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多くの外国籍エンジニアが日本で活躍する舞台を作り、社会課題の解決を目指す/タレントソリューション事業トップ対談

ビズメイツが最初に立ち上げたサービスは、ビジネスパーソン向けのオンラインビジネス英会話サービスでした。その後、新規事業のひとつとしてスタートしたのが、外国籍エンジニアと日本企業をマッチングさせるG Talent

今回は事業を牽引している、事業部長の小山さんとディレクターの正井さんに対談形式でインタビュー。

これからのG Talentはどうなっていくのか、そしてG Talentでどのような社会にしていくのかを聞きました。

■プロフィール
タレントソリューション事業部長:小山 竜男
大学卒業後、通信機器会社を経て人材業界へ。大手企業を渡り歩き、SaaS系会社の立ち上げなどを経験し、2022年5月にビズメイツへ入社。現在はG TalentとGitTapを運営するタレントソリューション事業部部長を務める。

タレントソリューション事業部 エージェントグループディレクター:正井 邦明
大学卒業後、未経験から飲食店を開業。バイアウト後、人材派遣・紹介会社に転職し、名古屋事業所の立ち上げなどを経験。2019年2月よりビズメイツに参画し、現在はGTalentのディレクターを務める。

グローバル人材の活躍の場を広げるプラットフォーム


——まずは、これまでの経歴とビズメイツに転職した決め手を教えてください。

正井:
私は大学卒業後、飲食店の経営から店長などを約7年ほど経験し、その後は人材派遣・紹介会社に営業職として転職しました。

その会社では7年半ほど人材派遣の仕事に従事し、最後の1年半は名古屋事業所の立ち上げも経験しました。今後のキャリアを考え、より求職者・企業に深く入り込む正社員の人材紹介をやってみたいと転職を考えていたところ、ビズメイツと出会い2019年2月に入社しました。

入社の決め手は新規事業の立ち上げのタイミングであったことと、G Talentの特徴である、外国籍のエンジニアの人材紹介という絞られた土壌で勝負しようとしているところに惹かれたからですね。現在はそのG Talentのディレクターをしています。

小山:
私は大学卒業後、通信機器の会社を経て大手人材紹介会社に就職しました。その後、SaaS系会社の立ち上げを経て、2022年5月にビズメイツに入社しました。

私の人生のテーマは「多くの価値観に触れる」なのですが、グローバルな環境で多くの価値観に触れられることが入社の決め手となりました。

現在はG Talentを含むタレントソリューション事業部の部長をしています。実は、オンライン英会話のBizmatesが無料で受講できる福利厚生があるのもありがたく感じています(笑)

——お二人が牽引されているG Talentとはどのようなプロダクトですか?

正井:
一言でいうと「外国籍ITエンジニアに特化した転職エージェント」です。

小山:
ビズメイツの業績が右肩上がりだったこともあり、約5年前に新規事業の立ち上げを検討するタイミングがありました。この際に社会課題となっていた日本のエンジニア不足を解決するために、外国籍エンジニアにフォーカスしたサービスを立ち上げたのがはじまりです。

正井:
現在の外国籍エンジニアの登録者は年々増加しており、拡大フェーズにあります。

登録者の方は日本に住んでいる外国籍の方で、大半の方が日本企業での就業経験があります。100ヵ国以上の国籍の登録者がいるのですが、とくに近年はインド、中国、アメリカ、フィリピン、インドネシア国籍の登録者が多くなっています。

G Talentの立ち上げ当初はBizmatesの法人顧客にサービスを周知していました。そこから登録企業を拡大していき、現在は300社以上の企業に外国籍エンジニアの採用ルートとしてサービスを活用していただいています。

日本の「労働人口の減少」という社会課題を解決したい


——G Talentは転職サービスとしてはかなり対象者を絞っていますが、このプロダクトに携わるおもしろさはどのようなところですか?

