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男女の様々な格差についてどう思う?【社内ディスカッションその1】

Photo by Redd on Unsplash

はじめに

REIGETSUでは、定期的に社会課題について社内で話し合う場を設けています。

会社のミッションである「世の中のWORKをもっと楽しく」を実現するためには、まずは社会課題を知ることから始める必要があるという考えがあるからです。

今回は、男女格差統計的差別をテーマに行った社内ディスカッションの様子をご紹介します!

参加者は、代表の向山口、女性社員2名(江尻、松岡)、男性社員2名(矢野、大倉)の計5名です。

男女格差を感じたこと、ありますか?

向山口:日本の雇用において、男女の賃金格差は25%もあります。また、女性の正社員労働者についても男性正社員と比べて約22%の乖離があります。いずれも徐々に改善傾向ではありますが、まだまだその格差は大きいです。

江尻さんは男女格差について、どう思いますか?
身の回りとか自身のケースに置き換えて、何か感じることはありますか?

江尻:私はREIGETSUが初めての会社だったので、自分が直接的に感じたことは正直ないです。周りでもそんなにないと思います。知人も働いてるんですが、格差があるっていう風に見えたことはないので。ただ、上司からあんまり評価されないっていうのは聞いたことがありますね。知人の能力があまりなかったからっていう可能性はあるんですけど、役職が上がるのにはかなり時間がかかりました。

向山口:なるほど。知人の方のスキルが云々は置いといて、社会的に男性と女性が同じスキルを持っていたとしても、男性の方がキャリアアップの優遇がされているのではないかっていうことですね。

江尻:そうですそうです。

向山口:松岡さんはどうですか?

松岡:昔働いてた会社は結構格差が激しくって、営業所が40個くらいある会社で働いてましたが、女性は絶対所長にはなれないし、副所長にもなれなかったです。

向山口:それはなんでなの?

松岡:なんかもうそれが当たり前みたいな感じだったんで。女性は絶対事務作業をする、外に出るのは全部男性みたいな感じの会社だったので。

向山口:背景的な問題はもちろんあるんだと思うけど、例えば男性の方がウケが良くて成約率が高かったとか。でも、女性目線でそれについては問題に感じていた?

松岡:私はちょっと嫌だなって思ってて、一度抗議しに行きました(笑)ベトナム支店があるんですけど、そこに行けるのも男性だけだったんですね。私的には結構行きたかったから、なんで女性は行けないんですかって聞いたら、インターンシップで女性も行けるように変わりました。

向山口:でもインターンなんだ。

松岡:そうですね。社長とお話ししたんですけど、今までそういう風に言われたことなかったから「女性でも行きたい人っているんだ」みたいな感じでした。

向山口:それは非常によくないね。行きたい人がいないっていう前提でものを考えてるから。女性にも行きたい人はいるって前提で、例えばベトナムとかだったら危険が多いから行かせないとか、ハラスメントが強いから行かせられないというような考えがあってその施策をしているならいいんだけど。とにかく女性やからっていう理由でさせないっていうのは違うかなあっていう風に思うね。

矢野くんはどうでしょう?

矢野:自分も正社員としての就職でいうとこのREIGETSUが初めてなので、実際に現場で見たことはないですね。ただ、姉の就職活動を見ていて、たしかに女性を募集している仕事自体に事務作業が多いっていうのはあるかなと思います。

向山口:職業殺到説っていうのがあって、例えば女性は事務とか美容師がしたいから、年収が下がるのも当たり前でしょっていう仮説やねんけど、そうじゃなくて、そもそも企業側が募集してないってことやね。

矢野:募集もそうですし、女性側もそういう職業についている方が多いと、企業の方もそれが当たり前だと思うかもしれないので、それぞれどんどんエスカレートしていってる節はあるんじゃないかなと。

向山口:大倉くんはどうでしょう?

大倉:僕は新卒で某眼鏡屋に勤めてました。そこでは当たり前なんですけど男女の給料差っていうのはなくて。ただやっぱり、改めて店長とか副店長どっちが多かったかなって考えると、男性の方が多くて。そうなってくるとやっぱり役職手当的なところで賃金の差は出てくるんじゃないかなと。

向山口:全体の男女比率を考慮しても明らかに男性役職者の方が多いっていうイメージ?

