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すぐ実践!社員を幸せにするために人事がとるべき8つのステップ

社員の感情は会社という体を維持するために全身を巡る血液のような存在です。血の巡りが良いと体の調子が良くなるのと同じで、社員の幸福度が高い会社はエンゲージメントも高く、ビジネスで成功します。今日は、社員の幸福度を高めるために人事ができる8つのポイントをチェックしてみましょう。

1.“NO”マイクロマネジメント

上司が一から十まで口をだしてしまっては、社員は何を言っても無駄だと感じるようになり、どんな仕事も雑になってしまいます。社員を信頼していろいろな仕事を任せることは、社員の向上心をくすぐり、エンゲージメントもアップします。

2.ワーク・ライフ・ミックスを大切に

ワークライフバランスはもう古い。ワークを取るとライフがなくなる、という時代は終わりました。仕事とプライベートを切り離すワークライフバランスと違い、双方を統合することで人生をより充実させ、より深く味わうことで、どちらにもよい効果をもたらす生き方が大切です。

3.適切なコミュニケーションで社員を知る

仕事の合間のちょっとした雑談やランチ、お茶を飲みながら他愛のない話をすることで、相手への理解を深めましょう。ソーシャルメディアをリサーチして社員の志向や行動を知るというのは逆効果。溝を作りかねません。

4.社員に向けて情報を公開・共有する

経営上何が起こっているのか、どのようにビジネスが動いているのかなど、社員に対して情報を共有しましょう。社員は自分がどのような役割を果たしているのかを客観的に知ることで会社へのエンゲージメントにもつながります。

5.無視はNG。積極的に社員の声に耳を傾けよう

上司側から積極的に雑談オンライン会議を設定して、社員の生の声を集めましょう。彼らの意見を求め、提案を真摯に受けとめてそれらを最大限に活用してください。もしそれが苦情であろうと、社員の声を無視してはいけません。

6.心理的安全性を構築!社員からのサインを見逃すことなかれ

特にレッドフラッグ(重大な問題)には迅速に対応し、真剣に取り組んでいることを社員に示しましょう。このような対応は社員に心理的安全性が芽生え、社員エンゲージメントが向上します。社員間の問題が起きた時は早期発見、早期解決が鍵。放っておいて解決することは絶対にありません。

7.社員の声は聞いてますか?組織診断は外部を使う

そして目的や結果を共有するアンケートは必ず第三者機関を利用しましょう。正直な意見はもらえません。また、ただやるだけで終わりにしてはいけません。社員には必ず実施の目的を伝え、結果をフィードバックしましょう。あのアンケートには何か意味があるのだろうかと社員に思わせてはいけません。アンケートで分かった課題解決のための行動計画もきちんと社員に伝えることで、社員エンゲージメントも上がります。

8.パルスサーベイで社員をフォローアップ

アンケートで浮かび上がった問題事項については、週1回や月1回、所要時間は数分程度の内容で「パルスサーベイ」を実施しましょう。パルスとは脈拍という意味であり、脈拍を測るように頻繁に調査を行うことで対象社員の状況をリアルタイムで把握、問題解決までフォローできます。

いかがでしたか?
社員を幸せにするために人事ができる8つの方法をご紹介しました。幸福という感情は人から人へと伝播していきます。すぐに実践できる内容ばかりなので、ぜひお試しください。

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