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個人が活躍できるネット時代だからこそ、所属ではない新しいカタチが必要 〜エージェントの力〜

私がavexで働いていた2007年、ハリウッドでエージェントと言われている会社(CAA、William Morris Endevaor)のオフィスを訪問したことがあり、そこで大きな衝撃を受けたことを今でも覚えております。それは「タレントマネージメント」の方法が、日本とアメリカで大きく違う、というところでした。日本はタレントが事務所と専属契約をする所属モデルで、アメリカはタレント(個人)が代理人(エージェント)と契約するエージェントモデル。雇用関係の主従が日米では真逆であるように当時の私には映りました(アメリカの場合は雇用主がタレントであり、日本の場合は雇用主が事務所)。ただ同時に、当時はマスメディアが隆盛期であり、日本の所属モデルもマスメディアにより多く登場したいタレントにとっては、出口に限りがある(スロットが有限な)メディアと良好な関係を持っている事務所に所属する、と言うことはとても有効な方法だなとも感じました。

それが時を経て2014年から私がYouTubeで働くようになり、アメリカのプラットフォームが提唱するMCN(Muliti Channel Network)と言うモデルを聞いた時に、違和感を覚えました。エージェントの国、アメリカで、しかもより個人が活躍するインターネットのプラットフォームが、日本の所属モデルに近い形を取っていたからです。エージェントの本場で所属モデルがワークするのか疑問を持っていたことから、時節、アメリカのYouTubeの同僚に、その状況をヒアリングしていたところ、2016年頃から、やはりYouTubeのクリエイターはエージェントモデルを選ぶ人が多いと言う状況になってきた様に思います。やはり、そっちの方がインターネットで活躍するクリエイター(個人)にとっては、ベターなソリューションだなと確信しました。

そこで日本をみた時に、スポーツ市場では既に時折耳にすることがあるエージェント(代理人)ですが、未だ所属と言う概念が多くの人の中で強く、なかなかアメリカの様にエージェントと言う考えを提唱する人がクリエイターの世界では生まれてこないと感じました。であれば、自分たちでエージェントと言う新しいソリューションを提案してみよう、と言うのがアナライズログを2018年に創業した経緯です。

2019年頃から、日本でもエージェント制と言う選択肢に注目が当たる様になってきた昨今の流れを、嬉しく思うと共に、自分たちももっと頑張れなければなと感じる今日この頃です。

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