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研修営業のつぶやき「できるようになるってなんでこんなに難しいの・・・」

Photo by charlesdeluvio on Unsplash

こんにちは、インソース後藤です。


日々、お客様先の人材育成のプログラムを作ったり、教育体系なんかを作ったりしている私ですが、最近打ちひしがれていることを書かせてください。


誰でも聞いたことのある「 ”知る” から ”わかる” そして ”できる” 」というフレーズですが、この フレーズ、非常に厄介だと感じています。

多分「 ”知る、わかる” 」は簡単なことですが、「 ”できる” 」って非常に難しいことだからです。


①「 ”できる” 」は実も何レベルにも分かれている!?

例えば、新入社員が最初にぶつかる「代表電話の応対」でも、「こういう風にするのか」から「なるほど、理解した」まではすぐだけど、「できる」ようになるのは時間がかかりますよね。

これって実は

「できるレベル1:取次ができる」

「できるレベル2:目的の人が不在時に、お客様と今後の対応をすり合わせできる」

「できるレベル3:目的の人が不在時に、お客様のニーズを察知して対応してしまう」

というレベルが少なくともあると思うのです。

「マネジメント」なんていう複雑なテーマになるとこの「できるレベル」が何十、何百にもなるわけで、教育を設計する身分としてはどうしても数日間の研修では伝えきれないなあ、と。

これは「 ”できる” 」を目指す方の永遠の課題でもあり、「 ”できるようになる” 」を提供する我々の永遠の課題でもあります。



②「 ”できる” 」には他者評価がつきもの!?

自分で「自分は電話応対ができます」と思うのは簡単だけれども、ビジネスの場においては、「 ”できる” 」は他者評価があってこそ価値があります。

これってつまり、「 ”できる” 」の先に実は「 ”できることが認められている” 」があって、自己満足で終わってしまわないように気を付けないといけないんです。

そして社会での経験が増えるほど、「自分はできている」と思ってしまうもの。

相手があってのビジネスですから、相手にどう見られているかを常に考えることが重要ですね。



③「 ”知る” も ”わかる” も ”できる” 」も時代とともに変わっていく!?

最も難しいのはこれ。ビジネスにおけるすべての事象は常に変わっていく、ということ。

「牽引型のリーダーシップ」だけではもう若手はついてこなかったり、「ウォータフォール型のマネジメント」では社会についていけなかったりすると言われていますが、昔正解だと思っていたことは今は全て正解ではなくなっている。

つまり、「知り続けないといけない」し、「わかり続けないといけない」し、「やり続けないといけない」ということで。


もちろんこのVUCA時代においてはこの変化・変革がビジネスチャンスになることはわかっていますが、、、教育者としてはもう少しゆっくりと「 ”できる” 」ようになっていく時間が欲しいなあ、と思っています。


以上、つらつらとつぶやいてきましたが、書けば書くほどやっぱり「 ”知る” から ”わかる” そして ”できる” 」は難しいですね。


自分に今「 ”できる” 」ことはなんだろうと、常に問いかけながら、自身の立ち位置を常に意識しながら歩いて行こうと思います。


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