こんにちは！Ubicomホールディングス採用担当です。

今回は社員紹介第六弾として、グローバル事業戦略本部の孫さんにお話をお聞きしました。

前編では、これまでのキャリアや、高難易度の資格を獲得したことで見えた、プロのプロジェクトマネージャーの道、職場での変化等をお届けします。

【社員プロフィール】

：孫さん
　グローバル事業戦略本部所属。技術推進・プロジェクト推進担当。
　入社13年目。中国出身。

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Q．日本に来てどれくらいになるのですか

来日してから20年以上たっています。
私が学生だった当時、中国にある日本の大手メーカー企業は就職先としてとても魅力的でした。
日本企業に就職したいと思ったことがきっかけで日本語を2年間中国で勉強し、日本に留学しました。

日本語も大変お上手です。当時は日本で何を勉強されていたのですか。

専攻は経営情報で、経済と情報系が両方入っている学部でした。
当時はっきりとした目標はありませんでしたが、PCを勉強しておこうと思ってテクノロジーなどを勉強していたことが今に活きています。

母国語の中国語を忘れたりしませんか。

現在、MBAや戦略的なコンサルタントの勉強をあえて中国語で行っています。自分の母国語を忘れないように、かつ、より知識をつけるために学んでいます。

Q．入社したきっかけは何ですか

グローバルな環境で働くことができることに魅力を感じ、入社しました。
入社後も、異なる文化やバックグラウンドを持つ仲間と、お互いの強みを活かして成長できる環境にワクワクしています。

Q．現在の主な業務内容を教えてください

現在は、大手賃貸管理システムの修正や改善を行う保守開発プロジェクトでプロジェクトマネージャーをしています。
フィリピンにあるグループ会社の開発チームと協力しながら、進捗管理やコミュニケーションを重点的に行い、円滑な進行をサポートしています。

中国出身の孫さん、日本人、フィリピン人のメンバーと、まさにグローバルな環境でマネジメントをされているんですね！

Q．この仕事のやりがいや魅力は何ですか

プロジェクトマネージャーとしての経験によって、リーダーシップや問題解決能力が向上しました。自己成長もできて素晴らしいと思っています。
課題解決をしながら成果を残すことができる仕事に非常にやりがいを感じています。

Q．プロジェクトマネージャーに関して、直近ではPMPという国際的な資格を取得されたと伺っています。PMPとはどのような資格ですか

PMPとは、プロジェクトマネージャーの国際的な標準を示す資格です。
プロジェクトの計画、実行、監視、制御、完結に関する広範な知識とスキルを証明するもので、合格には実務経験と専門的なトレーニングが必要です。

この資格を取得することで、組織をマネジメントする知識がつくのはもちろん、国際的にもプロジェクトマネージャーとして認められます。

国際的に認められるというのは大きなメリットかと思います。PMPの取得には通常、数か月から半年以上の学習期間が必要となると聞いています。どのようにして勉強時間は確保していましたか。

プロジェクトとプロジェクトの合間の期間で勉強しました。
昨年からＰＭＰの資格を取ろうと計画はしていましたが、しっかり勉強しないと取れない資格なので、プロジェクトと並行しての取得は難しかったです。上司とも相談してプロジェクトがない期間がチャンスだと思って勉強し一発で合格しました。

一発で合格されるところがさすがですね。

Q．PMPを取得したことで得られた新しい視点や成果はありますか

ＰＭＰで得た知識があるかないかで全く違います。
仕事でトラブルが起こった際は、顧客との関係性によって臨機応変な対処方法が求められます。
これまでは、一般常識的な自分が最善だと思う対処をしてきましたが、PMP取得を通して
「トラブルが起きた際にどのようなシナリオで解決するか」「トラブルの種類や明確な解決方法の知識」を身に着けることができ、正しい対処をすることができるようになりました。

今ではトラブルを相談された際に、何が課題となっているかが一目瞭然でわかりますし、プロジェクトの進行がスムーズになった上に、お客様からの信頼も増しました。

また、チームマネジメントにおいても、どのようなルールを設ければいいかなどの知識がつき、よりチームでプロジェクトを成功に導くマネジメントができるようになりました。

孫さんのように対応できる方がいたら、会社としても非常に頼もしいです。
PMPを取得したことによって、問題のソリューションをうまく提供することができるのですね。

はい、トラブルが起きた際には迷わず落ち着いて対処できるようになりました。
さらに、リスク管理ができるようになったためトラブルを未然に防ぐこともできるようになりました。
プロジェクトマネージャーとして、ＩＴ業界だけでなく全ての業界で役立つ資格だと感じています。

取得した資格が実際にそれだけ仕事に活かすことができるのは素晴らしいことだと思います。

もっと早く知っていたらと思いますね。勉強しないと気付けなかったことが多くありました。
実際にプロジェクトを進める中でも、これまではお客様と業務の線引きやお互いの認識を一致させるための要件定義などが曖昧になっていた部分がありました。
知識をつけたことで、お客様とのやり取りにおいても、より細かい部分まで認識を合わせることができるようになりました。

PMP取得により、プロジェクトマネージャーとしての活躍の場が更に広がる

繋がると思います。どのプロジェクトにおいてもタスク管理が非常に大事です。
そういった点でも活かせる資格だと思います。

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後編ではキャリアアップに関する考え方やこれまでのご経験などをお聞きします！