正井:
日本人をサポートしている人材会社よりも手厚く求職者をサポートできるのが、一番のおもしろさだと思います。

日本人向けの転職サービスは多くあるため、日本人がエージェント探しに困ることはないと思います。しかし、日本の滞在期間が短い外国籍の方は仕事の探し方や、日本にどのような企業があるのかを知らないこともあります。

また、日本と海外の面接は質問内容も趣旨も異なるため、外国籍の方にとっては大きな壁になります。海外の場合は「年収アップのために転職します」で十分なのですが、日本の場合は「なぜ自社に入社したいのか、入社後に何をしたいのか」という志望動機が重要視されることが多いのです。

そのギャップを埋める際には、「Zipan」の講師が日本流の面接対策を行い、求職者を多角的にサポートすることもあります。このように、サービスの垣根を越えてサポートできるのも魅力のひとつですね。

小山:
私は、日本のエンジニア不足と、外国籍の方が安心して働ける環境づくりという二つの社会課題に真向から向き合っていることにおもしろさを感じています。

社内メンバーの多くは英語を使って仕事ができることも魅力に感じているようです。外資系企業以外で、こんなに英語を使う機会が多い企業はあまりないと思いますね。

——G Talentは外国籍のエンジニアに特化した転職サービスのため、軌道に乗せるまでに苦労したこともあったと思います。

正井:
はい、企業側も人材不足のため外国籍の方を採用したいニーズはあります。しかし、外国籍の方の採用経験がない企業が多く、募集まで踏み出せないことが当初の課題でしたね。

サービスに興味はもっていただけるものの、実際の導入には二の足を踏む企業が多く、企業開拓に苦戦した時期もありました。だからこそ、なんとしてでもプロダクトを軌道に乗せよう、社会課題を解決しようという思いが強くなっていきましたね。

小山:
日本企業の多くは外国籍の方の採用に慣れていないのが現状です。スキルや経験がマッチして書類選考を通過しても、日本語能力に不安があり採用に至らないということが起こってしまいます。

日本語能力以外にも、日本文化への理解やビザの問題など、日本企業の採用のハードルを下げていくことに苦心しているのは、今も課題ですね。

——G Talentは今後どのようなプロダクトを目指していますか?

正井:
外国籍の方が転職する上でのサポートを、さらに充実させたいと思っています。エンジニアといっても、今はWeb系のITエンジニアがメインですので、組み込みや機械系エンジニアなどにも職種を広げていきたいですね。

小山:
今後もマーケットは拡大するので、メンバーを増やしてサービスを充実させたいですね。現在は日本在住のエンジニアが対象ですが、近い将来には海外在住で日本で働きたいエンジニアも対象にしていきたいと考えています。

三年後に目指すのは“外国籍のエンジニア転職で知名度No.1のサービス”


——G Talentを運営しているタレントソリューション事業部はどのようなチーム編成ですか?

正井:
タレントソリューション事業部は人材紹介事業のエージェントグループと、グローバルな環境で働きたいIT人材向けの転職サイトGitTapを運営しているDRPグループがあります。

エージェントグループは、私がディレクターで、そのほかにリーダーが2名います。メンバーはRA(リクルーティングアドバイザー)が4名、CA(キャリアアドバイザー)が9名で、スカウト専任メンバーも3名います。

立ち上げ時は事業部全体で4名しかいなかったことを考えると、この5年で大幅に増員しましたね。みんなで相談しあいながら楽しく仕事をしています。

——タレントソリューション事業部としてはどのような目標をお持ちですか?

正井:
3年後には、GitTapを含めて、外国籍エンジニアの転職サービスで知名度No.1を目指したいですね。エンジニアが多国籍企業に転職する際に、第一想起されるサービスにできればと考えています。

小山:
そうですね、さらにいうと“グローバル系の人材サービスといえばビズメイツ”といわれるようになりたいですね。

中長期的には、エンジニア以外の職種領域の対応も視野に入れて、総合的な人材サービスを提供できる事業に育てていきたいです。

人をサポートすることに喜びを感じ、新しいことに挑戦したい方、お待ちしています

——これからどのような方と一緒に働きたいですか?

正井:
転職のお手伝いをするわけですから、人をサポートすることに喜びを感じる方が一番ですね。その前提で、目標を達成させる意気込みやホスピタリティを持っている方、新しいことを吸収していきたいという方ですね。

今はそれらのバランスがうまくとれている人材が揃っているので、今いるメンバーと目線が合う方と一緒に働きたいです。

小山:
G Talentが解決しようとしている社会課題に向き合っていきたい方、ですね。その上で、圧倒的にポジティブで人に優しくできる方です。

私は採用面談をすることが多いのですが、面談をすると相手の立場に立って話しているかどうかはすぐわかるので、そのような部分も見るようにしています。

また、新しいことに挑戦したい方とも一緒に働きたいですね。

取材協力:CASTER BIZ 採用

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