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成長意欲むき出しの電気設備・元社長はITの世界で何を叶えるのか。≪ユニオンテックの挑戦者たち Ep.11≫

石川健一(いしかわ・けんいち)プロフィール
青森県出身。大学卒業後、埼玉の電材商社に就職。その後、自身のステップアップのため大手傘下の建材商社に転職。36際の時、以前から親交のあった電気設備工事会社の後継者として社長に就任。「変われない建設業界は時代に淘汰される」と、自社の変革に試行錯誤する。2019年、「業界を変える」というビジョンに共感し、ユニオンテック入社。


「下りのエスカレーターに乗ってる感覚なんです。普通に歩いてやっと現状維持、止まったらすぐに下に落ちてしまうー」

自身の成長に貪欲。話を聞いている間、何度もそう思いました。

こんにちは。ユニオンテックの中辻です。
今回インタビューさせていただいたのは、内装工事事業とプラットフォーム事業を兼務する石川健一さん。実は、ユニオンテック入社前はある電気設備工事会社の社長を務めていた方です。しかし、当時直面した「建設業のリアル」を前に身動きが取れず、その役割を道半ばで終えるざるを得なかった苦労人。

ひとりでは変えることのできない現実への葛藤からユニオンテックの門を叩くまでに、どのようなことを思い、今その瞳の先に何を見据えているのか。胸の内を聞かせてもらいました。


建設業と一口で言えど、あらゆるポジションを経験してきた石川さんですが、そもそもの始まりはいつだったんでしょうか。

石川健一さん(以下、石川):青森から出てきて就職した先が電材商社でした。売上ゼロから始めて、最終的には営業でトップ、県内で自分のことを知らない人なんていないという所まで上り詰めました。

そこで10年やった後、大手傘下の建材商社に転職しました。業界のヒエラルキーを考えたとき、単純に「もっと上にいきたい」って思ったからです。そこでは、数億円規模の案件の施工管理や建材管理をしていました。より元請けに近い所、扱う金額が大きい所に身を置くことで、自分を成長させたいと強く思っていたんです。

それくらいの頃から、とにかく勉強することを始めました。知識があるのは強いと思っていたので、建材や施工管理の本をたくさん読んだり、ビジネスの勉強をしたり。実は働きながら毎週MBAスクールにも通ってて…。正直かなりキツかったですけどね(笑) 

結果、建設という業界を俯瞰して見られるようになって、業界の構造や、全体の商流を掴むことができました。


そこからどんなきっかけで電気設備工事会社の社長に?

石川:正直、特にそのまま環境を変える必要はなかったとも言えますね。仕事ではそれなりに結果も出せていたし、周りから「いつも楽勝っすね」と言われたりもしてた。でも、実際は自分で自分に全く自信がなくて、「持っているものがない」って常に焦ってたんです。

沢山勉強して、MBAとか外の世界との繋がりを作っていたのはそんな焦りを埋めるためでもあったんですけど、そこから得る刺激や影響のおかげで気付かされたことがあって。

実は転職してすぐのときから、電材商社時代のお客さんに「後継者になってくれないか」と言われていたんですよね。なんで自分に声を掛けてくれたのかとか、そもそもその話がどれくらい信ぴょう性のあるものかとかも分からなかったので断っていたんですけど、一度だけじゃなくて毎年毎年、連絡くれたんですよ。

建材商社で3年目くらいの時ですかね、初めて声がかかった時は自分が社長になるなんて想像もできないくらいだったのに、気付いたら「経営」というものに惹かれている自分が存在していた。でも、経営の厳しさとか悩みとかはMBAの仲間達からたくさん聞いていたし、うまくいく保証なんてないとモヤモヤしていて、、、。

そこで、ある日、会社をズル休みしたんです。一旦、しっかり自分と向き合おうって。カフェに行って、一日中ノートに自分の思っていることとかやりたいこととか悩んでいることとか全部書き出して、この先どうやって進んでいくかをずっとずっと考え続けたんです。

そしたら、自分の興味あるものに挑戦できるなんてチャンス、誰にでもあるわけじゃないという答えに行き着きました。

そう思ったらもうワクワクして、やる気がみなぎっちゃって(笑)。周りからの反対も大きかったし、不安がないと言ったら嘘になるけど、それ以上に「やってみたい」の気持ちが勝って、その日のうちに連絡を取って、「代表取締役社長」のオファーに応える決心をしました。


そうやって掴んだ経営者としての一歩。実際、どんな日々だったんでしょう?

