【密着取材!】訪問診療クリニックの新規立ち上げ支援 ~経営支援マネージャーのお仕事レポート~

こんにちは。株式会社シーユーシー(旧社名:エムスリードクターサポート株式会社、以下CUC) 人事部の稲垣です。

私たちが支援している医療機関には、訪問診療を行うクリニックや病院があります。通院が困難な患者さんのご自宅や、高齢者施設をドクターが直接訪問して医療を提供する「在宅医療」は、超高齢社会において大きな役割を果たすとして今後急速に拡大していく分野です。

私たちは、在宅医療の普及のため、全国にある訪問診療を行うクリニックの立ち上げ支援や、運営支援を行っています。そのクリニックに常駐し、これらの支援を行っているのが、「経営支援マネージャー」です。

今回は、訪問診療クリニックの経営支援マネージャーの仕事をより深く知るべく、支援先のクリニックに1週間お邪魔しました。

クリニックの新規立ち上げに奮闘する経営支援マネージャーの姿を間近で見て感じた“仕事の面白さ”や“必要なスキル”について、レポートしたいと思います!

訪問診療クリニックでの経営支援マネージャーの仕事とは?

まず、訪問診療クリニックの経営支援マネージャーの役割は、支援先のクリニックに常駐しながら現場のマネジメント体制を作り、クリニックの収益向上の支援をすること。クリニック運営の柱を担うといっても過言ではない存在です。具体的な仕事内容は、次のようなものです。

・スタッフマネジメント
・経営分析
・事業計画/予算計画の作成
・労務、総務、経理など管理業務全般
・行政手続き
・患者さんを増やすための地域医療者や施設への訪問/PR活動
・患者さん受け入れのオペレーション業務
・当社の企画部隊(IT/マーケティング/採用/労務等のスペシャリスト)との連携

幅広い仕事内容ですが、具体的にはどんな風に働いているのでしょうか。実際にクリニックの現場に密着してみました。

美しい自然に囲まれた土地に開設した、訪問診療クリニック

今回私がお邪魔したのは、美しい自然に囲まれた、とある地方都市にある訪問診療クリニック。今年5月に開設したばかりで、取材当時はまさに立ち上げ真っ只中でした。スタッフは、医師1名、診療サポートスタッフ1名、そしてエリア統括マネージャー1名、経営支援マネージャーの計4名の小規模な体制です。

経営支援マネージャーのKさんは、転職入社1年目。

「はじめて訪問診療クリニックの立ち上げ支援を行うので、分からないことも多いですが、周りのメンバーと協力し合うことで、地域に根ざしたクリニックとして軌道に乗せていきたい」と話されていました。

クリニック立ち上げ期の仕事内容をご紹介

立ち上げからわずか1ヶ月のクリニックで、経営支援マネージャーがどんな仕事をしているのか、密着する中で印象的だった内容をピックアップしてご紹介したいと思います。

01 事務所の環境づくり

立ち上げ期ならではの仕事が、事務所内の環境づくりです。

医療用品はもちろん、デスクや椅子、書類を収納する棚や細かな事務用品まで、必要なものを全てリストアップして、購入から設営まで行います。

実際、1週間密着する中で、まず最初に経営支援マネージャーKさんが向かった先はホームセンターでした。書類整理の棚を買い、組み立てます。この日は、お弁当派が多いスタッフのために電子レンジを購入しようかどうしようか迷われていました(笑)。

自分たちが働く場所を自分たちでつくっていくことで、クリニックに愛着が増すのかもしれません。



02 患者さんを増やすためのPR活動

訪問診療クリニックの安定運営に欠かせないのが、「集患」と呼ばれる、患者さんを増やすための活動です。経営支援マネージャーが地域の病院や施設をまわり、クリニックに患者さんを紹介してもらえるよう、PR活動を行います。

経営支援マネージャーKさんも、1週間のうち半分以上はこの集患活動に力を注いでいました。近隣の病院や介護施設を順番にまわって、クリニックの強みをアピールします。



訪問先の反応は、初対面でも好意的な反応をいただくこともあり様々です。時には、スタッフの医師と一緒に訪問することで医師の人柄を伝えたり、時には顔だけ出してみたり。色んなアプローチで地域との信頼関係をつくっていきます。

経営支援マネージャーKさん曰く、「都市部以外は特に地場のネットワークが強いので、地道に信頼関係を築いていくことが不可欠。まずは1人目の患者さんを紹介してもらうことに全力を注ぎます」とのことでした。

03 新規の患者さんの受け入れ準備

訪問診療クリニックでは、基本的に地域のケアマネジャーや病院の医療連携室のスタッフからの紹介で、患者さんを受け入れています。紹介を受けた時、速やかに訪問診療に対応できる状況を整えるのが経営支援マネージャーの役割です。



患者さんのこれまでの治療経過を把握し、患者さんの現在の病状や服用しているお薬、生活環境などをヒアリングし、訪問診療が可能かを判断し、スケジュールを組んでいきます。

04 スタッフの育成

クリニックで共に働くスタッフを育成するのも経営支援マネージャーの主要な仕事のひとつ。特に訪問診療は、医師とサポートスタッフがタッグを組んで連携しながら動くことが重要なので、訪問診療に必要な専門知識が求められます。

今回は、経営支援マネージャーKさんも訪問診療の経験が浅いため、エリア統括マネージャーのYさんが診療に関わる専門知識をスタッフにレクチャーする場面がありました。

カルテの記入方法や、往診と訪問診療の違い、処方する薬の特徴など、現場ですぐに役立つ内容が共有され、皆真剣に聞き入っていました。



“対人コミュニケーション”が強く求められる仕事

1週間密着して、経営支援マネージャーの仕事に最も必要なのは、密なコミュニケーションで相手と信頼関係を築く力だと感じました。経営支援マネージャーが関わるのは、クリニックのスタッフをはじめ、地域の病院や介護施設の関係者、患者さんやご家族など、様々です。場面ごとに変わる相手と、対話を通してコツコツと関係性をつくることが、次のステップへの糧となるのだと思います。

また、スタッフが少人数だからこそ、スタッフ同士の距離も近く、強いチームワークが生まれるのも訪問診療クリニックの特徴です。ただ、少人数だからこそ信頼関係が壊れた時に修復が難しいリスクもあります。経営支援マネージャーには、円滑なコミュニケーションを促し、強いチームをつくる力が求められそうです。

立ち上げ期でしか味わえない“面白さ、そしてやりがい”

立ち上げ期だからこそ、スタッフ皆でクリニックを創り上げる高揚感がありました。1人目の患者さんの訪問診療が決まった時の使命感はひとしお。近隣施設との関係性をゼロから築きながら、地域に根ざしていく過程は、訪問診療ならではの醍醐味です。

新しいクリニックを立ち上げるということは、その地域に『在宅医療』という新しい価値をつくることでもあります。現場の中心に立って地域医療を内側から盛り上げる経営支援マネージャーの役割は、大きな社会的意義があると感じました。


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