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【大学生の在宅医療体験】現役医大生がドクターに1日密着!はじめての訪問診療で感じたこととは。

夏休みの貴重な体験。はじめての臨床見学は在宅医療!

こんにちは!株式会社シーユーシー(旧社名:エムスリードクターサポート株式会社、以下CUC)広報です。

わたしたちがご支援をしている医療機関には、在宅医療を行う病院やクリニックが多くあります。患者さんのご自宅に定期的に訪問して診察をする「訪問診療」を行うのが在宅医療。外来診療に足を運べない多くの患者さんが利用する、これからの日本で需要が急拡大していく分野です。

今回はご支援先の在宅医療クリニックの医師の協力のもと、診療に同行をさせてもらいました。

しかも、金沢大学医学部4年生の小川風吹さんが、大学の夏休みを利用して一緒に体験することに!これから専門分野を決めていく小川さんが、在宅医療のゲンバをみてどう思うのか…。

診療同行レポートのスタートです!

<在宅医療クリニック近くのホテルに宿泊し、同行当日を迎えた金沢大学医学部4年生の小川さん>


クリニックに到着すると、さっそく、朝の朝礼が始まりました。一日の同行スケジュールを、先生も含めたスタッフ全員で確認していきます。患者さんの病状はもちろん、ご家族の状況も漏れなく共有していきます。

その後、一緒に同行する先生と診療内容の簡単な流れを打ちあわせ。訪問診療ではスタッフの役割はそれぞれ決まっていて、医師は診察や処方箋の発行。メディカルサポーターと呼ばれる医療事務スタッフさんは、患者さん宅までの運転や診療中の電子カルテの打ち込み、医療器材の管理など。チームで患者さんを支えていることがよくわかります。


<朝の朝礼では、クリニックのスタッフ全員が一日の診療内容を確認しています>


Dr.:小川さん。今日はよろしくお願いします! 在宅医療も含めて、臨床の見学はされたことありますか?

小川さん:今日はよろしくお願いします!大学ではこれから実習なので、臨床見学は初めてです。大丈夫でしょうか?

Dr.:もちろん大丈夫です!在宅医療を最初に見学されるのは貴重な経験ですね。これから経験される病院の医療と見比べる視点が持てますしね。ところで、在宅医療ってどんなイメージを持っていますか?


<ユニフォームに着替えて、先生から在宅医療についてレクチャー>


小川さん:在宅医療は、外来よりも時間を長く使って診療できるイメージがあります。

Dr.:そうですね。居宅にいらっしゃる患者さんの場合は、病院外来より比較的長く時間を取れます患者さんや病気の段階によって在宅医療の目的が異なることもあるので、患者さんの目的に合わせて伺う頻度も違ってくるんですよ。今日は、いろいろ吸収していってください!

小川さん:なるほど、患者さんによって「在宅医療の目的」が違ってくるのですね。こちらこそ、よろしくお願いします!

緊張の診療同行!在宅医療の現場とは…

<初体験の訪問診療。患者さんのご自宅に上がるのはドキドキします>


一人目の診療は、クリニックから車で15分ほどの場所にある一軒家のご自宅。

患者さんの病状は注意が必要ながら、この日は比較的安定していて、玄関先や家のなかをゆっくりならば歩ける状態でした。

診療は「その後いかがですか?」という先生の何気ない会話から始まりました。病状の確認や服薬の状況、聴診、触診などの診察を行いつつ、患者さんやご家族の悩みに真摯に耳を傾けています。会話を中心にした訪問診療ならではの診察が続きます。


<ご自宅の居間で診察がはじまりました>

診察が終わるとパソコンで処方箋を記入し、その場でプリントアウトしてご家族へ渡します。処方薬の詳しい説明から服薬方法も伝えて、次回の訪問日の確認をします。

約20分の訪問診療は、終始ご家族や患者さんの気持ちを大切にした診察。帰り際、ご家族から「ありがとう」の言葉をスタッフ全員にかけられたのが印象に残ります。


<移動中は質問タイムに。診察内容を詳しく説明していただきました>

診療を終えるとすぐに、二人目の自宅まで移動です。診療ルートは、最短で到着するように組み立てられていて、1日5~10軒の自宅を訪問することが普通です。移動している車の中でも患者さんの状況を把握できるよう、クリニックに残るスタッフや訪問看護、ケアマネジャーなどの多職種と連絡を取り合い、正確な情報を持って患者さん宅へ訪問しています。