石川:かなり意気込んでスタートしたことだったんですが、、、実際すごく苦労しました。というのも、もう会社として仕組みが完成されていたんすよね。

40年くらいやっている会社で、すべてにおいて「変えることがリスク」。カラーコピー機を入れるのでさえも説得するのに一苦労。自社HPもなければメールも使えない、社員が会社の数字を全く理解しないまま仕事を進め、採用もその場任せ。最終的には「勝手にやらないで」と言われる始末。でも、これが今まで気付けなかった『建設業のリアル』だったんですよね。

このままでは時代に遅れ、淘汰されていってしまうと思いました。そして、今うちにいてくれている腕のある職人さんたちが離れていってしまうのも防ぎたかった。だから、自分なりに色んな所を見て積み上げた経験と知識で、会社の役に立とうと必死だったんですけど、会長(元社長)の正義は「自身のコピー」をつくることだったんだろうと思います。

結果的に最後は喧嘩別れのような形で離れることになっちゃいました。今考えると俺も焦ってたのかも。よくよくは後継者として任せたいけど、「いますぐ」ってわけじゃない。創業者として最低でも現状を維持していくために、失敗できない、そんないきなり新しいことをできないのも今は理解できます。


そんな荒波の末に、ユニオンテックにたどり着いたんですね。

石川:電気工事会社を離れてから、「本当にしたいことは何か」と自分に問い続けました。正直、次は建設じゃなくてもいいかもなっていうのも思ってたんですけど、、、求人サイトを見ていたら、ぱっと出てきたんですよ。「建設業界を変える」って。このワードに強烈にひかれました。

それが内装工事事業業とマッチングプラットフォーム事業をしているユニオンテックだったんです。

石川:社長の時、いやというほど痛感した「ひとりでは変えられない」ということ。業界の縮図のような会社の中で身動きが取れなかった。だから「変わっていこうとする組織」の中に身を置きたかった。そういう意味で、自分とユニオンテックはやりたいことは一致していて、でも組織である分、巻き込むものも、変えようと挑む対象も影響も大きくて、なにより、実現していける気がしたんです。

今やっているのは、自社案件の設備関連業務と同時に、プラットフォーム事業でサービス改善のためにメンバーと知見を共有したり、法人営業部の一員としてお客さんにサービス提案をしたりと、本当に色々。今までの経験を総動員して、幅広く業務に当たってます。

例えば、建材の営業やってたから営業とか、施工管理経験があるからそのまま施工管理、とかストレートに同じような場所でその経験を生かすだけじゃなくて、その経験を別の角度から目的のために生かす。今プラットフォーム事業で作っているサービスが、どうやったら現場で喜ばれるのか、使い易くなるのか。俺は経験に基づく目線が多い分、ITという新しいフィールドでもこれまでの知見や経験が生かせるんですよ。「自分が存在する意義」の実感を伴って、大きな目標に向かっていけることがすごくうれしい。

ITのような新しいものをすんなり受け入れない業界の傾向って、きっかけがないだけだと思うんです。知らないからリスクがあると思っちゃうだけ。建設業界の特徴として「信頼がある、もしくは無理やり」が動機であることがほとんどなので(笑)。


自分自身に常に向き合って来た結果が、今の石川さんを作っているんですね。これからのご自身については、どんな風に考えていますか?

石川:自分が頑張る理由って、昔は認めてほしいっていう承認欲求だったんですけど、次は自分のやりたいことを実現する「自己実現欲求」のために行動したいんです。仕事もプライベートも、建設工事の顔、ITの顔、旦那の顔、色んなところに顔があるのが自分で、それぞれにやりたいことがある。

そして、これまで自分が思うままにとにかく行動し続けてきたことを振り返ってみると、俺は「他者貢献」がとんでもないモチベーションなんだと分かったんです。「部屋掃除してあげたら奥さんが喜ぶ」ていうのと一緒(笑)。いろんな立場で色んなことを見てきたおかげで、「これは業界のために役に立つ、使う人が喜んでくれる」って分かるから、率先して進めていけるんすよね。

自分とユニオンテックをつなげた『業界を変える』という言葉。もちろん簡単なことでは無いけど、これをやり抜くことがまさに「自己実現」と「他社貢献」。俺にとってはこのフィールドだからこそ、このふたつを叶えられるし、建設業の未来を変えていけると思ってます。


ユニオンテックには、様々なバックグラウンドを持った仲間がたくさんいます。

組織として「建設業界を魅力的な業界にする」というとんでもなく大きなゴールに向かって努力すると同時に、メンバーそれぞれがそれぞれの「やりたいことを実現する場所」として、ユニオンテックを選んでいます。

会社としてのミッションを追いかけながら、私も自分の叶えたい未来に向かって少しずつ挑戦しています。「こんな自分になりたい」「こんなことをやりたい」、自分の目標をはっきり持っている人も、これから見つけようともがいている人も、ぜひ一度ユニオンテックのメンバーと話してみてください!お待ちしています。

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