初めまして、株式会社Reeluの伊藤駿です。多言語対応人材に特化した即戦力マッチング「Reelu(リール)」を運営する株式会社Reeluに新卒で入社し、1年目となります。
私はReeluでの学生インターンを経て、2025年10月に社内初の新卒社員(正社員2人目)として入社しております。今回は、もともと"言語オタク"でガイド志望だった私が、新卒でスタートアップの訪日事業に中心メンバーとして携わるまでをご紹介させてください。
目次
英語力ゼロの理系、留学なしでTOEIC900点
大手内定を辞退し、社員2人目のスタートアップへ。不安よりも事業への共感
無力さに打ちのめされた1年目の壁
常に「全体最適」を問う。正解のない中で「仮説検証」を回し続ける面白さ
現場の一次情報から要件を定義する。走り回る私の働き方
1.まずは自分が「現場」に出る
2.業務の「要件定義」と「アサイン」
3.教育・研修による「専門性の獲得」
「事業を伸ばすこと」だけに固執し、カオスを楽しむ!
英語力ゼロの理系、留学なしでTOEIC900点
理系の自分にとって、高校卒業まで英語とは無縁でした。
しかし、コロナ禍で大学生活が始まり、時間のあるうちに何かスキルを身につけたいと思い始めた英語学習。毎日10時間ほど勉強した結果、1年程度でTOEICは900点を超え、ネイティブともある程度は会話ができるようになってました。
その後、言語学習自体にはまり、フランス語や中国語なども現在勉強中です。
言語をもっと使いたいと思い、大学時代にはヨーロッパを中心にバックパッカー生活もしました。旅の中での多くの人や文化との出会いは何にも変え難い経験です。
その後は言語を活かした通訳・翻訳の仕事、ウェブ制作などもしておりました。
さらに「自分の経験やスキルを、誰かのために使いたい」と思い、ツアーガイドを始めるため応募したのがReeluでした。
大手内定を辞退し、社員2人目のスタートアップへ。不安よりも事業への共感
Reeluとの出会いは、最初はガイドとして、そこから徐々にインターンとして深く関わるようになりました。 大手企業からの内定もいただきましたが、代表のShuさんやKaoriさんと働く中で、最終的にReeluを選びました。
Shuさんから「正社員として入社しないか」というお誘いをいただいたのですが、わざわざ「紙の方がリアルでしょ?」と内定通知書まで用意してくださり(ここも行動が早い笑)、その場で「行きます!」と言いそうになりました。
ただ、正直に言えば一週間だけ時間をいただき、迷いました。 迷いの理由は、「何も持っていない新卒の自分が、創業メンバーとして貢献できるのか?」という不安です。起業経験のある二人の横で働く毎日は刺激的であると同時に、自分の無力さに焦りを感じる日々でもありました。
しかし、最終的に背中を押したのは「このサービスを広めることに熱中したい」というシンプルな衝動でした。「スキルがないなら、死に物狂いで身につければいい」。そう腹を括り、入社を決断しました。
もちろん、感情だけでなく事業への確信もありました。 AI時代に「人」の価値を再定義し、インバウンドという巨大な波に乗る。バックパッカーとして異文化の壁を知る自分にとって、Reeluは社会的意義と手触り感を同時に感じられる唯一無二の場所でした。
出来上がった巨大な仕組みの一部になるよりも、自分の手足で仕組みそのものを作っていく。そのヒリヒリするような挑戦の場こそが、今の自分には必要だと確信しています。
無力さに打ちのめされた1年目の壁
インターン経験もビジネス経験もなかった私にとって、初めは特に苦労の連続でした。特に初めは、事業全体の優先順位を意識できておらず、目の前のことだけに固執し、視野が極端に狭くなっていました。
当たり前のことですが、Reeluが行っているマッチング事業は、需要と供給のバランスを大事にする必要があり、その後初めて価値や利益が生まれるようになっています。この構造を理解するのに、私は随分と時間がかかりました。
さらに辛かったのは、理屈を理解した後も「じゃあ具体的にどう動けば事業が伸びるのか?」という手段が分からなかったことです。ビジネス未経験の私は、毎日自分の無力さに打ちのめされていました。
常に「全体最適」を問う。正解のない中で「仮説検証」を回し続ける面白さ
そこで私がとった行動は、泥臭い「インプット」と「問い」の連打です。
恥を捨てて周囲に聞きまくり、本やニュースを読み漁る。時には現場に出て、どこに本当の価値やニーズがあるのかを肌で感じる。そして得た情報をそのままにせず、「で、これはReeluならどう当てはまる?」と常に自社に置き換えてシミュレーションし続けました。
