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フルリモートでジョインしたエンジニアが語るクロスマートの魅力とは

こんにちは。経営管理/採用人事の足立です。
本日は2022年1月中途入社のエンジニア小久保洋平に、クロスマートとの出会いや魅力、これからの目標などを聞いてみました。

小久保 洋平|こくぼ ようへい

名古屋大学卒業後、2009年に富士通に入社。ガラケー、スマホのミドルウェアの開発に従事。趣味のWebサイト制作が高じて2017年よりWeb系の開発会社に転職。副業でライティングやWordPressのカスタマイズを請け負いつつ、本業では在庫管理システムのサーバーサイドエンジニアとして新規API設計や性能改善、自動テストの仕組み化等の仕事に従事。2022年1月にクロスマート入社。
趣味はブログ書き、筋トレ、金魚飼育。
個人サイト:https://yhei-web-design.com/
個人学習サイト:https://django.yhei-web-design.com/
オンライン朝会の様子。全国各地から参加して週2回30分ほど実施。


前職ではどのような業務をされていたのかお聞かせください。

前職では2年間、アパレルECサイトのバックエンドエンジニアとして、在庫管理システムのAPI開発やDB設計などを行っていました。若手では難しい性能改善や、少し込み入った仕事をやりきる人という立ち位置がメインで、たまに助っ人としてフロントエンドのヘルプなどもやっていました。基本的にはすでに決まった仕様があって、「どうにかこの時期までにお願いします」というタスクが流れ作業でたくさん落ちて来るというような感じでしたね。


前職でのお仕事の中でやりがいを感じられたことは?

APIの性能改善ですね。熟練のエンジニアの人たちと一緒に「ここが要因で処理スピードが遅いんじゃないか?」と議論しながら進めていくのが楽しかったですね。それから、クロスオーダーと同じようなSaaSの新規法人向けセットアップチームのリーダーを任されていた時。若手メンバー3~4人を集めて、セットアップまでのリードタイムをより減らすにはどうすればいいのか議論したり、ドキュメントを整理したりしながらスクラムで開発を進めていくことも楽しかったです。


転職しようと思われたきっかけを教えてください。

前職では、お客さんと会社の上層部が決めた仕様をただ開発するだけの受託開発がメインでした。これは効率としてはいいのですが、その機能や仕様がどういう用途で使われるのかが見え辛いという課題がありました。仕様に沿って言われたとおりに作るだけ、ということに飽きが来てしまって。このままだと「言われたものを作るだけのキャリアで終わりそうだ。お客さんの顔が見えるところで開発がしたいな」と思うようになり、転職先を探すようになりました。

就職活動を始めた当時、副業でWebメディア『オモコロ』のライターをしていまして、転職サイトの経歴書にもそのことを書いていたんです。ちょっとふざけた記事を書いていたのでマイナスにならないかと思っていたのですが(笑)、そこに現在プロダクトマネージャーに従事している杉原さんが反応してくださって、メッセージをくれたんですよ。スカウトメッセージってほとんどがテンプレート文みたいなものが多い中で、「オモコロですか、すごいですね」というような具体的なことが書かれていたので、「おっ?」と思って、ちょっと話を聞いてみようかと思い、ご返信をしてみました。

実際のFindyのメッセージ。オモコロライターがきっかけにもなりカジュアル面談が設定された。

杉原さんとのカジュアル面談はどうでしたか?

カジュアル面談のレベルで、実際に動いているプロダクトを見せてくれたんです。杉原さんが「ここから注文するんですよ」とか、具体的に動いているところをわかりやすく説明してくれたので、そこでかなりイメージが沸きました。そこからクロスオーダーのことをいろいろと調べてみると、自分の好きなDjangoだし、どんどん惹かれていった感じですね。


クロスマートに入社を決めたきっかけは何でしょうか?

面談時に杉原さんが、プロトタイプを使ってユーザーテストをすごくやっていると話していたんです。実際にクロスオーダーを使う卸の人がどんなふうに使うかをちゃんとテストしながらUIを作っているということだったので、「これはお客さんの顔が絶対に見える開発環境なんだろうな」と思ったんですよね。お客さんがこう使うからこういう機能があるというのがかなり明文化されているイメージで、これまでのタスクが流れ作業で落ちてくるような、意味がわからない仕様で意味がわからない開発をするということは絶対にないだろうと確信したんです。

それから、僕はテストコードを書くのがすごく好きなんですが、技術顧問の三上さんに「テストコードってどんな感じで書かれていますかね?」と質問した時に、書いてはいるけれどまだ不十分だということだったので、「それなら、僕が入ったらちゃんとしたテストコードをいっぱい書ける環境になるだろうな、これはいいぞ」と思って入社を決意しました。


まだ入社1ヶ月ほどですが、小久保さんが感じるクロスマートの魅力はなんですか?

まず、「リモートでのチームビルディングの構築力がすごく高いな」と感じています。僕は北海道からフルリモートでクロスマートにジョインしたのですが、フルリモートで仕事をするのは初めてなので、顔の見えない人と一緒に働くということに不安がありました。何か言われた時に、その人が何を考えているのかよくわからないような状況だったらムダにストレスがかかりそうだなと思っていましたが、そういうのが全くないと感じました。

例えば、クロスマートでは全体朝会が週に3回決まった時間にオンラインで設定されていて、そこで「今日あったいいことは?」みたいな質問が朝会に参加している全員に振られるのですが、それがあるおかげで自分のことも開示できるし、他人が何を考えているかということもよくわかります。そんなふうに全員とコミュニケーションできる仕組みが作られているので、この人がどんなキャラクターなのかということが分かりやすく、リモートでありながら少しずつ人間関係が構築されていくことを実感できて、すごくやりやすいですね。