大倉:そういうイメージでした。

向山口:そうなのか。

続いて賃金格差についてだけど、REIGETSU社内ではどう?

松岡:ないですね!

向山口:むしろランキング10位まで、女性の方が多くなかったっけ?

矢野:そうですね(笑)

向山口:例えば、上位は置いといて、下位の子達の中で女性だからって何か不利に働いていることとかってある?

松岡:いや、ないと思います。

大倉:やるかやらないかだけですからね!

統計的差別についてどう思いますか?

向山口:女性の賃金が低いことや、正社員の割合が低いことについてはいくつかの考察がされています。そのうちの一つが「統計的差別」で女性は30代での離職率が高いので企業が採用したがらないのではないかという仮説です。その事例として、2018年には東京医科大学が受験者に説明のないまま女子受験者の点数を一律に原点して合格者数を調整していたというものがあります。

日本の統計的女性差別について、松岡さんはどう思いますか?

松岡:私的には結構女性も生きやすい世の中になってるなって思ってます

向山口:江尻さんはどう?ディスカッションやから言うけど、個人的に例えば「生理」についてはあんまり考慮されていない世の中なのかなという風に思う。

江尻:それで言うと、たしか生理用品は軽減税率の対象外でしたよね。生理用品は10%の税率で、新聞とかは8%っていうのも今問題になってます。

向山口:確かに。貧困層で生理用品が買えないっていうのもあったりするよね。江尻さんが男性優位やなって思うところ、他にはどうでしょう?

江尻:男性優位っていう話ではないかもしれないんですけど、例えばウェビナーの案件とかも私たちが始めたころって「女性はディレクター」って決まってたんですよ。女性は機械が苦手だろうっていう理由もあると思うんですけど、女性の方がトラブルになってもカッとならないし、女性が対応してくれたほうが嬉しいから女性はディレクターなんだよって聞いて、ちょっともやっとしました。それを言われた時に、性的搾取の部分はあるなあと。あとイベントでも女性だから受付みたいなのもあるので、やっぱ女性の性を使って接待するみたいなレールが敷かれてたのはちょっと不利だなと思いました。

向山口:ディレクターに関しては、逆に言うと「男性はテクニカル、女性はディレクター」ってオートマティックに分けられるから、男性はディレクターになりづらいっていう側面があって、しかもディレクターの方が給与が高いっていうのもあるね。

江尻:そうですね。

向山口:でも今の話、給与の面で言うとどっちかっていうと女性優位なんじゃないかなって少し思ってしまうんやけどなあ。もちろん女性でテクニカルをやりたい人、男性でディレクターをやりたい人はいるから、そもそもそこにバイアスかけるのがよくないんだけど。経営者目線で言うと、たしかに女性の方がディレクターになってほしいっていうのは仕方ないかなあと。

矢野:統計的性差別って言うと賃金の差に関してとか待遇の差に関してなので、そういう意味では今の話は女性優位なんですよ。ただ、江尻さん側の意見で言えば、性搾取になってしまっているので有利不利というよりは、その職業につく時点で性的搾取になっているのが問題ですね。

向山口:女性っていうステータスを使って仕事をしてくださいねってなってることが問題ってことやね。

江尻:私はそういうのは嫌です。女性として嫌。

向山口:松岡さんはどうですか?

松岡:私は良いかな。それを利用すればうまくやれるのかなって。

向山口:これって正解がないから難しい。要は、すごい乱暴な言い方をすると、男性は筋力を求められることがあるし、女性は女性っていうステータスを使って欲しいって思われることがある。でもそれって、是とするか非とするのかってグラデーションやん。

REIGETSUとして何ができるか?

向山口:ここからは、REIGETSUとして男女格差是正のために何ができるかってことを考えたいと思います。一つパッと思いついたもので言うと、女性は生理っていうのがあるから、パフォーマンスを男性と同じようにあげられない時期があるって意味で、男性と同じ土俵で戦えてないのかなっていうのをちょっと感じていていて。だから何かしらのサポートはあったほうがいいのかなと考えるんやけど、どうかな?

