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我孫子市様がChatGPTを庁内で安全に活用する業務効率化ツール「Crew」の実証実験で、単なる「ツール」から「良き相棒に」、69%の職員が満足したと回答

株式会社クラフター(本社:東京都港区、代表取締役社長 ⼩島舞子、以下「クラフター」)が提供するChatGPTを 庁内で安全に活用する業務効率化ツール「Crew」の実証実験において、我孫子市様が取り組まれた内容をご紹介した事例記事を公開いたしました。



我孫子市様導入事例記事はこちら

https://www.gocrew.jp/casestudies/abikoshi-crew


以下事例記事より抜粋

  • 我孫子市様 Crewご導入背景

2023年に入り全国的に生成AIの活用が自治体でも進んできた中で、我孫子市でもどのような業務に活用できるか、実証的に確認をしたいと考えていらっしゃいました。生成AIは、庁内業務の効率化や市民の利便性向上に大きく貢献する可能性がある一方で、日々様々な生成型AIサービスが生まれているので、それぞれのサービスで実現できることを具体的に精査する必要性もあると認識されておられました。

そのため実際の業務活用に向けた試行を検討されていたところ、Crewに興味をお持ちいただきました。

既存のサービスだと中々提供されていない、ドキュメントから回答を生成する機能に魅力を感じ、Crewをお選びいただきました。

  • 我孫子市様の具体的なCrewのご利用方法

今回の実証実験では書類のチャネルとテキストチャネルのどちらも試行いただきました。

書類のチャネルでは主には条例・規則を踏まえたQ&Aの生成や、庁内のドキュメントを踏まえた新たな書類のドラフト作成等でのご利用、テキストチャネルではコードの作成や文章生成でご利用いただきました。

ご利用方法の一例


書類アップロード機能

・我孫子市の公開されている条例や規則を合計1,078ファイルアップロードし、文書の検索や要約

・国からいただく仕様書などを要約して、問い合わせメールの対応業務に利用

テキスト生成機能

・エクセルで使用するVBAコードの生成

・国の財政状況に関する文書の作成


  • Crewの活用効果について我孫子市様より

文脈理解ができるCrewに聞きながらExcelで使うコードを3倍速で作成

「エクセルで使用するVBAコードの生成をテキストチャネルで試行してみました。やはり行政職員はエクセルやワードで業務をすることが非常に多く、効率化の解決方法としてVBAを使えないかと庁内でトライしており、その一環でCrewにVBAコードの作成を依頼してみました。例えば【複数のエクセルを1つにまとめるVBAを作ってください。】とCrewに質問し、出力されたコードを実際に走らせ、エラー箇所があれば再度Crewに【実装した結果○○の部分でエラーが見つかったので、修正してください。】と修正を依頼しながらコードをブラッシュアップしていき、正常にVBAが機能するコードに仕上げられました。業務内容にもよりますが、自分で一からコードを書いて修正していくやり方だと、ならして2時間くらいかかりそうな業務を、Crewを使用することで3倍速で進められたイメージですね。

「同じくテキストチャネルで、国の財政状況に関する文章を作成しました。具体的には、前年度決算に関する審査の時の想定問答をCrewに出力させました。実際の質問として【なぜ令和元年度の地方消費税交付金は前年度と比較して減少したのですか。】と打ち込んだ結果、【令和元年度の地方消費税交付金が前年度と比較して減少した理由について、以下の可能性を挙げます。1.・・・、2.・・・】とChatGPTと遜色ない精度で回答が返ってきました。出力された文章を参考に、職員が肉付けをして正式な回答を準備したので、十分実際の業務に活かせました。

上記のようなご感想をいただきました


  • 我孫子市ご担当者様より

69%の職員が業務効率化に貢献すると回答、AIジョークで「ツール」を超えた「良き相棒」に

「Crewを利用した職員にアンケートを実施し、回答の精度が適切であるか確認した結果、職員の68%が「回答は適切だった」と回答しました。もちろん最終的には人間の目で最終確認を行う必要がありますが、情報を一から調べるよりも、Crewが数秒で回答を一次生成してくれることは非常に便利に感じました。また、「Crewが業務効率化にどれくらい貢献しますか」と尋ねた所、69%の職員が「業務効率は上がる」と回答しました。「検索結果が文章でわかりやすく詳しく記載される。」といった意見や、「専門的な知識がない市民などへの説明文章を作成する際に活用できる」という声をいただいており、情報の検索や外部向けの通知文作成などで幅広く庁内に展開できると思います」と大変嬉しいご回答をいただきました。


  • 「Crew」の概要

ChatGPTを始めとした生成型AIを利用する際、登録している従業員の管理や外部への情報漏洩などのセキュリティ対策に課題があります。

「Crew」においては、個人情報などのセンシティブ情報を検知し非表示にし、登録している従業員の権限を設定でき、個人情報の検知機能、ログ監視などの機能でビジネスでもChatGPTを安全に使えるような環境を提供しています。フィルタリングするNGワードを追加することにより、企業ごとに独自の秘密情報を追加できます。企業メールアドレスで簡単に登録でき、チャット画面で質問ができます。OpenAIにおいて個別に登録する必要はありません。管理者が詳細な権限設定を行うことができるので、情報の制約や切り分けは容易ですが、チャット内容はオープンに共有されるので、システムの知識に明るくない人でもチャットを参照できます。

また、ChatGPT単体にはない書類を元にした会話機能もあります。説明書類や手順書といった社内文書をアップロードして書類から回答でき、繰り返し発生する同等作業や、異動者や採用者のオンボーディングトレーニングを代替して行うことが可能です。

動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=lq3PHB4BeFE

  • お申し込み方法

ご利用や資料請求を受け付けしております。ご希望の方は以下のURLからお問い合わせください。

https://www.gocrew.jp/jp#Mail-Form





  • 我孫子市

面積:43.15km2

人口:131,019 人(令和5年6月1日時点)

我孫子市は、都心へのアクセスが便利で自然に囲まれた静かな住環境が魅力です。豊富な公園や商業施設があり、暮らしやすさと利便性が両立しています。成田国際空港への利便性も高く、国際的な交流も楽しめます。

https://www.city.abiko.chiba.jp/




  • 【会社概要】

現在当社には7カ国のメンバーが所属しており、働き方、経歴など多様な個性を大事にする働き方を応援しています。経営経験を 持つメンバーが多く在籍し、顧客目線で自主性とオーナーシップを尊重する文化に共感しながら働いています。また、マネックスグ ループ株式会社の完全子会社化となり、同社の支援を受けて新経営体制を構築し販売を強化し、社会的信用のある事業を展開し ております。

会社名:株式会社クラフター

代表者:代表取締役社長 小島 舞子

設立:2016年9月5日

所在地:〒107-6025 東京都港区赤坂一丁目12番32号 アーク森ビル25階

ウェブサイト:https://www.crafter.co.jp/

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