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ピーマンの収穫ロボットを最初に開発する理由

農業課題を解決する社会的企業として、私たちAGRISTは、宮崎県新富町という人口約1万7千人の町に根を下ろしています。そして、この小さな町から世界に向けてソーシャルインパクトを起こそうとしています。

私たちが、この壮大なプロジェクトをピーマンからスタートするのには、理由があります。

小さな町から起こすソーシャルインパクト

地域に根差し、地域の農家と共に、地域の課題を解決していく。まずは、ピーマンの収穫ロボットを開発し、国内全体での社会実装を実現する。そこで得た様々な技術や経験を活用して他の野菜にも取り組み、日本全体のデータから構築したシステムと環境をパッケージ化して、世界の農業課題を解決する。

小さな町から始まった事業が、スマート農業を推進しながら集積される日本の叡智が、人類に貢献する未来を私たちは目指しています。

ピーマンときゅうりの産地・宮崎

宮崎県は、ピーマンの生産地として全国2位、きゅうりの生産地として全国1位の地域です。宮崎県新富町も、特にピーマン・きゅうりの出荷量が多く、隣接する西都市は元々ピーマンの出荷量全国1位の生産地でした。

国内で考えても世界的に見ても、果菜類の中では、トマトが圧倒的な市場規模を有しています。それ故に、多くの企業が果菜類の収穫機にチャレンジする際、トマトの収穫ロボットに取り組みます。

しかし、私たちは、地域の農家と共に、地域の農業課題を解決することを重要視しています。宮崎県新富町の農家と本気で取り組む私たちは、まずはトマトよりもピーマンときゅうりの収穫ロボット開発を行っています。

革新的でエンジニアのようなピーマン農家

現在、私たちとピーマンの収穫ロボットを共同開発してくれている福山望さんは、JA児湯の理事をされていながら、70アールの農地でピーマンを栽培し、自らも様々な技術に精通している革新的な農家です。

ロボット開発をする上で、自らスケッチでロボットのアイデアを持ってきてくれ、場合によってはモックまで作ってきてエンジニアと打ち合わせをしてくれています。農業の課題と向き合い、ロボットの必要性を考えられるだけでなく、どのように解決できるかというソリューションの視点を持たれています。

福山さんとロボット開発を行っていることで、私たちの開発スピードとクオリティは飛躍的に向上しています。

認識と取得の難易度が最も高い果菜類「ピーマン」

農場内で自動認識して取得するという点において、果菜類の中でピーマンが最も難易度の高い野菜だと考えています。ピーマンは、実と葉の大きさ・色・形が似ています。さらに、成長してくると、実と葉がかなり密集してきます。

私たちは、最難関のピーマンにおいて自動認識と取得を実現できれば、その技術を活用して、他の野菜に転用できると考えました。実と葉の大きさ・色・形が異なる、きゅうりやトマトならピーマンより容易に自動認識と取得ができます。

小さな町で、ピーマンで培われた技術が、世界の農業課題を解決する未来を私たちは描いています。

地域貢献と循環型社会の実現

私たちが、設立から僅か半年で、ピーマンの収穫ロボットを農場で運用できているのも、JXTGホールディングスのCVCや地元銀行のVCから出資・協業をいただけているのも、内閣府「未来投資会議構造改革徹底推進会合」でプレゼンをさせていただくぐらい注目を集めているのも、全ては、宮崎県新富町と地元農家の協力・支援があってこその結果です。

それ故、私たちは、新富町と宮崎県への地域貢献を非常に重要視しています。感謝をもって、地域での雇用創出、エンジニアの移住促進、そして、農業所得の向上を農家と共に実現していきます。さらに、アグリテックの人財育成や教育についても投資をしていきます。利益を次世代の育成へ投資することで、新たな事業が生まれ続けるエコシステムの創造と循環型社会の実現に寄与します。

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