<さまざまな病状の患者さんを診察していきます>

二人目以降の診療も、患者さんやご家族の状況を踏まえた親身な診療が続きました。同行した当日の患者さんは、胃ろうやCVポート※など医療依存度の高い方もいるなかで、患者さんの笑顔が覗く場面もあり、在宅医療が患者さんを気持ちの面からも支えていることもわかります。同行した当日は、朝から15時までに計5人の患者さん宅へ訪問しました。

※1 胃ろう:口から食事のとれない人、飲み込む力の弱ってしまった人に対して、栄養をとるための小さな「口」をおなかに作ることがあります。これを胃ろうと呼びます。

※2 CVポート:中心静脈カテーテルの一種で、正式には皮下埋め込み型ポートといいます。皮膚の下に埋め込んで薬剤を投与するために使用する医療器具です。

診療同行で気づいた在宅医療の必要性

クリニックに戻り、今日の診療について対談タイム。訪問診療を終えて小川さんが感じたこと、疑問に思ったことを先生に直接聞いてみました。

Dr.:今日は診療同行お疲れ様でした! 診察同行してみて、率直にどうでしたか?

小川さん:医師と患者さん・ご家族との信頼関係が重要な診療だと思いました。患者さんと話す時間が長い分、医師としてだけでなく“一人の人間”として見られるんだろうな、と先生と患者さんのやり取りを見て感じました。

Dr.:そうですね。コミュニケーションは大事な面のひとつですね。印象に残っているシーンなどあります?

小川さん:今日が初診だった患者さんのご家族とのシーンです。在宅医療にかかるお金のお話を先生とされていたのが印象的でした。もちろん、まずは医療がしっかりしていることが大切ですが、それ以外の悩みを聞いて相談に乗っていたところですね。

Dr.:本来医師が入るべき領域ではないのかも知れないけど、患者さんを含むご家族の悩みを解決していくことが、在宅医療は求められていると思っています。小川さんが言われていた信頼関係を築くためにも、ちょっとした悩みを聞く時間が本当に大事な時間だと思っています。


小川さん:先生はどういう経緯で在宅医になろうと思われたんですか?

Dr.:まだ取り組んでいる医師が非常に少ない領域なのでやってみよう!と思ったからです。それに、「家に帰りたい」と言っている患者さんが多いと感じたことも理由の一つですね。それを見ていて「何かできることはないだろうか」と色んな人に相談して、現在の在宅医療のフィールドに辿り着きました。

小川さん:病院医療と在宅医療との違いで気をつけていること、意識していることはありますか?

Dr.:病院は患者さんの病気の治療に特化した“治す場所”です。当然、私もそういうスタンスで患者さんに接していました。一方で、在宅医療は患者さんが病気と付き合っていくのをサポートする役割です。どれだけ患者さんの辛さを取り除けるかということを意識しています。無理に患者さんの病気を治そうとすると本人も家族もとても大変です。私の在宅医療は、患者さんが残りの人生をどれだけ普段通りに過ごせるかに重点を置いて方針を決めています。


Dr:小川さんは、自分で在宅医療を提供しているイメージは湧きましたか?

小川さん:在宅医療は患者さんとのコミュニケーションを多く取れて医師自身もやりがいを感じられると思えたし、患者さんのためにもなっていると感じました。私は元々「他人のためになりたい」という思いで医師を目指しているのでとても魅力を感じます。患者さんに信頼してもらえるようなお医者さんになって一緒に患者さんの未来を見つめられるようになりたいです。

Dr.:今日1日で在宅医療のイメージは変わりました?

小川さん:最初は在宅医療を受ける患者さんは病院のような大きいベッドで、寝たきりの方ばかりかと思っていましたが、一人目の方はゆっくりでも歩いていらっしゃいましたし、色々な患者さんがいることがわかりました。診療前に先生が言われていた「患者さんごとに在宅医療の目的が異なる」ということが実感できて、新鮮な気持ちになりました。

Dr.:そうですか。いい気づきになりましたね! 今回の見学で在宅医療というものが身近に感じましたか?もし、小川さんが歳をとって病院に通えなくなったら在宅医療を考えてみますか?

小川さん:そうですね。自分の慣れ親しんだ空間で医療を受けられるのは魅力的です。私も在宅医療を受けてみたいですね!

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今回のレポートはいかがでしたか?

Wantedly読者の皆さんにとって在宅医療は、なかなか馴染みのない分野だと思いますが、今後確実に身近な存在になっていきます。この在宅医療の支援がCUCの注力ドメインの一つです。

経営面から在宅医療を支援する様々な仕事に取り組んでいます。ご興味を持っていただけた方は、ぜひご連絡ください!社会人・学生問わず大歓迎いたします!


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