TRUNK | 茨城県笠間市のブランディングデザイン会社
茨城県のデザイン会社TRUNK(トランク)は、ロゴマーク、Webサイト(ホームページ)、グラフィックなど、コンセプトから生まれるデザインを通じて、中小企業の課題を解決するデザイン会社です。
https://trunk-inc.jp/?utm_source=note&utm_medium=referral&utm_campaign=note_article
この記事はnoteに掲載したものを転載しています。Wantedlyでは“TRUNKで働くことに関心がある方へ”の観点で紹介しています。
この記事の書き手
柴田 雄輝 / SHIBATA yuki
付き人兼プロジェクトマネージャー
外出やミーティング時は笹目に必ず同行する、TRUNKで最も笹目に近い距離にいる所員
TRUNKでは茨城県内外の企業さまからブランディングのご相談をいただいております。案件によって、お客さまの背景も、ご依頼いただく内容も様々です。ブランディング案件を20~30案件ほど同時並行で進めながらも、多種多様なお客様の悩みに応えていけているのは、なぜか?
それは笹目の仕事の進め方に秘密がありました。
「君に足りないのは、構造化だ!」
構造化をすることは自分が理解し、相手に理解してもらうため
“笹目は「構造化を楽しむ人」”
構造化があるから、本質に集中できる
ある日、事務所にて、笹目から「あの案件の仕様ってどうなった?」と聞かれます。
「あれ?やばい…」
私は頭の中が真っ白になります。印刷の仕様に関して、確認漏れがあったことに気づきました。
打ち合わせの場では、聞いておくべきことは聞けたと思っていたんですが、抜け漏れがあったんです。焦っている私に、笹目は言います。
「漏れが出るのは構造がないからだよ。案件ごとに一から聞いていてはキリがない。どんな案件でも共通するものを構造で括って対応すれば、スムーズに効果的な仕事ができるよ。今度は“仕様の確認表”を作って、打ち合わせに臨んでごらん。」
そこから「構造化」という言葉が、仕事を進める上での大事なキーワードになっていきました。
仕様確認表を打ち合わせ中に使うことで、何が聞けて何が確認できていないか一目で理解できます。あとから振り返っても、ここまでは決まっているから、打ち合わせではここを決めようと、次の動きが決まっていきます。
実際に作った仕様確認表。トランクでは案件ごとに黄色のファイルに資料をまとめています。
構造化は他の場面でも活きていきます。
事務所で連絡のやり取りをしている最中に、
「柴田、メールの書き方がこのままだとわかりづらいから、これも構造に当てはめて書き直して。」と笹目からアドバイスを受けます。
悩みながらもなんとか書き上げたものを自分で読み直すと
「なるほど、わかりやすい…!」
漫然と伝えたいことを書いていたものが、構造化を意識することで伝えたい情報が項目ごとに整理できました。構造を前提に置いて書くと、自分がまず理解でき、相手にも伝わりやすくなります。
「新しい案件=なんでも初めてやるような気持ち」で、いつも手探りだったんですが、構造の型に落とし込んでおけば、どんな案件でも理解が進み、落ち着いて臨めています。「構造化」は仕事をスムーズに進めるための重要な考え方なんだとわかりました。
また、構造化はアイデアを発想する場面でも重要になってきます。
「難しそうだけど、ちょっとワクワクしてるんだよね。」
それは、歴史館での打ち合わせから笹目が帰って来た日のことです。
昨年から茨城県立歴史館の広報物制作のご依頼をいただいています。
話を聞いていくと、
美術館と同じアプローチ(=構造)で歴史館の案件を進めていたが、違う進め方が必要なことに気づいたと言います。
茨城県陶芸美術館の広報物の制作をTRUNKでは20年担当しています。
「美術館の場合、展示作品そのものに見せる力があるからそのままレイアウトして見応えが生まれる。だけど、歴史館の素材は、歴史資料だから、同じようにレイアウトするだけでは伝わらない。そもそも前提が違うから歴史館独自の構造が必要だったんだ。歴史館案件のアプローチを見つけるのは、難しそうだけど、同時に面白そうで、ちょっとワクワクしてる。」
笹目はそう言って、膨大なデザイン資料を手に取り、歴史館に合うものを吟味しながらアイデアを膨らませていました。
「デザインは情報の交通整理みたいなもん。情報を整理して、構造で括れるものは括りつつ、それでも収まらない最後に残ったものは感性や感覚で向き合えばいい」
笹目は構造化の考え方を、仕事のあらゆる場面で活用しています。
だからこそ、複数の案件がある中でも、効率よく、お客様にも喜んでもらえるデザインが提供できるんだと思います。
次回Vol.5はコーダーの栗田が担当します。
笹目のクセになる横顔をもっと知りたい方は、ぜひマガジンのフォローをお願いします。
それでは次回もお楽しみに!