1
/
5

明日への一歩を踏み出すお手伝い!ルーツ千葉を支えるサービス管理責任者に注目!

今回は、株式会社ステッピング・ハウプの就労移行支援事務所ルーツ千葉で、サービス管理責任者として働いている瀧浪さんにインタビュー!

プロフィール

🔳名前:瀧浪 美也子さん

30代後半から福祉業界に転身。高齢者介護から障がい者支援まで幅広く従事した後、ルーツ千葉で勤務。現在はサービス管理責任者として「困りごと」「不自由ごと」「苦手な事」を「生きやすさ」に変換する役割を担う。

「人の役に立つ」福祉業界に身を投じるきっかけ!

はじめに自己紹介と簡単なご経歴をお願いします。

ルーツ千葉でサービス管理責任者を務める瀧浪です。よろしくお願いします。

今は福祉業界の仕事がメインですが、経歴を振り返ると、それ以前は様々なことをしていました。ITが今と比べて未発達だったころからオフィスコンピューターの関係会社に勤務していました。退職後東京から、実家に戻り家業を手伝いながらスキー講師やダイバーを経験するなど、自由奔放に動き回っていたと思います。1995年くらいから、PC-VAN・ニフティサーブ、MSNメッセンジャーやyahooチャットなどの機能を活用していました。福祉業界に興味を持ってからは、高齢者介護や障がい者支援を経て、ルーツ千葉に入社しました。

ありがとうございます。
瀧浪さんは、なぜ福祉業界に目を向けられたんですか?

両親の他界が大きな理由です。
母が肺がんで、余命半年ということを知らされたのが大きな転機でした。母の看病をしていく内に地域福祉に興味を持つようになり、地域活動団体の青年会議所に所属していました。母が亡くなった後は福祉活動に参加し、誰かの役に立つことで気持ちを保っていましたが、母を追うように父もなくなり、昼夜逆転を体験しました。

それから、新たな一歩を踏み出すためにも地元を離れ再び東京で本格的に福祉業界に携わるようになりました。「人の役に立っている」と実感することが生きがいとなって、看病の経験を活かせる訪問介護員(ヘルパー)として高齢者介護に勤めていました。ご利用者様との繋がりが、自身の心の傷を癒やす事にも繋がっていると気づきました。

そうだったんですね。。
その後のキャリアをお聞きしてもいいですか?

訪問介護員を経験してからは通所介護・施設職員を経て、福祉業界における人材の育成事業に携わりました。ここでは様々な研修の講師を担当していたため、高齢者介護だけではなく、障がい者支援についての知識を得る機会にも繋がりました。
そこで「支援を必要とする人はどんな症状を抱えているのか」や「支援事業に携わっているのはどんな人なのか」などの視野を持つようになり、障がい者移動支援を介して就労移行支援にたどり着いたという流れです。

幅広く福祉業界に携わってきたんですね。
就労移行支援といっても種類は様々ですが、その中からルーツ千葉を選択した理由を教えてください!

代表・島田の「障害による線引きをなくし、安心して就労してほしい」という想いに共感したからです。就労移行支援の種類はほんとに様々で農業からお菓子作りなど多岐にわたります。その中でもルーツはIT分野に特化しているため、利用者さんは一般的な給料帯で就労することができるんです。
また、島田は元エンジニアであり業界内にパイプを持っていることも強みだと思いました。利用者さんがITのスキルを身につけた後、そのつながりで社会復帰していけるといういいサイクルができていると思います!

環境づくりが大切?生きづらさを解消するためにできること!

それでは、瀧浪さんの業務内容を教えてください。

サービス管理責任者として、利用者さんが「明日への一歩を踏み出す」お手伝いをしています。具体的には「困りごと」「不自由ごと」「苦手な事」を「生きやすさ」に変換していけるよう一緒に考え、就労までの計画を作成することです!弊所の利用を希望してくれる人のことを常に考えて、その人の得意なことや可能性を見つけて広げていける方法を探っています。

また、計画を立てる際は利用者さんの成長につながるように、できることだけではなく、チャレンジできるような設計にすることも心がけています。スキルを身につけ自信を持ってもらい、生きづらさを解消してもらえることが理想の形です。

ありがとうございます。
利用者さんと関わる上で大事にしていることはありますか?

