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【入社エントリ】スモールビジネス経営からBtoB SaaSスタートアップに転職した男

こんにちは!
Smart相談室の石田(@_takayuki_i)と申します。
普段はインサイドセールス(+FS+マーケも少し)として、お客さんと接する仕事をしています!

31歳、好きなものはお酒(肝臓壊れ気味)です!!

今日は僕がSmart相談室に入社した経緯をお話しさせて頂こうと思います。

前職は輸入貿易会社の経営というお仕事で、輸入したカメラ機器を家電量販店に卸したり、バックパックをセレクトショップに販売する会社を少人数でやっていました。
スモールビジネスの経営からBtoB SaaSスタートアップという、自分にとってはインパクトがある結構なキャリアチェンジになりました。

目次

  1. なぜ転職したのか?
  2. なぜSmart相談室なのか?
    1. 早めに相談できる環境を作る
    2. セルフケアに関して知識をつける
  3. メンタルヘルスと仕事
  4. Smart相談室に入社してから
  5. まとめ

1. なぜ転職したのか?

2021年末、自身の法人で抱えていた大きな事業を売却する形となり、ちょうど次の身の振り方について考えている時期でした。

法人も今年の夏で6年目。特に次の方向性まとまっておらず、また正社員は自分しかいなかったので、次何しようかなと色んな人に会って相談をしていました。

そんな中、TwitterでSmartHR創業者の宮田さんがSmart相談室について呟いているのを発見。
meetyでSmart相談室の代表の藤田さんがカジュアル面談を募集されていたので、面白そうだなーと思い、応募してみたのです。



面談の中でお話を聞く限り、Smart相談室が目指している世界が本当に魅力的だなと思い、どういう形でもいいので一緒に働かせてくれないか、とすぐにお願いしました。
やりたい世界が作れる事業を、SmartHRという大きなエンジンがある場所でやれるのならいっちょ僕も噛ませてくれや!が本音です。

実は、藤田さんから「正社員として選考受けますか?」とお誘いいただいて、その後普通にお断りメッセージをいただいた経験がございます。笑
未経験かつ業界知識もないので、普通に考えて当たり前なんですが、
これだけSmart相談室が解決しようとしているペインに理解がある僕は、絶対いた方がいいに決まってると勝手に思い、多分役に立つのでアルバイトでもなんでもいいから参加させてくれと押しまくって業務委託で参加させてもらいました。
もはや参加ではなく侵入くらいの勢い。

その後2022年の春頃に正式に正社員オファーいただいて、6月に無事入社。これをゴリ押し入社って言うんですよ(違う)

今思えば、経験もなく、具体的に何ができるか提案もできなかった僕が働くことをOKしてくれた藤田さんは本当にトチ狂・・・いえ包容力がある方だなと思います。チャレンジできる環境万歳。ありがたい。
今まで有形商材の取扱経験しかなくSaaSのことなど何も知らなかったため、焦ってThe ModelとかProduct Let Growthとか読みました。

2. なぜSmart相談室なのか?

一言で言うと「Smart相談室が提供してるサービスが元から欲しいと思っていた」なのですが、これは今までの僕の体験から感じたことです。

・人の言うことに一喜一憂してしまう
・小さなことに変に落ち込む
・悩んだことを引き摺る
など、元々あまりメンタルが強くないと自負している僕は、悩んでどうしようもなくなったら大学時代の友人に相談するという習慣を作っていました。

自身が大学の臨床心理学科を卒業していることもあり、大学の研究機関で臨床心理士として働いている友人を相手に、
・どういう状況で、どのように心が反応したのか(思ったのか、感じたのか)
・その心の動きはどのような背景があってのことなのか
などを、ロジックと共に整理するということをやっていました。

モヤモヤが、目に見える、理解できる形になると、結構スッキリする。
これが、僕自身と上手に付き合う、僕のメンタルケアだったのです。

本当に人からしたらどうでもいい、なんでそんなことで、と言われる程度のことをいつも相談しています。


今でもちょいちょい相談をしています。
「今どんな気持ち?」と自分に問うことを大切にしています。
カウンセリングセンターへんなの | aboutme
福岡市東区の心理相談所「カウンセリングセンター片治野(へんなの)」のホームページを開設しています。 その他、へんなのスタッフによるブログやつぶやき、動画、創作品などを各SNSで紹介しています。
https://aboutme.style/hennano


