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機械学習を用いた質問分類に関する論文を国際学会で発表しました【コネヒトCTO島田】

こんにちは、コネヒトCTOの島田(@tatsushim)です。
4/3〜5まで金沢で開催されたACIIDSという、人工知能やデータベースに関する国際学会に参加してきました。(学会の詳細はこちら)

この学会では様々なトピックが扱われますが、私はAdvanced Data Mining Techniques and Applicationsというセッションで「機械学習を用いた質問分類」についての発表をしました。


(学会の様子です)

今回は、国際学会に実際参加して得たものについて皆さんに共有したいと思います。


国際学会に参加したキッカケ

皆さんは、GoogleやFacebookが多くの国際学会で自社の研究結果を発表していることをご存知でしょうか?

例:Research at Google https://research.google.com/pubs/papers.html
例:Publications – Facebook Research https://research.fb.com/publications/

私は以前、情報処理学会が発行する「デジタルプラクティス」にて、ママリQにおける「あたたかいコミュニティ」をつくるための技術について論文を発表しました。

(その時の論文について詳しくはこちら

そして、論文執筆時にも技術の研究開発におけるアドバイスをいただいた教授から、論文を「国際学会に投稿してみてはどうか?」という薦めをいただきました。

普段の生活ではどうしても目の前のことに追われがちなので、締め切りのある目標を決めることは自分を鍛えるためにも良いなと思い、今回国際学会に論文を投稿することにしました。


学会参加に向けたステップ

平日は業務があるので、休日の時間をつかって準備しました。
学会に論文を出す際には、英語で論文執筆を行い査読を通る必要があります。
めでたく査読が通った知らせをもらってから、学会当日までの期間で20分間の発表に備えてプレゼンテーションを作成しました。


国際学会に参加して得たもの

(当日、発表している様子です)


今回、学会に登壇して得たことは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、自分が研究開発している技術に対して第一線で活躍する国内外の研究者の方からフィードバックをいただけたこと。

2つ目は、参加前にくらべ英語への抵抗感がなくなったこと。
論文執筆、プレゼンテーション、学会参加者とのディスカッション……すべての過程を英語で行ったことは自信につながりました。

3つ目は、機械学習の分野で広く利用されているscikit-learnというライブラリの開発者等、中々普段お話できない方々と知り合い、交流できたこと。
そのうちの1人は来年ポスドクで日本に来たいと言っていたので、再会するのが今から楽しみです。


技術でより良いプロダクトをつくる

様々なプレゼンテーションを聞く機会を得ることができたことはもちろん、
自分自身の登壇やフィードバックをいただくを経験を得ることができてとても学びの多い三日間でした。

学会でいただいたフィードバックを元に、より良いプロダクトづくりのために更に頑張りたいと思います!

また、私が書いた論文はSpringerから出版されております。
よろしければ是非ご覧ください!

Recognition of Empathy Seeking Questions in One of the Largest Woman CQA in Japan
(https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-3-319-54472-4_60)


より具体的な内容について話を聞いてみたい!という方は、ぜひコネヒトオフィスに遊びにきてくださいね。

島田(@tatsushim)がお送り致しました!

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