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「何でもできるし何にでもなれる」人の可能性を追求する発明家へ

亀川 諄(かめかわ あつし)
株式会社アサイン IT企画

大手海運企業の営業職からキャリアをスタート。並行して取引先の大手エネルギー企業のSCMコンサルティングに従事。その後、社長直下のプロジェクトチームにて業務改善システムの企画や導入に貢献。
シンガポールやドイツ、スイス等顧客の営業活動や海外大手海運会社のシステム状況のリサーチなど、最先端技術の導入に従事。

株式会社アサインでは営業、企画、マーケ、SEハイエンド層のキャリア支援を担当。
現在はCRM領域における責任者等、IT企画にて全社課題の戦略立案や仕組み構築に従事。

こんにちは!ASSIGN人事広報の阪本です。
この記事では、弊社メンバーの亀川 諄へのインタビューから、彼の「志」をご紹介します。

それでは、よろしくお願いします。
早速ですが、亀川さん自身の志やビジョンを伺えますか?

人がどこまでも挑戦できる環境を作ることです。

何かに挑戦したい、そう思った時にその挑戦を叶えるための機会や情報、時間を産み出す”発明”をし続けていきたいと思っています。

“発明”と言っても、ただ目新しい物を作るのではなく、実価値を重んじ、その”発明”があることによって、従来あった価値を飛躍的に伸ばしたり、よりよくなるようなものに取り組んでいきたいと考えています。


現在はどの様な方針で発明に取り組まれているのですか?

一番はASSIGNで最も重視している顧客価値の最大化です。

その次に、ASSIGNのメンバーがよりよい働き方を実現していくにはどうしたらよいか。
この2つの観点で取り組んでいます。


顧客価値の最大化はよく聞きますが、メンバーのよりよい働き方まで考えているのは知らなかったです。笑

みんな本当に顧客への価値提供に全精力を費やしているんですよね。
キャリアを預かっている身としての自覚を強く持ち、常に市場感や事業、各業界・職種、企業のことを収集・分析しています。

愚直に顧客への実価値に向き合う人たちの集まりだからこそ、彼らがより挑戦できる仕組みや時間をつくることも、僕の使命だと思っています。

仕組みがあることによって、少しでも新しいことに取り組める時間の創出や環境の整備をしたいと考えています。その結果が顧客価値の向上にも繋がりますし。
この話はあまりメンバーに話したことはないですけど(笑)心から思っています。

顧客価値の最大化とメンバーのための仕組みづくり、それぞれで意識していることはありますか?

前者については、人ではないとできないことは何か、逆に仕組み化した方がいいものは何か、は常に意識しています。

例えば、デイリーで実施しているKPI収集などの定常業務はもちろん、膨大に存在する企業様のポジションから転職者の方一人ひとりに最適なポジションを選定するには、やはり仕組みでサポートできる部分があると思っています。
ただ一方で、実際に転職するかどうかを決める際はキャリアのパートナーとして寄り添った後押しが必要だったりと、仕組みだけではどうにもならない部分もあります。

エージェントでしかできないことに集中してもらうために必要な仕組みは何か、という観点はいつも考えますね。

後者については、やはり自分の様な企画やコーポレート側は、業務上直接的に売上げをあげることはないので、彼らが活躍してくれるからこそ、自分の仕事内容が存在し、取り組めるんだ、という意識を念頭において仕事をするようにしています。

自分もエージェントをやっていたからこそ、その大変さや価値の重みは本当によくわかります。

彼らが最前線で顧客と向き合っているからこそ、僕の仕事がある。
それに対して自分ができる感謝って、ありがとうとの言葉で伝えることでなく、実価値を生み出す新たな価値を作ること、より高い価値を作ることでしか、感謝を伝えることはできないと思っています。

ASSIGNにコストという概念は存在しない、あるのは投資のみ、という考えがあるのですが、自分という存在はコストになっていないか、投資としての価値を生み出せているかは、意識的に振り返るようにしています。

海運業界から人材業界への転身。「痕跡を残したい」

亀川さんは海運業界から人材業界への転身、エージェントから企画職へと、ユニークなキャリアを歩んでいるかと思います。
そもそも、なぜ海運業界から人材業界への転職を考えられたのでしょうか?