オンライン会議の時も、たいがい現場の人たちだけで盛り上がって、リモートの人は蚊帳の外になりがちですが、クロスマートではそのようなことも全くないです。フルリモートでも問題なく会議に参加できたり、業務を進められることを実感しています。


開発メンバーのオンライン会議(レトロスペクティブ)の様子。

もう1つ、クロスマートでは日報ならぬ分報をSlackのtimesチャンネルというもので導入していて、そこに個人が思いついたことや取り組んでいることなどを投稿すると、誰かしらがリアクションをくれるんですよ。ただスタンプが押してあるだけでも「この人、見てくれているんだな」という安心感がありますよね。例えばちょっとした提案や気づきを書くと、「それ、あとで見ときます」みたいなコメントやリアクションをもらえて、リモートではなかった前職の時よりもコミュニケーションが取れている感じがします。

それから、クロスマートの魅力の2つ目として、「やる気と責任感があれば全面的に任せてくれる雰囲気がある」と感じています。入社初日のことですが、環境構築をしたあと、夕方に杉原さんと1on1をさせてもらったのですが、その時に「テストコードをバリバリ書きたいです」と伝えました。そうしたらもう次の日にはテストコード中心のチケットがどんどんアサインされていて、「早い!」と身をもって感じました(笑)。「やる気と責任感があれば全面的に任せてくれる雰囲気がある」ところはすごくいいなぁと思いましたね。僕以外でも、新卒2年目の菅さんがSlack上でクロスオーダーの新規機能に関して提案をしたものに対して、代表の寺田さんが「いいね、ちょっと考えてみてよ」と直接返信されていたので、クロスマートでは従業員みんなが発言権を持っていて、代表がきちんと向き合ってくれる組織なんだと思って驚きました。

それから、みんながあまり否定的なことを言わないんですよね。もちろんダメなところはちゃんと指摘はするのですが、そんなに厳しく否定することはない印象を受けました。実体験としてこれまでは自身の提案などを偉い人から急に否定されてちょっとプレッシャーを感じるようなことが結構あったのですが、クロスマートではそういうのが全くなく、コミュニケーションがいい雰囲気で進んでいくのは素晴らしい環境だなぁと思います。

最後に、「UXへのこだわりがすごい」と感じました。実際に卸の方が使われる中で、UXが悪いとすぐに解約されてしまうリスクがあるので、少しでも操作が微妙なところや、分かりにくいところはすぐにQAの場で指摘が飛んで、改善するような仕組みができているんです。僕もQAの場に出させていただいて、ちょっとした違和感を口にしたら「あっ、そうだよね」とスッと受け入れられたので、それがすごいなと思いました。UXにこだわれるところは、本当にクロスマートの開発の魅力だと思います。

北海道での小久保さんの様子。(雪かきが大変)

クロスマートに入社されて、この先やってみたいことをお聞かせください。

開発組織の改善に取り組めるといいなと思っています。具体的には、「開発の自動テストの文化」を根付かせたいですね。今は、修正をした時に自動でバグを検出する仕組みは一応あるのですが、完璧ではないんです。なので、全ての仕様について完璧に網羅できるような自動テストの環境を整えていきたいと思っています。そうするとバグが本番環境で流出しにくい状況になるので、みんなが自信を持ってコードの改善ができるようになるのではないかと見込んでいます。自動テストがないと、「バグが起きるかもしれないからコードを変えたくない」という思考に陥りがちです。自動テストがあることによってコードを思い切って変えることができ、「動くよね、大丈夫だよね、改善されたね。」というのを早いサイクルで回して、スピーディーに開発が進むような仕組み作りをやりたいと思っています。

それから、現クロスマートは開発メンバーをどんどん増やすフェーズにあるので、それに応じてオンボーディングの際の資料をもっと充実させたいなと思っています。会社のことやサービス内容についてはしっかりとまとまった資料があるのですが、開発環境などのプログラマー目線の導入資料が少し不足しているので、「これを見ればすぐに開発できるようになるよ」「開発のルールはこう決まっているよ」ということをドキュメントで整理して、新しいメンバーをどんどん増やせるような体制にしていきたいなという思いがあります。前職でも開発マニュアルを作成する経験はあったので、その経験を活かしてクロスマートでもスムーズに新しい開発メンバーを受け入れられる仕組みづくりに貢献したいと思っています。現状は開発メンバーの山田さんとZOOMでやりとりしながら半日ぐらいかけて開発環境を一緒に作っている状況なので、もう少し山田さんの手を煩わせず、自動化できたらなと思っています。


最後に、クロスマートへ転職を検討されている方へのメッセージを!

創業4年目の勢いのあるスタートアップで、言われた仕事だけをやる環境ではないので、僕のように言われたとおりの開発をやる状況に飽きている人にはすごく向いているにではないかなと思います。自ら手を挙げて仕事を取りに行けますし、お客さんがプロダクトをどう使うかということも良く分かるので、お客さんの要求や仕様の意味を深く理解した上で開発ができて、すごくやりがいを感じられると思います。

また、プログラミングして終わりというだけではなく、サービス開発全般の知識がつきそうな環境だと思っています。朝会などでマーケや営業から直に戦略を聞けて、「そうやって売るんだ」ということがすごく良く分かるんですよね。しかもFlyleで実際のお客さんからの意見もどんどん入ってくるので、「そういうところにつまずいたりするんだ」ということもすごくわかります。どんなサービスなら売れるのか、どうやって売るのかということを、サイバーエージェントやリクルートで活躍してきた人たちからダイレクトに吸収できるので、個人開発や、自分でサービスを作りたいと思っている人にとってはとても勉強になる環境だと思います。

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