矢野:自分が言うのもあれなんですけど、生理って一概に言っても人によって程度が違うので、一律であーだこうだって言うよりは、それぞれのケースを考えて、例えば精神的にもそうですし、何か定期的に辛いことが起こるのであればそれに対してサポートをするっていう考え方の方が良いのかなって思います。これは生理に限らずですね。

向山口:男女を問わず、例えば生理じゃなくて持病とかもあるからね。だからみんなが同じ土俵で戦えるように、会社はできる限りサポートを行うと。でも今そういう制度って具体的にないけど、何か案はあるかな?

大倉:今パッと思いついたものだと、女性特有でかかる費用のサポートとか。

向山口:あー、なるほどね。例えば何やろう?

大倉:それこそ生理用品とか。

向山口:生理用品の費用サポート制度は社内で検討進行中だけど、それ施行する?

江尻:あったらすごくいい会社だなって思います。今特に生理用品の問題はかなりSNSとかでも言われてるし、毎月固定で1,000円くらいはかかるので。

向山口:サポートするべきやなとは思う。その施策に関して課題に感じることはある?例えば、銘柄とか。自分はこれしか使ってないみたいな。

江尻:まああるんじゃないですかね。結局、肌の相性の問題なんで。オーガニック100%じゃないと肌荒れしちゃうからとかって人はいると思います。

向山口:あれって、この1種類だけ置いとけばみんなが使えるってわけではないのね。

大倉:それか、もう給料の中に組み込んで固定費で渡すとか?

江尻:金額差は結構あると思いますけどね。

大倉:あー。なるほど。

矢野:まあでも、全部をサポートするわけじゃないけど大まかにサポートがあって、それ以上かかるってなったら申し訳ないですけどそれは自分で出してね、でいいんじゃないですか。厳格に毎回金額を聞く必要はないのかなと。

向山口:なるほどね。じゃあ、大体どれくらい?

江尻:1,000円ですかね。夜、昼、多い日の昼とか種類が結構あるんですよ。生理が始まってから終わりまでずっと同じやつってわけじゃないからそれぞれを購入する費用がかかる。

向山口:松岡さんはどう?

松岡:うーん。なんかそんなに毎月いくらかかってるかって考えたことなかったので・・

江尻:前に毎月の生理費用についてアンケートをとった時の平均値でいいのかなって思います。

向山口:じゃあ、この施策は行う?行わない?

大倉:行うかな。

松岡:是非とも。他で聞いたことなかったし。

江尻:狡い話じゃないですけど、多分「生理用品の補助あり」みたいなのが書いてあるだけで、REIGETSUに対しての見え方は変わると思う。

向山口:そうだね。それで、同じようにする会社が一社でも増えたら、世の中の風潮として徐々に広がっていくから、それこそ会社の理念を叶えてることになると思うのよ。

江尻:多分今、生理休暇とかは結構大々的にやってる会社も多いと思うんですけど、生理用品補助っていうのはあんまりないのかなって。

向山口:OK。じゃあ、やり方はまた別途協議しないといけないけど、改めて進めよう。

今、生理だけにフォーカスしたけど他にはどうだろう?

矢野:育児休暇って自分の子どもじゃないといけないんですか?

LGBTの方で養子とられる方いらっしゃるじゃないですか。それって結局自分の子どもの育児と同じくらい労力がかかるので、育休取れないのかなーって。

向山口:社会的に他の会社がどういう風にしてるのかっていうところと、まあ最終的には会社のジャッジになるんじゃないかな。他には何かある?

江尻:生理休暇ってあるんですか?

向山口:ないね。

矢野:でも、うちに関して言えばシフトが自分で自由に決められるから、休もうと思えば休めますよね。

向山口:そうだね。ただ、いつ生理が始まるかどうかはわからないからそれも含めて自己管理にはなるけど。

まとめ

今回のディスカッションの結果として、以下のことが決まりました。男女の格差については同じ土俵で勝負できていないことが問題なので、まずはREIGETSUでサポートできることとして生理用品の購入補助を行うことが決まりました。

今回ディスカッションした内容以外にも、世の中の課題はまだまだたくさんあります。REIGETSUでは、「世の中のWORKをもっと楽しく」を実現するため、これからも社員全員で世の中の課題に向き合っていきます。

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