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「世界から求められるサービスになるための、成長の軌跡とは」。QuickWork代表村岡が見つめる事業の未来。

株式会社QuickWork 創業者 代表取締役社長 村岡功規

プロフィール:学生時代にデータ分析の研究員・Webサービスを起業レバレジーズで0→1・salesマネージャーを経験 Pythonを用いたデータ分析業務やRubyを利用したWEBアプリケーションの開発及び運営をしていた経験と、ITベンチャーでのセールス / マネジメントのノウハウを掛け合わせ、株式会社QuickWorkを創業。 


「なぜQuickWorkはスタートアップなのに調達もせずに、

 自己資金だけでここまで成長できたの?」

QuickWorkを創業して2年。COOの粂と2人ではじめた会社は、気がつけば75名の規模へと成長しました。また私たちが提供している「SalesNow」の各サービスは一部上場企業からスタートアップまで3,000社以上の企業様に活用していただけるようになったりと、創業時に想像していたよりも早いスピードで大きな成果をあげられたなあと実感しています。しかし一方では、まだまだな部分もたくさんあります。日本の法人数は500万社以上もあるので、その市場規模を考えるとやるべきことばかりだなあ、と思っています。私たちが目指すフィールドは、日本だけではなくて、世界。スタートダッシュがよかったからと言って気を抜いてはいけない。最近はよくそんなことを考えます。

「なぜQuickWorkはスタートアップなのに調達もせずに、自己資金だけでここまで成長できたの?」と、聞かれることがあります。その答えとして私は「徹底したプロ人材の採用」と「キャッシュフローに対してとことん真摯に向き合うこと」を、決して手を抜くことなく愚直に行ってきたからだと思っています。私も粂も、前職でマネージャーという役職についていたものの、社会人としては全然キャリアも浅く、スキルも到底他の人には及ばないといった状態でした。だから「こうしたい」というビジョンやイメージがあっても、「自分たちでどうにかする」といったことができなかったのです。だから「専門スキルの高いプロフェッショナル人材」に頼るしかなかった。ですので、自分たちが描いているサービスをどうしていきたいかをとことん考え抜いて、どんな方にジョインして欲しいかの人物像を明確にしていきました。この判断があったからこそ、現在の組織規模にもなることができたし、2年でサービスを6つもローンチすることができたんだと思います。なまじっか、僕らにスキルがあって自分たちでやっていたらこうはなってなかったでしょう。自分たちでできないことは、できる人に信頼して任せる。いまやカルチャーとしても根付いてきたQuickWorkの圧倒的な権限委譲はこういうところから生まれてきたのだと思います。(でもほんとびっくりするぐらいすごいプロフェッショナルな方達集まってきてくれました。とても毎日が刺激的です。感謝しかありません。)

もう一つの理由の「キャッシュフローに対してとことん真摯に向き合うこと」ですが、これはファイナンスありきでの事業の戦略を組まなかったことに起因しています。投資を受けると言うことは、その金額に応じた将来性を期待されてのことであると思うので、そのスキームを否定するつもりは全くありません。ただ、私は自分たちの力だけでキャッシュフローを回していくことで、いかにお客様がお金を払って利用したくなるサービスなのかを身をもって理解できると考えたのです。SaaSというサービスで一年目からそのようなことを目指すのは無謀だと言われたこともありました。でも、とにかく支出がでないように細かな部分までキャッシュフローにこだわりましたし、お客様と対話を繰り返してサービスを改善していったことで、一年目からちゃんと黒字化するサービスに磨いていくことができました。顧客管理の徹底、効率のいいアプローチ方法はなにか、共有する情報に齟齬がないように言語化にこだわるなど、いま思い返しても、とにかく生き残っていくんだ、という覚悟をもっていろんなことに臨んでいました。その結果が、SalesTech領域において1年以内MRR1000万円を突破につながり、シード、シリーズAの調達をスキップする結果につながっているんだと思います。

開発には、惜しまずに投資をしていくスタンス。

プロダクトをより高速で伸ばすために、日本を代表するペガサス企業へ。

私たちが目指しているのは日本を代表するペガサス企業です。本気で世界と戦うプロダクトへと磨きをかけていきたいと強く考えています。だからこそ開発投資比率を現在は49%まで高めてプロダクトへ投資し、モダンな技術(React, Typescript, FastAPI)を採用して、効率的なアジャイル開発を進めることができています。人材や環境などへの開発投資が十分にできているメリットは存分にあり、ユーザーから上がった意見をプロダクトに反映したり、実装するスピードが非常に早いため、収益化にすぐつなげていけています。実際に2年で6プロダクトをローンチできていたり、早期にデータベースを構築できているなど、結果も残しています。この勢いを緩めることなく、さらにアクセルを踏んでいきたいと思っています。


