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愛情が持てる仕事を。

多田 有花
株式会社アサイン シニアエージェント

早稲田大学卒業後、富士通よりキャリアをスタート。
人事戦略室にて海外人材の採用から受け入れまで一貫して経験した後、CoEのメンバーとしてタレントマネジメントの構築や、報酬制度の導入・運用を担う。
その後、株式会社アサインにヘッドハントされ参画を決意。現在は若手ハイエンド特化のキャリアアップ支援を行いながら、人員配置計画や採用方針の策定・実行をリード。

こんにちは!

この記事では、エージェントとしてだけではなくサブミッション制度を利用し、新卒採用にも携わる多田さんにお話をおうかがいしました。

まず初めに、多田さんの学生時代について教えていただけますか。

早稲田大学入学後はまず法律を勉強するサークルで刑法を熱心に学んでいました。

勉強自体は楽しく、のめりこんでいたのですが周囲に法曹界に入るようなメンバーもいる中で自分はそこまで法律の世界で生きていくイメージが湧きませんでした。

将来像について漠然と悩んでいる中で、海外に留学に行っていた先輩と話をする機会があり、海外に行って様々な価値観に触れた方の言葉の深さだったり世界の見え方が異なると感じ私も留学しようと考えました。
1年と期限が決まっていたので取れる経験は取り切ろうという想いで授業も複数のインターンにも積極的に取り組み、今振り返っても充実した学生生活だったと感じます。


学生時代からインターンに参加するなど、働くことへの感度が高かったのでしょうか。

母が結婚を機に家庭に入ったことで働いていた当時のアイデンティティを1つ失ってしまったような印象があったので、自分という一人の人間として世の中に対しての働きかけができる「仕事」の必要性を生きていく上で強く感じていました。

仕事は人生の中で最も長く時間を注ぐものですし、自己実現できるものであるべきであり、愛情を持って取り組めるものが良いと考えていたので、留学先でもインターンなど「仕事」に直結するものに邁進していました。


「愛情を持って取り組める」というのが印象的ですが、多田さんにとって愛情を持つためには何が必要なんでしょうか。

誰にどういう影響を与えるのかが見える、というのが1つ要素としてあります。
自分の介在価値がわかりますし、世の中と繋がっている感覚があるためです。

また、愛情を持てるかという観点とは異なりますが、仕事をすることで世の中に対して価値を出し「多田と出会えて良かった」と感じてもらえるようになりたいと考えています。

私はこれまで様々な環境の中で色々な人が紡いでいく自分からは出ない言葉に刺激を受けることが多く、そういう方たちに対して出会えて良かったと感じています。だからこそ、私自身もそういった存在になりたいと考えています。



なるほど。新卒時の就職活動ではどのような軸で活動されていましたか。

新卒当時は「優秀な人がいるか」「海外に挑戦できるか」という二軸で就職活動をしていました。
優秀な人と働くことで自分自身が成長できると考えているためです。

しかし、当時は大手であれば優秀に出会えるという安直な考えから、業界は幅広く大手ばかり受けており、最終的には選考の中で会った人事の方が仕事について強い想いを持って取り組んでいる点を魅力に感じ富士通を選びました。
特に、最終面接官の採用責任者の方が30年間富士通一筋にも関わらず、目の輝きが失われておらず、仕事を楽しんでいるその熱量がこちらにも届いてきていたのが印象的でした。


富士通ではどのような業務を担っていたのでしょうか。

はじめに海外人材の採用を経験し、その後はタレントマネジメントや株式報酬に取り組みました。
海外人材の採用では海外出張の機会があったり、対面で様々な学生と触れる機会があってとても楽しかったです。

その後は経営層と関わるのがメインとなりグローバルでの仕組みづくりに取り組んでいて、意味のある仕事であると感じていましたが、目の前の一人ひとりと触れる仕事のほうがやりがいが大きいことに気づきました。

学生と対峙していると富士通としては必要な人材であるものの、その方のキャリアにとって異なる選択肢の方がベストであるというケースを多く見てきており、一人ひとりの人生に向き合って最善な提案ができるような人材になりたいという想いが募り、最終的には社内異動ではなく転職を決意しました。

転職活動でさまざまな企業を見ましたが、アサインは転職だけでなくその後のキャリア支援をしていくという転職者を一番に考えて行動する、まさに自分が誇れる、愛情を持てる仕事だと感じました。


現在は、エージェントとしてだけではなく、サブミッションを利用して新卒採用にも携わっているんですよね。

そうですね。新卒採用の立ち上げにも携わらせていただいています。
アサインとしてはじめての新卒採用ということもあり、組織としてどうあるべきか、どういった人材がより強固な組織を形作っていくのかなど、新卒採用チーム全体で話し合いを進め、あるべき姿から逆算して採用戦略を策定しています。

アサインは1人1人の個性や可能性が発揮されることを尊重しています。
それは、転職者だけではなく、社員に対しても同様です。

キャリアの第一歩としてアサインを選択してくれるのであれば、より良いキャリアになるよう最大限のサポートをしたいと、人事セクションだけではなく新卒採用チームとしても考えています。
だからこそ、入社後の活躍まで見通して採用活動を設計しています。
また、私自身新卒時の考えが安直だったことへの反省もあり、学生のうちからキャリア形成について考えて色々な選択肢を比較検討した上で意思決定をするサポートをしたいという想いも強く、新卒採用に携われていることに喜びを感じていますす。

なるほど。今後目指す姿についても教えていただけますか。

「あなたに出会えて良かった」と言われるエージェントになりたいと考えています。

その先として日本が少子高齢化などで海外からも人材を獲得できる、反対に海外に対してもキャリアの支援ができるようにしたいと考えています。
日本から海外、海外から日本という懸け橋になっていきたいです。
そこまで実現できてこそ富士通を飛び出して良かったと心から思えると考えています。
必ず達成したい私の目標です。



最後に転職者の方や新卒の学生の方にメッセージをお願いします。

どのようなキャリアを歩むべきか分からないという方は、非常に多くいらっしゃいます。
終身雇用が崩壊しており自らキャリアをつくっていく時代だからこそ、一緒にキャリアについて考えていければと思います。
キャリアに対するちょっとしたお悩みや課題感でも構いませんので、ご相談いただけますと幸いです!


最後までお読みいただき、ありがとうございます。今後も順次メンバーインタビューを公開していきます。どうぞお楽しみに!
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