昨日の農場の様子です
知多半島には伊吹山から吹き下ろしてくる『伊吹おろし』といわれる冷たい風がいつもあります。まだまだ寒いですが冬至も過ぎてだんだんと日射量は増えてきました。
農場前に植えてあるラベンダー
少しずつ春の植物が蓄えていた力を成長に変えているのを感じます
知多市の名産の佐布里梅(ソウリウメ)も咲きはじめました。農地を買った時に元々生えていた一本を残してあるのです。少しですが梅の収穫もできます。
こちらはもともと生えていた柿の木です。秋には食べきれないほどの柿を提供してくれました。この時期は葉っぱは全て落ちて寒そうです。
今日はお試しで栽培している小松菜の収穫がありました。少しだけ直売所で販売したりしています。土づくりがうまくできているせいか、苦味がほとんどなく生で食べられるほどです。
美味しくはできましたが、出荷できるようなサイズに揃えて栽培するのは簡単ではないとやってみると実感します。
農場の中ではトマトが充実してきました。
日射量不足で例年より低かった糖度も徐々に上がってきています。
今年は籾殻マルチといって、ビニールを使ったマルチングをやめて、籾殻で覆うようにしました。目的は自然に籾殻(炭素)を土に入れていくことと、ビニールを貼ったり片付けたりする手間を省くこと、籾殻や地面から出るCO2を利用することでした。想定できなかったこととして、保温力が低いとか、想像以上に肥料を奪う効果が続くこと(窒素飢餓)がありました。さらに今日は他の生産者から、水分の蒸発が多いのでそれが土壌病害を減らしていそうと教えてもらいました。確かに今年は土壌病害が出ていないのです。一つ変えるとピタゴラスイッチのようにあらゆることが変わる難しさ、面白さがあります。
収穫ロボットもどんどん性能をあげています。
今作から導入した羽毛カーテンの様子。保温効果が2倍になりました。暖房で使う燃料が減るので地球環境にも財布にも優しいです。
植物にはよくないですが私はちょっと陰になってるぐらいの施設内の雰囲気が好きです。シンとしていて植物の音が聞こえてくる気がします。実際に茎の中には水分と共に気泡がたくさん循環していて無数の音がなっているそうです。
最近は有機農作物の販路開拓、共同出荷する生産者集め、次のハウスの設計、耕作放棄地の解消のプロジェクトなどに時間を使ってます。やりたいことは多いですが一つ一つ進めていきます。