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AIを創り出し進化させるのも人間?

藤井聡太七冠が棋王戦を制し、前人未到の八冠を達成され、喜びのニュースとして全国を駆け巡っています。

中には早くも大谷翔平選手とダブル国民栄誉賞をとの声もあり、全国に希望の光を灯していますが、今回その功績の背景にある『AI』の存在が注目されていることには驚きました。

藤井八冠も自己鍛錬にAIを活用されているとの話題もあり、何といってもAMEBATVでの実況で、AIによる形勢指数が示されて、それに一喜一憂する観客の報道は何とも時代を感じました。

ただ、その可視化が『観る将』(将棋を指さない観戦メインのファン)の急増という恩恵を与えているなど、また、その台頭が将棋を『頭脳スポーツ』として、老若男女問わずその関心を高めていることには、まさに藤井八冠とAIが将棋の世界を変えたといっても過言ではないのではないでしょうか。

ChatGPTのような生成AIをはじめ、AIに依存しすぎると、プレイヤーの創造性や自己発見の機会が制約される可能性があるとの懸念が示され、また、AIのアドバイスを盲目的に受け入れることは、個々の対局の文脈を無視する結果につながるかもしれないという懸念を示す意見もありますが、藤井八冠のようにAIを補助的な役割、ツールとしての利用や学習の手段として有用であると、しっかりと自制をしながら自らのスキルアップにつなげている方は、自らの考える力と戦略の発展、進化をさらに促進し、延いてはAIの能力まで向上させることに貢献することになるのだと思うと、AIを創り出し、また、それを進化させる人間もすごいなと、何か複雑な想いにかられる秋の夜長でした(^^;)

とにもかくにも藤井八冠はかっこいいです♬





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