仕事に対する考え方の違いに気付いたことが大きいです。

前職では乗船研修といって、船に乗って海外へ航海する機会があったのですが、そこでフィリピン人の船員とよく話していたんですよね。
船員の仕事は亡くなられる方も出たりと危険な仕事なのですが、なぜこの仕事をしているか聞く機会がありまして。
彼らは、危険を冒してでも祖国にいる家族を養うために働いていると答えたのですが、逆に、あなたはなぜ働いているのかと問われたときに答えに詰まった自分がいました。

そこで自分が何をしたいのか、何をしなければいけないのか、真剣に考えさせられました。

なるほど。どの様に考えたのですか?

前職では良くも悪くも先が見え、将来への安心感を感じていました。

が、果たして自分は安心した人生を過ごしたいのか?

安心感のある人生よりも、自由で面白い人生にしたい、と痛烈に思ったんです。

もちろん、当時から仕事の面白さは感じていましたし、今振り返ると視野が狭かった部分や甘かった部分はあると思いますが、当時はそれに気付いてから何か行動せねばと思いました。

マインドマップを活用したり、ストレングスファインダーを使ったり、積極的に人にあったり、自己と向き合う時間に没頭したのですが、最終的に辿り着いた当時の自分なりの答えは、「自身の行動で”痕跡”を残すことによって、身近な人に影響を与えることをしたい」ということでした。

では自分はどんな影響を与えたいのか、伝えたいのか、を突き詰めた際に、「意思次第でどんなものも自由である」ということの証明や発信をしていきたいと思ったんですね。

そのためには、自分自身が自由だと思える状態にならなければいけない。

まずは自身で稼げるようになる力と、物理的な制約のかかりにくい仕事をしたいと考え、その中でも人に影響を与えられる仕事を、と順を追って考えていった結果、人材業界に辿り着きました。


論理的に考え辿り着いた選択だったんですね笑
その中でもアサインにした理由は何だったんですか?

最初は手段として辿り着いた人材業界でしたが、自分なりの人材業界への課題感も持っていました。

アサインへの参画を決意した理由は、自分がやりたいと思っているエージェントとしての仕事ができると感じたのと、取り組む課題や方向性に共感したためです。

また、客観的に当時の自分を振り返っても、業界未経験で大した営業経験のない小僧が口先で何言っているんだと思うんですが、当時は自分なりに真剣に考えていたことだったんですね。

そんな自分の考えに対して、面接の場で対等に向き合い議論できたという経験も大きかったと思います。

なるほど。実際にエージェントをされて意外だったことや気づきは何かありましたか?

論理だけで人は動かない、ということですね。

頭ではわかっていたのですが、体験でわかることはやはり全然違くて。
今だから言えることではあるのですが、当時の自分からしたら「なんで?」と予想外の意思決定に直面させて頂くことが多かったです。

もちろん、キャリアという、時間の不可逆性を持つリスクがある以上、一定の論理や根拠は大切ではあるのですが、それだけではないんですよね。

そこに「エージェント」という、代理人として人にしかできない確固たる価値を痛感しました。

だからこそ面白いと思うし、尊い仕事だと思っています。


エージェントでの仕事が現在の企画職に活きている部分はありますか?

多いにあります。笑

現在CRMの構築・運用、業務促進ツールの開発を行ったりしているのですが、どのプロダクトも、価値を届ける先にいるのは顧客、活用するのはメンバーと、結局は全て人なんですよね。

どれだけ緻密なロジックで組んだとしても、使う側が活用できなければ価値になることはないですし、顧客が触れてワクワクするようなものでないと、便利なツールだったとしても、意義はなされない。

プロダクトやシステムを没頭して作っていると、つい構造上の制約や各機能との連携・影響に思考が寄ってしまいそうになるのですが、その先にいるのは人間であるということが、エージェントの経験から根本の考えとして根付いたと思います。

人の感情面も動かすような、感動して思わず使いたくなるような、そんな"発明"を生み出していきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も順次メンバーインタビューを公開していきます。どうぞお楽しみに!

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