その体験からわかった、メンタルケアをうまくやるコツは2つ。
1. 早めに相談できる環境を作る
2. セルフケアに関して知識をつける

2-1. 早めに相談できる環境を作る

「自分が思っていることを、この場所ではなんでも言って良い」
これだけで非常に心の安心感が得られます。

誰でも、
・これを言うのは恥ずかしい
・思ってるけど立場的に言えない
・話すことで変に思われたらどうしよう
そんな小さな思いがあるはず。
そのモヤモヤ、地味に積み重なりますし、吐き出すのにも勇気がいります。

そんなモヤモヤを吐き出す安心な場所を、自らあらかじめ作っておく、と言うことです。

2-2. セルフケアに関して知識をつける

なんだか自分にハマるモヤモヤ解決方法、というのが僕にはあります。
困った時はこうやって自分の心に聞いてみる、という方法みたいなものです。
これを見つけると、一人で乗り越えられることもちょっとずつ増えてきます。

僕は特にGendlinが提唱するフォーカシングという技法が僕に合っていて、自分自身でフォーカシングすること、その結果を上記の友人に話しながら心の整理をしていました。


ユージン・ジェンドリン - Wikipediaja.wikipedia.org


フォーカシング・ゲシュタルト療法 : 心理学用語集psychologist.x0.com


療法/技法については、この技法が良いというより、自身がより自身をケアしやすい方法を探す方が良いのかなと思っています。

前出の宮田さんも、2年前に起業家のメンタルヘルスについて自身の体験を元にブログに書かれていました。


起業家のメンタル問題に立ち向かう技術 - 宮田昇始のブログ
イチロー2007年。結果を求められ、プレッシャーがかかり、弱気になり、不眠にもなる。誰でも同じ。最後に「プレッシャーは技術で克服する」って言ってて、本質度がすごかった pic.twitter.com/JXfDg9F6L9- Yamotty👨‍👩‍👦‍👦 (@yamotty3) 2019年1月26日 ...
https://blog.shojimiyata.com/entry/2019/02/08/113736


Coral Capitalにはこんな記事も。
起業家、スタートアップのボードメンバーという、仕事に何が何でも集中しないといけない人だからこそ、心のケアはとても重要です。


メンタルヘルスは事業持続性に関わるCEOの重要スキル | Coral Capital
スタートアップ起業家は毎日が戦い。次々と生じる課題は山積み。このとき後回しにされがちなのがメンタルヘルスです。メンタル不調は一流の起業家でも経験すること。心の問題に備え、克服するには? 世界のトップ起業家/投資家、研究者、支援組織の提案をご紹介します。
https://coralcap.co/2021/11/mental-health-for-ceos/


もちろん僕が実践した
> 1. 相談できる環境づくり
> 2. セルフケアに関して知識をつける
この2つで全て万事解決とはいかないため、何度も繰り返す必要があります。
毎度相談して新しいことに気づき、ロジックを元に実践するの繰り返し。

つまらないことですぐに落ち込んでしまう僕は人生向いてないんじゃないかとか、今後まともに生きていけるんだろうかとか、仕事頑張らないといけない人がこんなメンタルでどうするんだとか、いつだって躓きまくってきた僕ですが、モヤモヤしたら相談することだけは自分と約束していました。

少し脱線したので元に戻します。

この相談する内容も、適した療法/技法も人によって異なりますが、
・「早めに」相談できる環境はめちゃくちゃ重要だよね
・モヤモヤしたら相談することが誰でも当たり前になったらいいよね
という内容だけは友人と話し続けてきました。

しかし自分で事業にすることもなく、誰か良いサービス作ってくれないかなぁくらいに思っており、市場にあるカウンセリングサービスに若干の違和感を覚えたままになっていました。

そこで出会ったSmart相談室。
藤田さんから説明を受けた時に、そうそうこれこれ!これが必要なんだよね、と思ったのを覚えています。

▲Smart相談室のサービスサイトにも記載されている、「メンタル不調になる前に」という言葉通り、早期に、簡単に相談できる、相談する文化を形成することが働く人のセルフケアリテラシーを上げることにもつながると思っています。

3. メンタルヘルスと仕事

上記の通り、僕はメンタルケアについては相談できる環境(仕組み)作りが重要だと考えています。

2022年の今でも、メンタルケアに関しては後手になってしまっている会社さんも多いのではないでしょうか?

