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治療アプリのマーケティング先駆者として、圧倒的な行動力で成果を出すマーケターとは?

「人の幸せにつながる社会づくりに貢献したい」

そんな思いを持ち続け、医薬品のMRや医療機器の営業担当として活躍してきた植村。

治療アプリ®︎は、その思いの実現に最も近づくことができると信じ、CureAppにジョインしました。

現在は、希望し続けてきたマーケティング職で活躍中。入社当初はマーケティング未経験ながらも、持ち前の情熱と大量のインプット、そして圧倒的な行動力でトライ&エラーを重ねながら、製品の普及に貢献してきました。

そんな植村が大事にしているのは「本質と可能性を考えること」「すばやく失敗して、多くを学ぶこと」。

そんな植村に、CureAppでの仕事について聞きました。


植村年宏(うえむら としひろ)/医療事業開発・推進部 マーケティング担当

久光製薬にて医薬品のMRとして、提案営業、エリアマーケティング、営業推進に携わった後、ジョンソン・エンド・ジョンソンに転職。医療機器の営業職として提案営業や臨床技術支援などを行う。その後、2020年6月にCureApp入社。医療機関向けに治療アプリ®︎のマーケティング業務と事業開発業務で活躍中。趣味は音楽や映画、美術鑑賞、囲碁など。


人の幸せにつながる社会づくりに貢献したい

――CureAppに入社するまでのご経歴と、入社のきっかけについて教えてください。

就職活動のときから、ずっと人の幸せにつながる社会づくりに貢献したいと考えてきました。そのためには健康寿命を伸ばすことが最重要だと考え、新卒で久光製薬に入社しました。MRとして様々な疾患の医薬品の提案営業、エリアマーケティングや、営業推進などを経験しました。

その後、より世界市場で有力な医療製品メーカーで貢献したいと考え、ジョンソン・エンド・ジョンソンに入社しました。そこでは主に頻脈性不整脈という疾患の医療機器の営業職として、提案営業や臨床技術支援などを行いました。世界トップレベルの製品に関わり、圧倒的な製品の力を感じる日々でした。

しかし、何年か仕事をする中で、ある限界を感じるようになったんです。

――どのような限界なのでしょうか?

1つ目に、有効な治療手段が確立していない疾患が多い中、医薬品や医療機器をもってしても完全治癒は期待しにくいということです。2つ目に、例え完全治癒したとしても、医薬品や医療機器を使うことは、患者さんへの負担やリスクが大きいということです。

完全治癒が期待できる医薬品や医療機器は高額なものが多いことに加え、医薬品であれば副作用があったり、医療機器であれば体内に入れて扱ったりするので、患者さんに対する負担とリスクが大きい実態がありました。

また、医療業界における旧態依然とした体質や、外資系企業ならではの日本人の活躍の幅の制限なども感じるようになり、医薬品や医療機器の限界を超えて貢献したい、業界と企業の体質に制限を受けずに活躍したいという思いが徐々に膨らんでいきました。

そんな思いがきっかけとなり、日本企業でありながらグローバルに、医薬品や医療機器の限界を超えて貢献できる、業界と企業の体質に制限を受けずに活躍できる革新的な企業はないかと転職活動をする中でCureAppのCOO宮田に声をかけてもらいました。


医療業界での新たな大きな潮流を感じて

――CureAppに持った印象は?

CureAppと出会い、医薬品や従来の医療機器とはまた別の新しい大きな潮流が始まりかけているんだなと興奮しました。もともと感じていた限界や制限に対しても、全てクリアできるなと。

例えば、治療アプリ®︎は、患者さんの認知行動を変えていくものなので、幅広い疾患で根源的な治療ができ、新たな治療効果が期待できます。体内に何かを入れるわけでもないので、非常に患者さんへの負担が少なく副作用もありません。

また、全く新しい治療製品なので、販売の仕方から含めて業界に新しい慣習を作っていくことができます。SDGsの3項目めの「すべての人に健康と福祉を」への貢献もでき、医療ビッグデータの蓄積と活用も見込める、世界的に最先端の治療製品です。しかも日本企業であることも大きな魅力でした。

そこで、さっそく採用選考をうけることにしました。転職活動では、すでに何社か内定を頂いていましたが、最終的にCureAppに入社を決めました。

念願だったマーケティング職で活躍

――現在はマーケティングを担当されていますが、希望だったのでしょうか?CureAppでの仕事内容についても教えてください。

もともと、マーケティングは大きな価値を生む仕事だと感じており、大学でも経済学部で学びました。

前職や前前職でも、何度も上司に「マーケティング職」に就きたいとアピールし、希望を出してきましたがこれまで叶わず、ようやくCureAppで希望が叶いました!

