【開発秘話】パーソナライズ美容液my'sができるまで vol.3
2018年にモノづくりを始めて今年で4年目を迎えるgiobaiですが、今日はオンライン上での「肌診断」の結果から一人ひとりの肌悩みに 合わせた美容液を提供するgiobaiの主力商品『my's』の開発秘話第三弾を ご紹介します!
商品開発の裏側にはどんな想いがあったのか、実際どのようにして商品はできていくのか..宮下社長と商品開発に携わったMさんにインタビューさせていただきました。
ーーmy’sの商品はブランドブックやリーフレットなどの同梱物が入っていますがこちらも社内で作られたんですか?
はい、自社で作成しました。
他に類を見ない商品なので、どうやったら我々の想いが伝わるかどうかということは常に考えていました。
使い方も一般的な美容液とは異なっているのでどんな説明や写真・イラストを入れたら
伝わるのかなどを考えるのが大変でしたね。
カプセルもプラスチックではなくゼラチンというにこだわったので、温度によって柔らかさが変わってしまったり、カプセル同士がくっついてしまったりしてしまうこともありました。
特にカプセルの開封に手こずってしまうユーザーの方も多いだろうと推測できたので普通だったら書かないような開封方法やおすすめの保管方法もリーフレットに掲載しました。
my’sを使ってどうやって理想の姿になっていくのかということをユーザーさんに知って頂くためブランドブックにも成分や製品の魅力を詰め込みました。
ーーブランドブックやリーフレットには素敵な写真が沢山使われていますがどうやって撮影したんですか?
スタジオ、モデルさん、へアメイクさん、カメラマンさん探しから着手しました。
ブランドイメージに合うモデルさんをインスタグラムで探してDMで依頼したり、スタジオやカメラマンさんを検索したり...限られた費用と時間の中でスケジュール調整をして、撮影まで漕ぎ着けるのは大変でした。
ブランドブックやリーフレット、ECサイトに掲載する写真の撮影をしたんですが撮影の時間的には4時間だったんですが、写真の構図を考えるのは本当に難しくて。どうやったら商品の魅力が伝わるか、手に取ってみたいと思ってもらえるか、オシャレさや可愛さを伝えるにはどうしたら良いか本当に悩みました。
今までになかった商品なので、当たり前ですよね!
社長から何度もNGをいただいて、正直心が折れかけたこともありました。イラストを書いたり、写真を撮って伝えたり..確認してOKが出た時は密かにガッツポーズしましたね。
それくらい大変でした。
でもやっぱり撮影した写真を見た時は頑張って良かったなと思います。自画自賛になりますが、今見返してもすごく可愛いです。
ーー他に商品開発に際して想像以上に大変だったことはありますか?
ネックだったのは薬機法ですね。my'sはあくまでも化粧品なので、機能的な表現を使えないのが大変でした。
経験者がいなかったので、知識をインプットするところから始めました。
効果効能を唄える範囲が定まっているので、それをどう伝えるかを考えるのが大変でした。
伝えたいことを一度書き出して、効果・効能の部分は薬機法で使えるものに言い換え、且つ言い換えた言葉で効果が伝わるように言葉選びをしました。
ーーECサイトを初めて見た時オシャレだなと感じたんですが、ECサイト作りで大変だったことはありますか?
社長とのイメージのすり合わせが大変でした。
少しでもイメージが異なるとデザインにも影響が出てしまうので、何度も何度も話して何度も何度もやり直してズレを修正していきました。
社長と私のイメージのズレによって修正が重なることは何度もありました。でもその失敗をいかに減らすかを日々考えていたので、普段から競合会社の調査やイメージデザインなど引き出しを増やすことを心掛けていました。
今もですが、SNSやECサイトを見ている時に自然に何かを学ぼうとインプットする癖がつきました。
ーーどんな気持ちで作っていたんですか?
NGを出されるたびに悔しい気持ちにもなったりしましたが、商品ページの顔であるファーストビューにはターゲットを3秒で落とすという気持ちで制作しました。改修したファーストビューでコンバージョンが上がるとやはりやりがいを感じます。
ーー完成した時はどんな気持ちでしたか?
開放感がありました!達成感はもちろん、ここまでやったんだ!と感じましたし、数をこなせばこなすほど自分のスキルに自信がつきました。
ーー完成後、リニューアルの予定ってあるんですか?
大幅なリニューアル等は今の所ありませんが商品がリリースした後も、マイナーチェンジは未だに続いていますよ。
特に直接ユーザーから話を聞くことができるカスタマーサクセスのスタッフは、ユーザーの生の声を私に届けてくれるので本当に助かっています。
青と緑の色が分かりにくいとお客さまからの声があり、お客さまを通じてスタッフが声をあげてくれたことで、私に伝わってカプセルの色を明るいトーンに変更するなどの改善をしたこともあります。
カプセルがパッケージから出しにくいという声をいただいたので、箱を広げやすいよう点線を入れたり、
開封した時に一番いい香りになるよう香料の濃さを調整したりと、今後もブラッシュアップを重ねていきたいですね。
ーーありがとうございました!最後に今後の展望についてお聞かせください。
「my’s」はまだまだ改良する余地があると思っています。
今後は肌診断の履歴データを元に細分化したパーソナライズ提案をしていきたいですし、
商品そのものも新しい原料や効果が期待できる特別な原料を積極的に取り入れて、
お客様の肌をさらに綺麗にしていきたいです。
私の展望としては、業界やジャンルを問わず、人の人生を少しでもポジティブにしていけるプロダクトを作っていきたい。
今回はそれがたまたま美容の商品でしたが、今後も想いを持って誰かの人生に密着したものを生み出していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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