必ず「目を見て話しても大丈夫か?」を確認するようにしています。
障がいを患っている方は人の目を気にしてしまうケースもあるので、変に緊張させてしまい本音を聞き出せなくなってしまうことがあるんです。まずは利用者さんの考えを汲み取ることが大事なので、その人に合った口調で話しやすい環境を作り、「目を見てほしくない」場合はひざ元等を見て、目は見てなくても「話を聞いてる」という姿勢が伝わるようにしています。

話しやすい雰囲気作りが大切なんですね!

そうですね!
ほかにも、利用者さんの趣味や好きなものの話を引き出し、共感することでいい雰囲気を作ることもあります。これまで色んな経験を積んできたことが今でも活きていて、例えば「海が好き」な利用者さんとは、ダイバーだったころの話ができます。ただ、利用者さんに劣等感を抱かせてしまうことは避けたいので、ちょうどいい塩梅を見つけることが大変です。

しかし、利用者さんの趣味趣向を引き出せたときはとても嬉しい気持ちになれます。そのために日常のさりげない会話でもメモしておいて、分からないことがあれば勉強します。ついこの間、鬼滅の刃を勉強しました(笑)。

大変なことでもあり、やりがいでもあるんですね!

互いに助け合える関係を!ルーツ千葉に必要な人材とは?

ルーツ千葉で働くみなさんはどんな雰囲気ですか?

スタッフ同士の仲がよく、和やかな雰囲気だと思います。お互いがサポートしあって、それぞれの強みを発揮していますね!以前、講座を進行しているときに急遽、別の業務をしなければならない場面があったのですが、他のスタッフが臨機応変に対応してくれたおかげで講座を中断することなく終えることができました。
相手のことを気遣える方達なのでとても頼りがいがあります。

なるほど。
次に、瀧浪さんが考える今後のご展望をお聞きしたいです!

就労移行支援事業所ルーツは全国に展開していますが、千葉エリアを守っていけるようにしていきたいです。利用者さんと本音で向き合っていくことを繰り返し、ルーツ千葉の基盤を作っていかなければなりません。自分のできることを着実に行い、評判が評判を呼ぶ施設になればうれしいですね。目指すは”信頼のルーツ千葉”です!

“信頼のルーツ千葉”が根付くといいですね!
そんなルーツ千葉には、どんな人が向いているでしょうか?

向上心がある人です!
IT分野に特化している就労移行支援だからこそ、ITと福祉の両方の知識が必要になります。どちらかの分野は経験したことがあっても、もう一方は知らない人や、どちらも未経験という人もいるでしょう。大事なのは最初から両方の知識を備えておくことではなく、自分の知らない知識を獲得しようとする向上心だと思います。
また、利用者さんの今だけでなく、これからの人生を考えたうえで行動することが大事なことなので、相手の立場で物事を考えられる人にエントリーしていただきたいです。人の幸せを自分の幸せとして受け取れる人には理想的な環境だと思います。

ありがとうございました。
最後に、ここまで見てくださった読者にメッセージをお願いします。

ルーツ千葉を運用しているステッピング・ハウプという社名は、「全力で他人を助ける踏み台となる」という意味も込められています。利用者さんの悩みに触れながら解決に向かうサポートをすることは、もちろん簡単ではありませんがやりがいも大きいです。ITと福祉、どちらの経験がなくても、私たちスタッフがしっかりサポートするのでご安心ください。
利用者さんの人生をより良いものにしたいという方、ぜひ一緒に頑張りましょう。

就労移行支援事業所ルーツ千葉では、一緒に働く仲間を募集しています。

株式会社ステッピング・ハウプでは一緒に働く仲間を募集しています
4 いいね!
4 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社ステッピング・ハウプからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?