1
/
5

代表メッセージ

私が最初に起業をしたのは25歳の時。
近親者が3年生存率50%と言われる不治の病であるALSにかかった事実を知り、死がこんなにも身近にあるものなのかと驚愕した結果、自分の人生を悔いなく生きたいと、数時間後に起業を決意し、2週間後には新会社で事業を開始していました。

ALSを広める活動として、アイスバケツチャレンジという大きなバケツに氷水をいれ、 それを頭からかぶる動画をFacebookに投稿するということがその昔流行しましたが、宇宙兄弟という漫画のシャロン博士という登場人物も、このALSという病にかかっており、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

ALSの患者さんの嘱託殺人がニュースを騒がせたこともありますが、全身の筋肉が衰えていくこの病の残酷さを忘れたことはありません。

話せない、歩けない、人工呼吸器をつけないと呼吸ができない、そんな状況に陥った時、自分ならどうするのか。

私のその近親者はALSの進行が奇跡的に遅いこともありますが、本人の本心はどうあれ、私の目から見ると本当に強く生きているように映っており、今でも私の良き理解者として相談に乗ってくれることが多いです。

なぜ、そんなに強く生きることができるのか。
つぶさに観察していたところ、ある一つの仮説が思い浮かびました。

病院に入院をせず自宅療養をしているのですが、日々NetflixやAmazonプライムなどで、大好きな韓流ドラマを見たり、日本の映画やドラマやアニメを見たり、漫画アプリで漫画を見たり、私達の運営する事務所に所属するクリエイターの投稿やライブ配信を見たり、日々とにかくたくさんのエンターテインメントに触れ、可処分時間をエンタメと共に過ごしていることで、それが日々の楽しみとなり生活を彩り、病に対してもプラスに働いているのではないかということです。

日々を無為に過ごすと人間ロクな事を考えないので、楽しみがある、ということが気持ちの面でも死から遠ざけているのではないかと。


エンターテインメントは、空気やガス水道電気、その他生きる上で生活に必須なインフラではないと思っていたのですが、実はそうではなく、エンターテインメントが人を生かすこともあるのではないか、と、そう思うようになったんです。

エンターテインメントの力って、物凄い!!

そんな気付きがありました。
そして、そのエンタメを通して、人や企業のファンになり、そのファンとなった推しへの好きという気持ちが日々の活力となり、同じファン同士のファンコミュニティが生活を彩ってくれる。

そんな思いを抱いた頃から、エンターテインメントとファンコミュニティの素晴らしさにのめり込み、エンターテインメントとファンコミュニティの掛け合わせワードとして、エンターファンズという社名が生まれました。

私と同じくエンタメとファンコミュニティが好きな仲間とともに、これからも事業に邁進していきます。

株式会社エンターファンズでは一緒に働く仲間を募集しています
今週のランキング