
それにいちいち調べるのも面倒くさいし(笑)腹落ちしないのも嫌だったから、そういう資格ってないかな~って調べてたらクラウドプラクティショナーに行きつきました。
前々から資格の存在自体は知ってはいたんですけど、資格を取得しようと思い立つのに時間がかかったかなと。今回スキルアップ支援制度(※)って話も出たんで、それを活かしてやっていこうかなと思いました。
(※)スキルアップ支援制度・・・システムアイの制度の一つ。資格の受験費、書籍購入費、セミナー参加費、サブスク、e-learning等、業務遂行能力及び技術力の向上のために必要なものを会社が負担する制度。
白井:そうだったんですね!
資格を取ろうかなって思い始めたのはいつぐらいなんですか?
石﨑:入社して2~3ヶ月くらいですね。
白井:じゃあ石﨑さんは1月入社なので・・・3月とか4月とかですかね?
石﨑:そうそう。ちょうど入社してすぐそのプロジェクトを担当させてもらうことになったんだけど、ちょっと忙しい時期だったからそういう(AWSに関する)キーワードがバシバシ出てきている中で・・・。
白井さんのご認識のとおり、資格を取ろうっていう思いは元々あった人間なんだけど、どんな資格を取ろうかな?って当初迷ってた部分はありました。クラウドプラクティショナーもあるし、基本情報技術者試験もあるし・・・。なんか、「この会社で生きていくためには基本情報の方がいいんじゃないか?全体の流れを知るべきかな」っていう風にも思ったし、今回みたいにピンポイントの方がいいのかなとも思ったり。
白井:考えた末、今回はクラウドプラクティショナーにされたんですね。
<スプレッドシートを利用し、通勤時間を勉強時間にフル活用。徐々に勉強の成果を実感>
白井:割と早い段階で資格取得自体は意識していたということだと思うんですが、実際に資格取得の勉強に手を付け始めたのはいつ頃ですか?
石﨑:ちょっと支離滅裂感はあるんだけど(笑)実際には今年の1月くらいから。ちゃんとテキスト買ってとか、マジでやろうと思ったのは2月くらいからです。スキルアップ支援制度の話が出たちょいあとくらいかな?
白井:確かにその頃に資格取得するっていうお話お聞きしましたね。
ちなみにテストっていつ受けられたんですか?
石﨑:この間の土曜日です。
白井:というと5月7日ですね。
石﨑:元々は葛川さんと1on1をやっていて、葛川さんには「3月末までに合格します」って宣言してたんだけど、諸事情があってしばらく時間が取れなかったり希望の日程が空いてなかったりして・・・「それならいっそGW費やして追い込みかけて7日に受けちゃおう」ってことで7日に受験しました。
白井:GWのお休みの時間を費やして、ということだったんですが、それ以外で恒常的に勉強するお時間って取れていましたか?石﨑さんものすごくお忙しいイメージがあるんですが。。
石﨑:思ったより忙しくないですよ(笑)基本的には電車の中です。
これを買ったんですよ、最初(使用したテキストを出す)
白井:なるほど。
石﨑:これを買って電車の中・・・通勤中もそうだし、仕事柄お客様先にに行くこともあるから、そういうところの電車での移動時間を基本的に本を読む時間に充てました。夜中までひとりでごりごりやるのは私あんまり向いていないみたいで。
ただこれ一回読んで終わりじゃないし、理解できないんで、大体3周くらいしましたね。
白井:3周!
石﨑:3週くらい読むと、今まで情報のイメージが点だったのが少しずつ繋がり始めるところが出てきて。そこからは「あ、なんとなくわかってきたからあとはもう模擬試験受けよう。やりまくろう」って。
Udemyってあるじゃないですか。
白井:ありますね~。
石﨑:あれのクラウドプラクティショナーのやつを購入してGW中にやりまくっていました。
白井:同じ動画を何回も何回もってことですか?
石﨑:YES。そうなると問題パターンを覚える形になるので・・・Udemyって解説があるんですよ、だから解説を理解して、自分の中でそれでもやっぱりわからないところに関してはスプレッドシートに全部まとめあげてました。
私がわかっていない、自信がないところとか、間違えやすい・・・AWSだから特にかもしれないけど、アルファベット3文字の略語だらけで混乱しちゃうんで。自分の中でこれとこれはこういう意味だよっていうのをスプレッドシートに書きながら。
これも電車の中とかで見たりしながら頭の中でたたき込んで、また問題やっての繰り返しでしたね。
白井:ちなみに通勤時間を使っていたというお話ですが、1日どれくらい勉強時間取れたんですか?
石﨑:片道40分×2とか、メインのお客様先に行くとなると家から片道1時間くらい。
参考書を読むのを家でガッツリやっていたかというと、そうではないですね。
白井:プロジェクトのアカウント営業として入ってから1年くらいは現場で色んな単語を見聞きしていたというところもあって、前知識はあったという感じなんですかね?
石﨑:0ではないです。あとは前職データセンターの営業やってたんで、最低限の概念は理解してました。
ただ少し足を突っ込むとちんぷんかんぷんで・・・ストレージとかデータベースとかもちんぷんかんぷんだったので大変でした。
白井:トータルで見ると2ヶ月・・・3ヶ月使ってないかな~くらいなんですかね。勉強期間としては。
石﨑:そうですね、期間としてはそのくらいです。
白井:使用する教材を見つけるにあたって参考にしたサイトはあったんですか?