「企業情報のサーチエンジンといえば、SalesNow DB。」

すべてのビジネスパーソンにとって、価値あるサービスへ。

創業から半年が経ったころに、新型コロナウイルス感染症が拡大しはじめて、最初の緊急事態宣言が発令されました。未曾有のウイルスとどう立ち向かっていくのか誰も解をもっていなかったため、「ステイホーム」を合言葉に外出しない生活がスタートしました。生活様式や働き方は大きく変化し、テレワークを導入する働き方が推進され、多くの企業が新しい働き方を導入していきました。このことにより大きく変化したのが「営業の手法」です。出社が制限されたことで、オフィスに人がいないためアポイントを取ることができず、従来のテレアポや訪問営業といった手法が通用しなくなっていったのです。

この時代の変化はQuickWorkにとって逆に追い風でした。新規のお客様からの問い合わせが大きく増えたのです。新規顧客のリード獲得をいかに非対面で効率よくとることに、拘って磨き上げてきたサービスだったので、サービスの強みと時代がフィットしたのは大きかったです。新型コロナウイルスの感染リスクを徹底的に排除した上で、「非対面、非接触でもアポイントをとることができて、営業活動を確立することのできる新しいルーツ」としてバリューを確立できたなと感じた一方で、創業したときには存在しなかった類似サービスがコロナ禍によってたくさん生まれてきたのです。この経験より、自分たちの強みを確認できたものの、オンリーワンの価値はまだなかったんだ、という反省もしました。「じゃあ何をオンリーワンの強みにするのか」とそこから考え抜き見つけたのが、「どこにも真似できないデータベース」をサービスの基盤にすること。そこから半年後にローンチしたサービスが「SalesNow DB」です。こちらは日本中のすべての法人507万社以上の情報を日時更新しているデータベースです。ここからは掲載している法人数だけではなく、ユーザーにとって有効で効率的な検索ができるデータベースへと成長させていこうとしています。目指す世界は「企業の何かを調べるときには、googleではなくSalesNowで!」という状態。ここにくれば決裁者に直接すぐにアプローチできるとか、アポイント前に必要な企業情報がすぐに調べられるとか、ビジネスパーソンにとって必要不可欠なサービスへと成長していきたいですね。現在の3期目中にはその片鱗が見えるようにアップデートし、競合とは比較されないデータベースをつくります。一つひとつのプロセスを徹底的に考え抜いて、着実に歩んできた私たちだからこそ、描いている未来に自信があります。世界に胸を張って誇れるサービスに成長する未来を想像すると楽しみで仕方ないです。


「副業」ではなく、「複業」を推進する理由。

コミットする信頼関係の中で、ともに成長していく

新しい時代の働き方がここにはある。

創業から3,4ヶ月経ったぐらいから、経営と採用は私が、サービスに関しては粂、戦略は一緒にといった風にそれぞれの役割を明確にして事業に臨むようにしていました。ですので採用に関してはこれまで全ての人に私は会いました。現在だと毎月1000名以上の応募をいただいて、実際に100名程度の方と面談させていただいています。多くの方とお会いしてきてわかったことがあるのですが、「事業」と「成長」への共感こそが、QuickWorkにジョインしてからもお互いにいい関係性で働くことができるポイントだなと思います。そもそも書類選考である程度のスキルや実績はわかっています。だから面接で聞きたいのは、QuickWorkの事業やカルチャーに共感するかどうか。こんなことをあなたに期待しているが、それに対してどう応えていただけるか、といったような点です。QuickWorkは自走できるプロフェッショナルがたくさん所属しているからこそ、目指す先が同じ方向を向いていることが何よりも大事。そこさえズレなければ、とてつもないパワーとスピードでプロジェクトは進んでいくことを経験しました。

またQuickWorkは「副業」ではなく、「複業」を推進しています。視野を広げるため、多様な経験を積むため、専門スキルを磨くため、など理由は個人ごとにあると思いますが、チャレンジをすることでマイナスになることはなく、自身にも組織にもメリットをもたらすだろう、というのが大きな理由です。「副業」としていないのは、どちらかが「主」でどちらかが「サブ」ということはなく、どちらもその人にとってメインだから。QuickWorkはそういう価値観の組織なので「今日は本業の仕事があるからちょっとできない」といったようなコミュニケーションをする方はほとんどいません。みんな自分の領域の仕事に、責任をもってコミットしています。だからこそフルリモートの働き方をしていても、エンゲージメントが高い強い組織なのです。実際にみんな月80時間以上はコミットして働いていたりするので、それもやり切るぞという自主性がそうさせているんだなと感じています。信頼で結びついたすごくいい組織風土だなあ、と自分の会社ながら思います。制限なくやりたいことに本気で取り組むとき、人はストレスなく働けると私は信じています。やりがいも生産性も高い、これからの働き方の一つのモデルがQuickWorkから生まれていけばいいなあと、最近はメンバーを見ていて思ったりします。

最後に。QuickWorkが展開するSalesNowの各サービスは、他に類を見ないスピードで成長するSaaSです。世界と勝負できるプロダクトへと本気で成長させていきたいと思っています。これまでの自分のキャリアを活かして、ひと暴れしたいという方はぜひお会いしたいです。思っている以上の何倍も権限委譲をします。私はここにじぶんの人生を注ぎ込んで、もっともっと頑張っていきます。熱い想いを胸に秘めた方のご応募を心よりお待ちしています。ともに面白い未来へと進みましょう。


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コーポレートサイト >> https://quickwork.jp

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