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インターンは「ガクチカ」に本当に有利なの?後編


長々とイイダの赤裸々就活論を述べてきましたが

それでもインターンという選択肢を選ぼうとしているそこの君!

インターンの現実をお伝えします。

これは就活とか関係なく、CIでインターンをしてみたい人にとっても参考になる情報だと思います!是非最後まで読んでみてください!

注意:インターン1社(CI)のみを経験した者の感想なので、すべて鵜吞みにする必要はありません。

最初にベンチャーインターンの3法則をご紹介します。

気になる内容をそれぞれ説明していきます!

①仕事は自分で作らなければ暇になる(ただし職種による)

ベンチャー企業はルーティンワークの仕事もありますが、毎週社内の状況が変わり、やるべき仕事も増えていきます。特にCIの場合は自社サービスをこれから売り出そうという段階で、営業の仕組みに関しては発展段階です。この段階では、言われたことをやるのは当然ですが、インターン生の場合言われたことをそのままやってるだけだと暇になります。

インターン生という立場上、自分がフロントに立ちクライアントと商談するということは出来ません。なので内勤(企業の内部で行う職)がメインになります。

ここでインターン生に求められる立ち回りは

「自分で社内の改善点を考え、提案し、仕事を作り出す姿勢」です。

まだインターンを経験していない人からすると少し怖い表現かもしれません。

しかしそれほど恐ろしい事でもないです。

僕の場合、週一で開催される営業部の定例ミーティングで発生した新規タスクに対して

「それ自分やってもいいですか?」と連呼することで仕事をぶんどっていました。(笑)

また、素人なりにサービスに対して思った違和感を提案に落とし込んで、仕事にしたこともあります。

インターン生は会社内で最も一般消費者に近い存在です。

もしも、サービスに関して一般消費者が理解できない「伝え方」をしていれば商談の場で、相手にサービスの魅力を理解してもらえません。つまり僕らインターンでも分かるような「伝え方」をする必要があります。ミーティングで営業手法の現状を知り、分かりにくいところを修正するための提案を思いつけば、それはインターン生にしかできない仕事になります。

ただしこれは営業や広報職のインターンの話で、エンジニア職のインターンの場合は仕事が山のように回ってくるらしいので、暇になることはないです。ご安心を。

②質問に答えてくれる人はいても、0から仕事を丁寧に教えてくれる人はいない。

ぶっちゃけ社員さんはみんな忙しいです。なので、入ったら丁寧に研修をしてくれると思っている方は要注意です。

CIの場合は走りながら仕事を覚えるタイプの職場です。特に手厚い研修はありません。

CIの場合は、分からないとき用のマニュアル自体は存在するのでそれを読めばなんとかなります。ただそれでも、分からないことがあれば自分から積極的に行く必要があります。質問したらみんな喜んで答えてくれます。しかし、困った時に「誰かが助けてくれる」と待っている姿勢を持っていると基本的に何も解決できず、苦しくなります。

まとめると、ベンチャーインターンは「自律」を求められます。分からなければ自分で調べ、聞く。自分で解決する姿勢を持つ必要があります。

③マニュアルを作る側か、マニュアル通り完璧に動く側か、どちらが得意分野なのか見極めないときつい。

上で記述していますがベンチャーは毎週状況が変わり、マニュアルはあってないようなものです。

基本的に提案資料も0ベースから作ります。自分で調べて、情報をまとめて上長に相談します。そして、その通りに動いてPDCAを回していきます。だれも正解が分からないので、その中で継続する仕組みを作るために、試行錯誤しながらマニュアルを作っていきます。

実はこの作業が苦手な人は結構います。マニュアルさえあれば完璧に動ける人からすると苦しい環境かもしれません。別にマニュアルを作れない人が劣っているという話ではなく、「適性に沿った環境で働くべき」ということがここで伝えたいことです。自分はさぼり癖があるのでマニュアル通り動くのが非常に苦手です。。。(小声)

なので、自分が気持ちよく働くために、自分はどっち側の人間なのかを意識しながら働くことが重要です。知るために飛び込んでみることも素晴らしいと思います!

就活のためにインターンをしたい人は

ここまでインターンの現実を突き付けてきましたが、ここでインターンだから出来るポジティブな面もご紹介します。就活のためにインターンに挑戦したい方は是非覚えておいてください。


①積極的に自分からアイデアを提案し、自分主導のプロジェクトを持つことが出来る。

CIのインターンでは、基本的に提案したものは挑戦させてもらえます。もちろん中身がしっかりと詰まっていればの話ですが。程度の差はあれ、これは他のベンチャーインターンでも出来ることだと思います。

普通のアルバイトでは既に接客フローが決まっているが故に、完全な自分発のプロジェクトは必要なかったり、持ちにくかったりもします。しかし、ベンチャー企業は正式にマニュアル化が進んでいない領域が割とあります。ここで自分の考えを投影した提案が出来れば、自分がそのプロジェクトのリーダーとして主導する立場に立つことが出来ます。

イイダもこれまでインターンや大学サークルでリーダー経験を積みましたが、上の立場から責任をもって人やものを動かす経験は、平社員・平部員よりも多くの学びがあると確信しています。

マニュアルがないからこそ、沢山の学びの機会を自分から作りにいくことが出来るのです。

そしてCI以上に自由に出来るところもないんじゃないかと思います。

②失敗しても終わらせず、改善点を探して実行。ひたすらこれを繰り返す。

提案した時はモチベーションも高く準備も楽しいかもしれません。ただ提案したものが上手く形になるとは限りません。というかならないことの方が多いです。この時にへこたれて辞めてはいけません。

世の中に存在するヒット商品は、基本的に問題検証と改善を繰り返した末に完成したものがほとんどで、初めから上手くいくコンテンツを考えついたパターンは非常に稀だと思います。精神論的になってしまいますが、突飛なアイデアではなく地道な改善をくり返し継続することが良いコンテンツを作る要因だと思います。

就活的な話をしますが、失敗に直面したときにどんな選択をもって乗り越えるかに、その人のらしさが出ます。踏ん張って乗り越えようとした経験を就活の場で語るためにも、ここで逃げずに突破策を考えてみてください。

この考え方は就活だけではなく、今後の人生でも使える考え方だと思います。失敗をした時に、「なるほどここで人々は挫折するんだな」と気が付き、あえて息を止めて苦しみながら立ち向かった末に、周りよりも少し成長することができるんだと思います。

結論:インターンでもダイエットでも一生懸命になれたら何でも自分の資産になる。


「インターン経験者だから就活が有利になる」ということは絶対にありません。イイダ的に企業人事が見ているのは学生の実績ではなく、頑張った過程に出てくる人間性だと思っています。その人間性を見て、会社にフィットするのかしないのかを確認しています。だから今できることは目の前にあることに一生懸命になることです。そして、壁にぶつかっても乗り越えようとすることです。インターンでもダイエットでもちゃんと考えて、工夫しながらやっていれば何かしら自分の中に学びとして残るものが必ずあります。

もしもインターンしてみたければCIを是非ご検討ください。

ベンチャーインターンの中でも結構自由に色々させてくれる環境だと思います!

では就活も頑張ってください!

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