なんだかんだ言っても仕事はやってくる、業績や成果が重要、メンタルケアなんてそんなこと言ってられない、忙しいから後回し・・・になっていませんか?
メンタル弱いのは自分が弱いのが原因、なんて思っていませんか?

もちろん命かけてやりたいことに尽くすことも重要なのですが、自分の心が発している声に、耳を傾ける時間や環境はどこであっても必要だと思っています。

この意見を裏付けるもう1つ実体験があります。

スモビジ経営者時代、正社員で働いてくれた友人にとても迷惑をかけたり、キャッシュフローがヤバかったりと事業が全然上手くいかない時期がありました。

本当にしんどくて、でも自分が始めたことだから言い訳できなくて、深夜に安ウイスキーをロックで飲んで頑張って寝る生活。
4時5時にようやく寝られるようになるので、朝も起きれず、仕事がどうしても手につかない。
やらなきゃ状況を打開できないのに、頑張れない。
だから自己評価も下がってまた落ち込んで眠れない。

一人で悶々としていて、この時期は売上も全く伸びませんでした。

メンタルケアを怠ると体にも影響が出て、結果能率は下がります。
心の声、エラーを無視して動き続けていると大体仕事の成果も落ちる、と言うのが僕の持論です。

だからこそ、いや本当に、めっちゃ、有無を言わさず、Smart相談室どの企業にも必要でしょ、最適解でしょ、と実は心から思っています。

社内で相談する文化を作ることは結構難易度が高く、相談する従業員の心理的ハードルもあり、労務担当者の工数も割かれるため、割とどこも後手に回りがちです。

そんな場所作り+環境作りがSmart相談室でできるとなると、手前味噌ながら無茶苦茶ええやんけ・・・と。

Smart相談室入れて、相談できる環境を作って、メンタルヘルスを仕組みで解決して、意図してなかった離職を改善して、もっと業績上げてやりましょうよ、と。

従業員の働きやすさ(生きやすさ)も、業績もどちらも取れる、そのための仕組みの1つだと僕は思っています。

4. Smart相談室に入社してから

そんな訳で2022年6月に正社員入社して約6ヶ月経ちました。(2022年12月時点)
セールスサイドはPMMの伊禮さんに続く2人目なのでやることも盛り沢山、目標も毎月上がっていきます。

正直僕が組織で働いた経験が薄すぎて(会社員経験が新卒からの2年だけ)苦労することもありましたが、背伸びしながらついていける環境です。
(ふと思ったんですが、苦労したのは藤田さんや伊禮さんですねこれは笑)

特にいいなと思うのは、やると言ったらチャレンジさせてくれること、例え上手くいかなくても見捨てないところですね。
失敗に対してネガティブではなく、なぜできなかったのか、次回どうすれば上手くいくのかを、聞けば適切にヒントをくれます。
ヤバイ時はヤバイと言うと、これまた解決のヒントをくれます。

ただ、Smart相談室に入って勉強させてもらう、みたいなスタンスはちょっとフィットしないかも・・・
まだまだ人数が少ないこともあり、自身で動いていく自主性はどうしても必要になるかと思います。

事業の具体的なことで言うと、やはりSmartHRからのバックアップは非常に強力かつ助かります。
攻めのマーケ面、守りであるリーガル面、工数取られるバックオフィスなどなど色んな面で手伝ってもらっています。
Smart相談室だけでやっていては解決できなかったこともごまんと・・・
これがチーム・・・!マジでありがたい!!!

5. まとめ

長くなったのでまとめます。

1. スモールビジネス経営者からBtoB SaaSスタートアップセールスにキャリアチェンジしたよ
2. メンタルケアは早期に相談できる環境作りが大事だよ
3. メンタルケアは仕事の能率にも影響を与えるのでもっと注目した方がいいよ

以上です!

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