1
/
5

【講師インタビューVol.1】若いエンジニアに長くこの業界で活躍してもらいたい。


C#.NET、Javaコース担当
村上 尊司Takashi Murakami

■経歴
近畿大学 工学部機械工学科 卒業。
流通システムのオペレーション業務、電力系システムの保守業務などに従事したのち、ソフトウェア開発者へと転向。Web系のシステムを中心に、業務系システム開発・改修やWebサイトの構築を担当。2011年に独立。開発業務だけではなく運用業務に関しても豊富な知識と経験を持つ。
2017年にエンテックアカデミー認定講師となる。

Q 講師になったキッカケをおしえてください。

知人に紹介されてというか・・・最初は、開発者が講師になれるなんて、夢にも思っていませんでした。開発者=講師 という方程式はなかったので(笑)。

まぁ、講師育成研修があるとのことで、そこからご縁をいただきましたが、講師とは、自分の中では、「ただしゃべる人、講義する人。準備したプレゼンを説明して、質問に答える人。」くらいの感覚でした。

講師育成研修ですね、そうじゃないとハッキリわかったのは。すごいインパクトでした。講義に対する自分自身の持つスタンスがすごく重要で、しゃべるのではなく『聴く』。しゃべる前に 『聴く』、受講者を観察して、彼らに必要なものは何かを 『聴く』。傾聴して、いかに引き出し、いかに真剣に伝えるか。

本当に研修のおかげで今があると思っています。おおげさでなく。


Q その研修を受けて2017年から当社の研修を担当していらっしゃいますが、講師のどんなところが面白いですか?

受講者とのやりとりって、すごく直接的じゃないですか。リアルタイムに反応が返ってくる、ストレートですよね。そこが面白い。

あとは、やっぱり「やりがい」があります。受講者の悩みにアプローチして、解決の糸口をアドバイスする。そんなことを繰り返しながら、受講者がどんどん成長して行く姿をみるとホント、嬉しいです。

研修結果の集大成として、成果発表会がありますが、私は、発表会が終わった後に、修了証を渡すときが好きなんです。一人ひとりに面と向かって、恋人同士じゃないですが(笑)。渡しているときが一番感慨深いです。


Q 今後も、講師としてご活躍になって行かれると思いますが、どんなキャリアを描いていらっしゃいますか?

キャリアって・・・う~ん。私、このIT業界に入ってきた若いエンジニアが辞めて行くのがいやなんです。
もったいないな と思って。私はもともと製造業の方にいて、そこからこの業界に入ってきたのですが、何回も何回も失敗を繰り返しながら、開発に携わってきました。「開発」って面白いんですよ。やればやっただけの結果がある。

そんな私が あの時知っていれば助かったのに・・・とか、これ知っておくと彼らの役に立ちそうだなと思ったことを、折に触れ、伝えるようにしてます。

打合せにないことまで、しゃべったらアカンぞぉ~とか、言いながらね・・・・(笑)

自分のキャリアを描くって言うより『 今がんばってる 若いエンジニアに、なが~くこの業界で活躍してもらいたい ? 』そんな思いで これからもやって行きます、それだけです。





株式会社エンベックスエデュケーションでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング