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医療系スタートアップは、自分や大切な人にも直結する仕事。すべての人が″win-win-win-win″となる世の中を本気で目指す!

こんにちは!Medii広報チームです。第3回目のストーリーは、1児のママでありながらMediiのマーケティングと製薬企業との事業開発などをリードしている稗(ひえ)さんです。
これまでも複数社のヘルスケアIT企業で医師向けマーケティングや製薬企業との事業開発、医師や患者向けの情報発信のお仕事をされてきた稗さんが、なぜMediiを選んだのか。入社を決めた理由や、日本の医療分野の課題について伺うとともに、子育てと仕事を両立させるコツなどのお話を伺いました。

本日はよろしくお願いいたします。まずは、稗(ひえ)さんの経歴から教えていただけますでしょうか?

ー香川県高松市出身で、内科の診療所と薬局を経営する家に生まれました。漠然と子供の頃から医療や患者さんのためになる仕事をしたいと思っていましたが、大学では医学でも薬学でもなく、栄養学を専攻し博士号を取得しました。その知識を医療現場に活かしていこうと思い、医療系広告代理店に就職し、希少疾患を中心とした医療用医薬品のプロモーションに携わってきました。
その後、PHR(Personal Health Record)やオンライン診療、食事療法支援など行うヘルスケアIT企業でマーケティングやBizDevを経験しました。その際にも希少疾患に注力し、サービスを希少疾患の領域で医師や患者さんに使ってもらう施策に取り組んできました。あらゆる経験から、これまでに100人以上の難病・希少疾患の患者さんやご家族、医師、医療従事者の話を実際に耳にし、現在の医療の課題、患者さん達がおかれた状況とさまざまな技術や情報が登場しているにもかかわらず、状況が改善されない医療環境に危機感を持っています。患者さんのため・患者さんのために尽力してる医療者のため・そして自分や家族が場所を選ばず、どんな疾患でも安心して医療を受けられる世の中にするために、医療分野での仕事を続けてきました。


医療系企業でたくさん業務を経験されていたんですね!そんな稗さんがなぜ、Mediiを選んだのでしょうか?入社を決めたきっかけなどお聞かせいただけますでしょうか?

ーMediiのことは、既にMediiで支援していた昔の同僚からの紹介で初めて知りました。ちょうどフリーランスとなり、色々な企業で患者サポートや医療情報発信に関わりたいと思っていたタイミングだったので、これまでの医師向けサービスのマーケティング支援や製薬企業とのビジネス連携の経験が活かせそう!という気楽な気持ちでMediiに関わることを決め、アドバイザーという形でMediiの支援を行っていました。しかし、業務を通してサービス内容の理解が深りこれは、医療格差と専門医偏在問題が顕著で、課題が山積みである希少疾患で普及してほしい!と思うようになったのです。
そして、「医師偏在問題の解決」というMediiのゆるぎないビジョンと医療をより良くすることは医療に従事する医師のためでもあり、患者さんの幸せのためという代表の山田さんの想いの強さに共感し、私Mediiへの入社を決めました。

Mediiのビジョンや代表の熱い想いに共感して入社を決められたんですね。さて、これまで多くの医療系IT企業を経験んされていますが、医療系企業の魅力はどんなところにあるのでしょうか?

ー医療系スタートアップの魅力は、世の中をよりよくするという漠然とした社会貢献だけでなく、医療従事者でもない一般の私のようなメンバーが、「命を救う」、「命を守る」、「命に直結する」という命に関わる仕事ができることです。
ただし、同時に、医療系スタートアップは他領域にはない難しさもあります。なぜなら、医師といっても診療科や勤務地によってニーズは違いますし、患者さんの悩みや環境も疾患やその人ごとに違います。また、一般には見ることのない医師の臨床現場を知らずには本当に役に立つサービス設計はできません。さらに、ビジネスとしてスケールさせていくためには協業していく企業のKPIも加味しなければなりません。そういった関わる人すべての課題を把握するのはとても難しいことです。
だからこそ、Mediiのような医師、エンジニア、ビジネスのそれぞれの専門家が揃った会社が先頭に立って、医療と新規サービスの溝を丁寧に埋めることで、医療の現場で本当に役に立つことができるのではないかと考えています。

ありがとうございます。稗さんは、1児の母でありながらMediiにフルコミットメントしていただいておりますが、Mediiの働きやすさはいかがでしょうか。

ーMediiは勤務地を選ばず、就業時間も決められていないので、自身のライフスタイルや子育てに最適な環境だと思っています。
現在、フルリモートで大阪から勤務しているのですが、子供との時間を優先しながら業務にあたっています。Mediiは現役の医師メンバーも多いため、社内会議が夜の時間帯になることもあります。子育てママには一見不向きに思われがちですが、通勤がない分、子供を送りだしたらすぐに業務をスタートできますし、日中はクライアントワークに打ち込み、夕方には退勤して家事や子供との時間を優先し、ひと段落した時間に、社内会議に参加するなど、時間をうまく活用しながら仕事ができています。

ママとお仕事の両立は大変なイメージでしたが、時間の使い方次第で効率よく働くことができるのですね。その他に、両立するうえで気を付けている点や心がけていることなどがあれば教えてください。

ー「ベンチャー企業=忙しい」というイメージがありますが、成果が重視されるベンチャー企業のほうが時間のコントロールがしやすいと感じています。Mediiのバリューのひとつは「価値最大化」です。時間をかけたことが評価されるというわけではなく、「どれだけ効率的にアウトプット、成果を出すか」ということに重きを置かれているので、時間に制約のある私もMediiの目指すビジョンの達成のためにコミットできます。
ただ、私がついやりがちなのは仕事を自分の中にため込んでしまうことです。しかし、Mediiのメンバーには、医師、エンジニア、ビジネスサイドのスペシャリストが揃っているので、わからないこと、困ったときにはすぐに「巻き込む」ことを心がけています。Mediiメンバーはビジョン実現への想いが強い人ばかりなので、声をかけたら快く回答してくれて、仕事を円滑に、効率的に行うことが可能になっています。

子育てとの両立の工夫やMediiメンバーへの理解が深い稗さんですが、Mediiの魅力というのはどんなところだと思いますか?

ー繰り返しになりますが、Mediiには臨床医を含む様々なバックグラウンドのスペシャリストが揃っていることと、働いているメンバーは同じビジョンの実現に向かって想いを強く持ち続けている人ばかりです。
実は、私も最初は「医師は偉い人、そして忙しい」というイメージがあり、些細なことに巻き込むのは失礼かもしれないと躊躇していました。しかし、Mediiに所属する医師メンバーは年齢や立場、バックグラウンドに関係なくお互いにリスペクトしあっていて、どんなことでも真剣に向き合ってくれました。リスペクトし合える関係性だからこそ、医師の視点からアドバイスをくれたり、意見が食い違うことがあっても、納得するまで対等に話し合い、カスタマーにとって何が最適なことなのかを議論できるところがMediiの魅力だと感じています。

それでは、稗さんが思うMediiにマッチすると思う人物像を教えていただけますか?

ー”強い(or熱い)Willを持っている人”がMediiにマッチすると思います。

ーMediiのサービスで医師や患者の課題を叶えたい、Mediiでの経験で自分を5年後10年後の自分のキャリアに活かしたいなど、その人自身のWill(やりたいこと)があり、その人が持つCan(できること)とWillが重なる部分がMediiにあれば、一緒にMediiを大きくしていけると思っています。「Must(やらなきゃいけないこと)」つまり「会社や上司の指示」を待っているだけでは務まりません。
自分自身の実現したい「Will」をMediiで叶えたいという気持ちは欠かせません。そういった意味では、Mediiで実現したい「Will」があれば、本業や副業を問わず、育児中の女性や学生など時間に制限ある方でもチャレンジしてみてほしいと思います。

最後に今後の展望や挑戦などをお伺いしてもよろしいでしょうか。

ー医療分野でのIT(新規サービス)の普及のためには、医療とサービスの間のギャップを埋めなければなりません。医療に関わるすべての人がwin-win-win-winになり、すべての人がハッピーとなる事業開発とビジネスモデル構築を通して、そのギャップを埋めて行きたいと思っています。そのために、医療関係者・患者さん・企業の声をもっともっとたくさん聞き、ひとつひとつの課題をスピード感をもって解決していきたいです。
希少疾患や難病という特殊で、課題の大きいところを対象にした唯一無二のサービスだからこそ、日本での普及のみならず、世界にも誇れるサービスを目指していきたいと思っています。

本日はありがとうございました。

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