石﨑:参考書買うときはネットでおすすめの本見て、評判いいやつの中で自分が勉強しやすそうなやつを選びました。Udemyは一択です。
白井:そうだったんですね。今回勉強してみてどうでしたか?大変だった、とか、思ったより理解できた、とか。
石﨑:思ったより全然理解できましたよ!全然そういうキーワードに抵抗感なくなりました。
で、資格を勉強しているときには実際AWSのキーワードのやりとりはあんまり多くなかったんですけど、過去の資料見たりとか先人の人達が作られた提案書とかアーキテクチャ見ると何となくイメージはつくようになりました。
白井:なるほど。仕事の資料なのでそのものを見るのが楽しい・・・かどうかはともかく、今までふわっとした理解だったものが「あ~これこういう意味だったのか」ってわかるようになるのは楽しいですよね。
石﨑:そうなんですよ、ほんとそう思います。だからよかったと思います。
白井:今までのお話を聞く感じだと、結構詰め詰めで無理をしていたわけではないんですね。
石﨑:そうですね。ただあまり時間かけて取るものでもないなと思ったので、Max2ヶ月だと思ってました。それでも最初長いかなと思ってたくらい。
<トラブルに見舞われながらも無事一発合格!>
白井:今回一発で合格したようですが、試験中はどんな気持ちでしたか?「あ、全然わかるわ~」だったのか、ちょっと一抹の不安を覚えるような感じだったのか。
石﨑:(笑)
あの~後者ですね(笑)
白井:(笑)そうだったんですね(笑)
石﨑:AWSの問題って英語を無理やり日本語に訳してるんで、日本語の意味がわからない・・・なんというか、「なんだこの日本語?」ってなるところがちらほらあるんですよ。っていうので振り返るのがちょっと大変だったでした。
あとあんまり関係ないかもしれないんですけど、この試験自体、家で受けたんですよ。家でやるときって監視員がずっとチェックしてるんですね。ようは不正してないか、とか。
白井:はい。
石﨑:それが仮想デスクトップ上で動くので、動きがめちゃくちゃ遅いんですよ。
白井:(笑)
石﨑:ワンクリックするのにも読み込みがあって。また次の問題に行くときに読み込みが合って。65問あるんでそれを100分で解くんで最初楽勝かなと思ったんですがギリギリでした。
その中で一番最悪だったのがネットワークが止まったんですよ。途中。
白井:うわ~~~~やですね~~~~!!
石﨑:一応うち有線のLANで繋いでるんで大丈夫かなと思ったんですけど、仮想デスクトップが悪さしたみたいで。急に監視員からチャットが来て「画面が映らなくなったのでこのままだと失格になりますよ!!」みたいなことを言われて(笑)
白井:(笑)
石﨑:むっちゃ焦って。でもう一回再起動して繋ぎ直したらなんとか繋がったんで、何とか切り抜けたんですよね。
だから教訓としてはAWS(の試験を)受けるんだったら自宅では受けるな。どこかの試験会場に行け。これが鉄則かもしれません。有線LAN繋いでもこれだから。
白井:まあ楽なんですけどね、家で受けるの。でもそれで止まってたら元も子もないですよねっていうのはありますよね(笑)
石﨑:正直ダメだと思ってました。やってるときに「あ、落ちたな」って思ってた。
白井:結果はネットで見る感じだったんですか?
石﨑:そうですよ。もう終了したら「合格おめでとうございます!!!!」って出てくる。
白井:あ、そんな即時でわかるんですか?
石﨑:秒です。
白井:じゃあもう終わって合格ですって言われて「はあ~~(安堵)」みたいな。脱力ですね。
石﨑:脱力ですよ~。やっとそこから自分のGW始まった感じですもん。
白井:(爆笑)もう7日だけど(笑)
石﨑:そう、残り1日半エンジョイしてやるぞ!って(笑)
白井:いや~本当にお疲れ様でした。
<今後はマルチクラウドの資格を持つアツい営業に>
白井:今後またなんか資格取りたいな~みたいな考えありますか?
石﨑:実はもう動き始めてまして、
白井:おっ!
石﨑:次Azureです。Azureの登竜門の資格を取ろうと思って昨日本屋さん寄って参考書買ってきたんで。
白井:なんですかね、登竜門だとAZ-900とかですかね?
石﨑:そうそう、AZ-900。
サービス名とかは違えど概念は一緒だと思うんで。頭がホットな状態でやった方がもしかしたらいけるかなっていうのがあったんで、早速昨日から始めてます。
白井:いいですね~!
石﨑:目標としては遅くとも来月中には取ろうかなっていうのを勝手に考えてました。
白井:いいですね、5月はAWS、6月はAzure・・・じゃあ7月はGCPですかね?(笑)
石﨑:あ、これはね~葛川さんとの1on1でも言ってて、そういうのもいいかもしれないですねって。
マルチクラウドの、それこそ超初心者レベルの資格ではあるけど、「営業として持っとくっていうのはアツいですよね」って話をされて。自分でもそう思ってたんで。マルチで取れたらいいなっていう理想はありました。
白井:じゃあこれからマルチクラウドの資格取得していくのが、石﨑さんの目標の一つなんですかね。
石﨑:そうですね、勉強しとくのは大事なことかなって思うんで。やってて損はないかなって。
「何をやろうかな?」ってみんなもやもやしていると思うんです。そのときに業務に直結する何かをすると若干イメージ変わったりするものもあると思うので、そういう何かをやってみたらどうですかって思います。
白井:私もこの前メンタルヘルス・マネジメント検定取得したんですけど、エンジニアもバックオフィスも関係なく社員全体として資格取得に前向きに動いていけるといいですよね。
石﨑さん、本日はお忙しい中お話をお聞かせいただきありがとうございました!
部長クラスの社員もさらなるスキルアップに余念がないシステムアイ!
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