こんにちは。大沼です。
事業再生アドバイザリーチームに所属しています。
私は、地方銀行で14年半勤務した後にLBPに入社しました。
今日は、14年の銀行員生活をどう過ごしなぜ転職に至ったのか、
LBPに入社して何を考えるのか、少しだけお伝えしたいと思います。
1.今まで何をしてきたか(自己紹介)
現在の業務は事業再生アドバイザリーです。
一口に言えば、業況が厳しい企業について、その原因を分析し、改善策をクライアントと共に考え提言する仕事です。また、窮境と表裏一体で資金繰りも課題であり、金融機関との調整をスムーズに行うことも重要な要素です。
LBP入社前は、地方銀行で14年半勤務していました。
山形で生まれ育ち、大学は首都圏に出たものの卒業後は地元地銀に就職しました。
「山形に帰ろう」という単純な考えが、就職先に銀行を選んだ主な動機です。
入行後は、主に法人営業分野でキャリアを積むこととなります。
はじめは、わけもわからず営業をしていましたが、経験を重ねるにつれ、経営者の思いに応えて真に必要とされる融資を出すことに意義を感じるようになりました。
特に、新規出店や新規事業などに資金面でバックアップすることで、地域経済に前向きな貢献ができると考えていました。
私の銀行員としてのキャリアは、多くの機会を与えてもらった恵まれたものでした。
中でも、二度の行外派遣(メガバンク派遣、海外派遣)は自分の価値観を揺さぶられる体験でした。
メガバンクでは、圧倒的な人員の厚みと知識・スキルの平均値の高さに衝撃を受けました。
海外派遣は、タイの現地銀行に2年半出向し、多くの日系企業が環境や文化の葛藤の中で懸命に事業に向かう様子を目の当たりにしました。
退職直前には本部に属し、現場の法人営業の支援をするポジションにありました。
自分が希望していた部署でもあり、仕事にはやりがいもありました。
タイの銀行に出向した際の写真
2.どうしてLBPに入社しようと思ったか?
結論から言えば、「地域の中堅中小企業へ最高水準のアドバイザリーサービスを提供したい」という志に共感したからです。
そもそも、恵まれた銀行員生活を送りながら、なぜ転職に踏み切ったのか。
面接でも、何度も聞かれました。
もともと、35歳までにその後の人生を考え直そうと思っていたことが、ベースにはあります。
それが即転職ではなかったものの、自分の中でひとつの節目と捉えていました。ただ、35歳が近づいてもなかなか考えはまとまりませんでした。
地域金融機関の先行きに漠然とした不安を感じる一方、仕事にやりがいや意義を感じており、それまでの恩義もありました。
一つの転機はUSCPAの取得を目指したことです。
悶々と無為に時間を過ごすのではなく、できる準備をしながら考えようと思ったのです。自分の覚悟を試す意味もありました。
また、転職するからには銀行ではできなかったことをやろうと思い、それが何か考えを巡らせました。
結果、二つの考えに収斂されました。
一つは「債権者と債務者」の相反する関係性ではなく、より顧客の側に立った仕事がしたいということ。
もう一つは、金融商品を通じて対価を得るのではなく、サービスそのものに価値がつく仕事がしたいということでした。
その2つの考えと、USCPAの資格取得の交わるところにコンサル業界がありました。
さらに、自分の経験や関心から領域を絞り込むと「財務」「地方」「中堅中小企業」というキーワードがあり、これは正にLBPが強みとする領域と重なっていました。
前職を辞めることには相当な葛藤がありましたが、自分の人生を変える決断をし、現在に至ります。
USCPAに合格しました。
3.LBPに入社してみてギャップはあるか?
マイナス方向でのギャップは、全くと言っていいほどありません。
面接の時点でかなりハードワークだと聞かされ、相応の覚悟をして入社したこともいい方向に働いているかもしれません。
プラス方向のギャップは、LBPのメンバーは想像よりもずっと優しく、フラットかつ闊達な社風であることです。また、ハードワークとは言いながら、経営層が労働環境を気にかけていてくれることも非常に心強いです。
自分のスキルと仕事のフィット感については、「想定していた程度にできない」という感覚です。
企業の全体的な見方や財務的な評価については、前職の経験がそのまま活かせている面もあると感じています。一方で、エクセル、パワポは全くダメでした。
実はもう少しできるのではと密かに期待していましたが、全くダメでイチから勉強中です。
再生のプロセスは、数字で測れるもの以上に様々な要素が絡み合っており、知識だけではなく自分の人間性も試されるような気がしています。そこに、難しさや面白みがあるのではないかと思っています。
目の前のクライアントのため、自分の価値を高めるために、知識を身につけることはもちろんのこと、人としての経験値も蓄えられるように、まだまだ精進が必要だと思っているところです。