HMS株式会社は、那須正氏が当社最高技術顧問に就任したことをお知らせいたします。

那須氏は、鹿島建設にて制震構造の研究からキャリアをスタートし、約40年一貫してR&D部門で、防災システムの開発、建設キャリアアップシステム（※）の設立、建設現場のDX化推進に従事し、幅広い実績と知見を有しております。

那須氏を最高技術顧問に迎えることにより、エンタープライズ向けの提案及び共同開発の強化や開発力の強化を通じて、当社の成長戦略の加速につながるものと考えております。

※建設キャリアアップシステム：100万人を超える建設業界全作業員の就業実績や資格を登録し、公正な評価、工事品質の向上、効率化につなげるシステム

【那須正氏　プロフィール】

那須正（なす ただし）　博士（工学）・一級建築士

1980年3月 ：京都大学工学部建築学第二専攻卒業

1982年3月 ：京都大学大学院工学研究科修士課程修了

1982年4月 ：鹿島建設株式会社入社

2022年11月 ：鹿島建設株式会社退社

鹿島建設にて約40年、研究・開発に従事。AMDによる制震機構を持つ建築物作成を行い、その成果が認められ、出身大学の京都大学で博士号を授与される。その後、防災システムの研究に転身し、緊急地震速報を利用した防災システムを開発。当装置では、グッドデザイン賞を受賞。

2011年以降は、建設キャリアアップシステムの設立のために従事し、入退場管理のためのカードリーダーや顔認証システムを開発、さらに建設現場の生産性向上に向けた仕組み・デバイスの開発に従事。その際に、3DスキャナやAIの技術に注視していたところ、当社の製品に出会い、その技術及び実用性の高さとコストパフォーマンスの良さに可能性を感じ、鹿島建設定年退職のタイミングで参画。