この「もがき」を数ヶ月続けた結果、視座が大きく変わりました。部分最適から、「時間軸」と「事業へのインパクト」を常に天秤にかけ、今どこにリソースを投下するのが全体にとって最大のリターンになるのかという全体最適の視点で判断できるようになったのです。
今でも正解がわからない中で「最適解」を自ら導き出すスタンスこそが、この期間で得た最大の財産です。 「間違ってもいいから、早く仮説を立てて検証する」。 そして、うまくいった施策は「いかに仕組みに落とし込むか」「自分以外でも簡単に再現できるか」まで設計し切る。そこまで考えて初めて、本当の意味での「全体最適」であり、事業を伸ばせる人材なのだと痛感しました。
現場の一次情報から要件を定義する。走り回る私の働き方
現在の私の役割は、カスタマーサクセス(CS)を中心に、コミュニティマネジメントやオペレーション構築まで多岐にわたります。具体的な業務は大きく3つのサイクルで回っています。
1.まずは自分が「現場」に出る
例えば「新しいエリアでのツアーガイドや通訳」「観光施設でのインバウンド接客」などの依頼が来たら、まずは私自身が現場に入り、業務を体験します。 そして、自ら体験した内容を元に業務に必要な要件を洗い出します。
例えば、業務によっては「流暢な英語力よりもお客様に対して躊躇せずに話しかけられるマインドの方が大事」といった発見は、実際に現場に出ることで初めて気づけることです。
2.業務の「要件定義」と「アサイン」
それらをもとに、各仕事に合う人材要件を言語化します。 クライアントさんのニーズに対して、現場を体験した私が要件を再定義することで、より適切な方を適切な仕事にマッチングできると考えています。
Reeluには既に3,000名以上のワーカーさんがいますが、私はなるべく多くの方と直接の接点を持ち、各ワーカーさんの経験や趣味などもできる限りヒアリングするようにしています。「Aさんは古着が好きだから、今回のツアーにぴったりだ」といった、スペック表にはない精度の高いマッチングを、まずは人力で行っています。
3.教育・研修による「専門性の獲得」
Reeluには言語スキルは持ちながらも、業務未経験の方もいらっしゃいます。初めての方も活躍できるよう、研修の企画から実行までを担っています。ワーカーさんの経験やスキル、ポテンシャルを活かし、その方が挑戦したいお仕事に安心して取り組める環境を整え、コミュニティとして育てていく。これも私の重要なミッションかつやりがいの一つです。
実際に私も現場での研修を行うのですが、担当したワーカーさんから「ずっとやりたかった仕事でした!」と感謝され、事業者さんからは「まさに探していた人でした!」と喜ばれる。三方よしの状況を自分の手で作れることが、何よりのやりがいです。
現在はガイド、免税など企業・ワーカーさんの双方からニーズが高い内容から教育・研修始めていますが、今後もワーカーさんにとってより多くの専門性を獲得し、お仕事に繋げていただけるよう、また、今後はそれだけではなく専門的なスキルの獲得もReeluのワーカーさんの強みとして漏れるように魅力的なコンテンツを増やしていきたいです。
「事業を伸ばすこと」だけに固執し、カオスを楽しむ!
今後は、個人のビジネススキルをさらに高め、感覚的な「良いマッチング」を、より再現性のある事業の仕組みへと昇華させていきたいと考えています。私は自分の職種や役割へのこだわりは特になく、事業を伸ばすために必要なことに固執することを大切にしており、「全体最適」の視点で動くことに楽しさを感じています。
新卒で経験がない分、自分の職種や役割に捉われず、事業成長のためにできることに固執してどんどん成長していきたいです。
正直何もわからない状態になることも多いのですが、その際に相談したら的確にアドバイスをしてくれたり、たまには誰も答えがわからないので一緒に考えてくれる上司がいる素晴らしい環境です!
「個人や社会にインパクトを与えたい」という情熱を持ちつつ、仕組み化や事業成長を冷静に考えられる方には、最高の環境だと思います。ありがたいことにReeluでは順調に事業成長しておりますが、まだまだ道半ばです。
一緒に悩みながら手足を動かし、共に進んでいける方とぜひご一緒できたら嬉しいです!
私のように新卒で、自分の経験やスキルがないことに引け目を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、経験やスキルは正しいマインドを持って努力をすることで、後からついてくるのではないかと考えています。
「このサービスを広めたい」「一緒に悩みながら事業を伸ばす経験をしたい」という想いがある方、カジュアルな面談からでもぜひ一度お話しできたら嬉しいです。