任されることは、信頼の証。
AnStanでは、インターンや若手であっても、自ら考え、動き、結果を出す機会が豊富に用意されています。自由と責任を武器に、個人がぐんぐん成長していくこの環境で、どんな経験ができるのか。
AnStanの取締役COO羽場が語る、AnStanの人材育成とカルチャーについてご紹介します。
Profile:取締役COO 羽場 稜太
2015年、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア)に入社。2019年には株式会社お多福labにて人工知能開発事業のプロジェクトマネージャーを務め、2020年より子会社のPosen株式会社にて代表取締役に就任。
2022年11月より、株式会社AnStanの取締役を務めている。
ーAnStanで働くことで、どんなチャンスや成長が期待できると思いますか?
AnStanでは、一人ひとりに「自由」と「責任」が与えられます。この環境こそが、大きな成長の原動力になると考えています。「自由」という点では、たとえばフルリモート勤務が可能であったり、夕方に一度仕事を区切って夜に再開したりと、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができます。
一方で「責任」は、各メンバーがいつまでに何をやるのかを明確に共有し、責任の所在を曖昧にしないことを徹底しています。ミーティングの中で必ずタスクと担当を言語化し、主体的に仕事を進める文化があります。
そんな環境の中で、AnStanのメンバーはとにかく行動量が多く、スピード感もある。
「行動することが当たり前」という空気が自然と自分の当たり前の基準を引き上げてくれます。
成長したい人にとっては、これ以上ない環境だと思います。
ー会社として、若手社員の成長をどのようにサポートしていますか?
少しユニークかもしれませんが、AnStanではインターン生のマネジメントを代表の尾﨑も積極的に参加しています。業務のサポートはもちろん、社風や思考、価値観に至るまで、経営者としての視点を直に伝えています。
アポイントへの同行など、経営者の現場を間近で見られることも大きな学びになるはずです。
また、AnStanでは「インターンだから」「入社して間もないから」といった理由で距離を置くようなことはありません。入社直後でも、しっかりと仲間として向き合い、自分の意見をどんどん発信してもらいたいと考えています。
たとえば、1日50件のテレアポが必要な場面でも、「このリストに意味はあるのか?」「このトークスクリプトは本当に効果的か?」「もっと効率的な手法はないのか?」と自問しながら、遠慮なく改善提案をしてほしいですね。それこそが、本質的な成長につながると思っています。
私たち経営層も、そうした本質的な問いに真剣に向き合い、よりよい仕組みを一緒につくっていきたいと思っています。
ーAnStanが大事にしている価値観を教えてください。
私たちが大切にしているのは、「AnStanに関わるすべての人を大事にする」ということです。
社員はもちろん、クライアント、その先にいる求職者、そして社員のご家族に至るまで、信頼と誠意を持って向き合う姿勢が根底にあります。
信頼は一方通行では生まれません。まずはこちらが相手を大切にすることで、相手もこちらを信頼してくれる。そうして築かれた関係性こそが、長く続くお付き合いの礎になると信じています。
これを体現していると感じたエピソードが最近ありました。
ある企業様からスカウトメール型サービスのご依頼をいただいた際、当初は一定数のメール通数を事前に購入していただく形式でした。しかし、実際にターゲットを検索してみると、その通数に届く見込みがないことが判明しました。
AnStanとしてはすでに報酬をいただける契約でしたが、結果的にお客様にとって「無駄な投資」になってしまう可能性が高いと判断し、お客様にご相談し請求書を破棄いただきました。成功報酬型に変更し、成果が出た分だけ対価をいただく形に切り替えました。
「お客様に期待・成果・対価を提供できなければ、お引き受けしない」というのが、AnStanの共通認識。目先の利益ではなく、長期的な信頼を大切にする。その想いが社員全員に根づいていると実感しました。
もちろん、事前のターゲット設定が不十分だったことについては、私たちも深く反省しています…。
ーこれから会社を牽引していく若手社員に期待することは?
「いただく対価が何の対価なのか」を深く理解する力を持ってほしいと思います。
たとえば、会社からもらう給料や、お客様からいただく契約金額。それは単なる数字ではなく、「何を評価され、何を期待されたのか」の結果です。
その期待に応え、責任をもって任務を遂行すれば、信頼が生まれ、また次の仕事につながります。そして、より大きな責任と対価を任されるようになります。
その流れをしっかり理解し、対価に見合う価値を自ら生み出す姿勢を持ってくれると、とても頼もしいです。
ー取締役COOとして、今後AnStanをどのように成長させていきたいですか?
目指しているのは、「急成長」ではなく「着実な成長」です。
スタートアップというと、スピード感や成長性ばかりが強調されがちですが、私は「コケないこと」の方が何倍も大切だと考えています。無理な拡大や過度な投資は、組織やキャッシュフローにひずみを生み、最悪の場合、会社の存続すら危ぶまれます。
だからこそ、危ない橋は渡らず、一歩ずつ着実に。持続可能な成長を重視しています。
もちろん、アクセルを踏むべきタイミングもあります。
その見極めこそが、取締役COOとしての重要な責務だと思っています。