ガバナンス・IFRS事業部 森岡 真葵子(Morioka Makiko)
「国際資格やガバナンス支援を通じて、企業や人の成長に寄り添いたい」
そう語るのは、ガバナンス・IFRS事業部で活躍する森岡さん。大学時代から参加しているフィリピンの子どもたちの自立支援を行うNPO団体の活動を通して、社会課題解決や組織運営に強い関心を持っていました。その縁で知ったアビタスは、教育業界で自身の経験を活かしながら成長できる場として理想的な選択肢でした。
「自分の成長」と「事業の成長」を同時に感じられる場所を求めて
転職活動の軸は明確でした。社長や経営陣との距離が近く、組織の意思決定や方向性を肌で感じられる環境、幅広い業務に挑戦できること、そして成長途中の事業を自ら体験し自身の成長にもつなげられる環境、この3つを重視して企業を探していました。
その中で最終的にアビタスを選んだ決め手は直感的な魅力も大きかったといいます。「会社の雰囲気に惹かれ、自分の視点やアイデアを活かせる環境だ」と感じたこと。そして規模感や事業フェーズの親和性からも、自分が挑戦して成長できる場であると確信し、入社を決意しました。入社前には、役員や事業責任者との面談を通じ、社風や一人ひとりの考え方にも触れる機会もあり、挑戦と成長の両立が可能な場だという思いがさらに強まりました。
多岐にわたる業務で、自ら考え、動かす力を養う
入社1年目は、法人営業として新規開拓や既存顧客への提案、説明会・イベント運営、メルマガやチラシ作成、個別面談やテレアポによるクロージングなどを幅広く担当。さらに記事執筆やEラーニングコンテンツの開発にも携わりました。
2年目となった現在は、「ガバナンスIFRS4講座(CIA・CISA・CFE・IFRS)」のリーダーを担当。ポータルサイトやYouTubeコンテンツの立ち上げ、全体工数の効率化、受講生サポートの改善などを推進しています。受講生サービス部や情報システム部など複数部署と連携し、部署横断で事業全体を推進する経験は、自ら考え、動かす力を磨く場となっています。
「一つひとつの業務は小さな取り組みでも、部署を越えた協力と工夫の積み重ねで成果に繋がる。その達成感が何よりのやりがいです」と語ります。日々の業務の中では、顧客や受講生の声を細かく吸い上げ改善策に反映することを意識しており、その試行錯誤のプロセス自体が自己成長に繋がっていると感じています。担当企業の人事や教育のご担当者様と二人三脚で担当企業内の資格取得者を増やしたり、受講生から合格報告を受けたときには、人や組織の成長に寄り添える喜びを強く感じます。
一連のプロジェクトを自分の手で形にした成功体験
特に印象的だったのは、新しいEラーニング講座を販売するプロジェクト。登壇者の調整、イベント実施、収録、販売ページ準備、メルマガ作成までを一気通貫で担当。最初は不安もありましたが、社内外の関係者と連携し、一つずつ着実に形にしていくことで、最終的に販売につながり、売上として成果を実感できました。企画から販売まで自ら推進した経験は、自信と成長に直結する大きな成功体験となりました。
一方、法人営業ではリード数(見込み顧客)の限界という大きな課題に直面しました。これを打開するため、「全国開拓」を掲げ、地方銀行へのアプローチにつながるリード獲得を目的にセミナーを企画。特に、普段接点の少ないメガバンクの経営層を招く際には、社内外で多くの調整が必要となり、自身の裁量だけでは解決できない難しさを実感しましたが、様々な試行錯誤や社内検討を重ね、メガバンクの内部監査部門の責任者を招くセミナーを実現。その内容を記事化して発信することで、業界から注目を集め、全国の銀行へのアプローチのきっかけを創出しました。これにより、新規顧客や既存顧客の新しい部門との接点が増加。さらに新しい案件や紹介が生まれるなど、事業のダイナミズムを体感できました。
担当者様と率直な意見交換を行い、多大なるご協力をいただく中で関係性が深まり、大企業一つひとつの部署に扉を開くようにネットワークが広がっていく過程は自身にとっても非常に刺激的でした。単なる資格取得支援にとどまらず、日本の内部監査部門のプレゼンス向上や業界全体の活性化に貢献できる挑戦として、確かな手応えを得られた経験です。
入社前の印象とのギャップと、アビタスらしい温かさ
入社前は「教育業界や資格支援に関わるのは未知の世界」という思いがありました。しかし実際に働いてみると、社員の皆さんは優しく明るく、安心して業務に取り組める環境だと感じました。社員数も100名程度と程よく、顔見知りがすぐに増えるため、ちょっとしたことでも気軽に相談できます。また、同世代のメンバーも多く、休日に一緒に出かけるなど、仕事以外でも自然にコミュニケーションがとれる点も魅力です。
部署を越えた協力と挑戦がフィットするカルチャー
アビタスは30周年を迎えながらも、新たな挑戦を積極的に進めるフェーズにあります。長年会社を支えてきた経験豊富な先輩方の知見と、若手の自由な発想が融合することで、安定感と成長実感の両方を感じることができる環境です。これまでの歴史と実績を大切にしつつも、新たな挑戦には果敢に取り組むカルチャーがあります。社内では他部署のメンバーだけでなく、社長をはじめとする幹部メンバーとの距離も近く、組織全体の動きを肌で感じることができます。部署を超えた協力や小さな工夫を積み重ねながら、自分自身も新しい役割や課題に挑戦し続ける。このスタイルこそが、アビタスのカルチャーであり、私自身に自然とフィットしていると感じています。
グループ内のトップ事業に成長させ、社会に影響を与えたい
現在は、ポータルサイトやYouTubeコンテンツなどのプロジェクトを着実に推進するとともに、受講後も学びを継続できるコミュニティ作りに取り組んでいます。最終的には、ガバナンス・IFRS事業をパスメイクグループの中でもトップクラスの事業に成長させ、日本全体のガバナンス水準向上に貢献することが目標です。私は、ガバナンスの強化こそが企業価値創造の基盤であると考えています。この仕事を通じて、受講者の学びと企業の成長を同時に支えられる存在でありたいと思っています。
アビタスは自分の手で事業と社会に価値を届けることができる環境
アビタスは、程よい規模感で挑戦の機会が豊富にあるため、大手企業等では感じづらい「自分の意見や行動がそのまま事業成長につながる実感」を得られる環境です。チームで協力しながら成果を出すことを楽しめる人、新しい取り組みに前向きで成長意欲のある人にとって最適な職場だと思います。
「アビタスでの挑戦は、自らの成長だけでなく、業界や社会全体に価値を届ける手応えを実感できる貴重な機会です。皆さんと一緒に事業を推進し、新たな変革を仕掛けられる日を楽しみにしています」