マーケティングとは、一言でいうと「売れる仕組みづくり」のことです。売り込まずに自然と製品を知ってもらい、関心をもってもらい、顧客になってもらう仕組みを考え抜き、作っていきます。

実際に私がやっていることとしては、医師のお役に立てるような情報を提供する中で、当社製品について知ってもらい、関心をもってもらい、顧客となってもらうための講演会、動画、読み物などのコンテンツを作り、届けることです。そして、見込み顧客をセールスにバトンパスしています。

現在、マーケティング業務のメンバーは3名ですが、入社当時の担当は私一人でした。しかも未経験からのスタートでしたが、「本質と可能性を考える」の精神で、従来の医療製品メーカーの既成概念に囚われず、他業界を含む世の中の先進的な知見と事例を参考にし、何が大切なのか、何ができるのかを考えて、治療アプリ®︎ならではのマーケティング業務を立ち上げ、その後は「すばやく失敗し、多くを学ぶ」の精神で、できるだけスピーディーに前倒しでPDCAを回すことで業務を進めました。

――素晴らしいです。他にも仕事する中で、工夫された点はありますか?

効率的かつ効果的な業務とするために、デジタルとリアルをかけ合わせ、デジタルにした方が良い業務は、マーケティングオートメーションツールなどを駆使しながら、オンライン化、自動化、データドリブン化などを行いました。また、医療業界は特性としてIT環境が整っていないことが多いので、リアルの業務も大切にしました。例えば、医師に講演会の案内を行う手段としては、医師向けポータルサイトやWeb広告といったデジタルの手段だけではなく、郵送DMなどのリアルの手段も活用しました。

また、講演会は現地開催やライブ配信だけではなく、忙しい医師でも見やすいようにオンデマンド配信も行いました。医師にとって役立つかどうか、伝えたいことが伝わるかどうかを重視することで、見応えのある内容になるよう工夫しました。


思いきって挑戦できる風土がある

――CureAppに入社して良かったと感じるのはどんなところでしょうか?

「植村さんの思うようにやってください」と言ってもらえる環境です。最初は、戸惑ったのですが、振り返ると業務への裁量が大きいのはありがたかったですし、自分自身の成長につながりました。

そのおかげで、業界に対して元々持っていた疑問を思う存分活かし、改善する方向で施策を考えることができましたし、顧客のニーズをまっすぐに見つめて仕事をすることができました。

CureAppでは、「これをやりたいです!」と言ったときに、一定の根拠や正しさが認められれば、上司はGO!を出してくれることが多いです。評価においても、立てた目標に対して、やってみてわかった結果と環境要因から、総合的に判断がされます。ある施策をやってみたけど上手く行かず、そこから軌道修正してこれくらいの成果を出せた、といった場合でも、まず「やってみたこと」や、そこでの努力に応じて評価してもらえます。だからこそ思い切って挑戦できる風土があるのだと思います。

また、社内での学び合い、教え合いに加えて、会社負担でメンター付きWebマーケティング講座を受講したり、学会に入会したり、有識者に相談したりなどをすることができます。業務に役立つ知識と技術を身につけるためのインプットを、会社に後押ししてもらえることも良かった点ですね。

――働き方については、いかがですか?

働き方も抜群です。前職や前前職では全国転勤が当たり前で、出社も当たり前でした。今は転勤が無く、ほぼリモートワークで、用事がある場合に月に1回程度出社するのみです。また、フレックスタイム制で、服装の制限が無く、各々に合ったスタイルで仕事ができます。こんなにデジタル環境と自由な働き方が整っている企業は、医薬品メーカーでは殆どないのではないでしょうか。

また、スタートアップでありながら、大企業並みの所定休日と休暇制度があり、福利厚生も充実しています。最近では、在宅勤務の補助金や、ワクチン接種の特別休暇も導入されています。

私生活を大切にしながら、過度なストレス無く業務ができるのはありがたいですね。


医師からの製品フィードバックに大きなやりがい

――仕事のやりがいについて教えてください。

仕事を通して得たいやりがいを、これまでで最も得られています。「人の幸せにつながる社会作りをしたい」という気持ちがあるのですが、それに対しても治療アプリ®︎を通して貢献できている実感があります。

「ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」で、2020年8月薬事承認取得、そして同年12月の保険適用と正式販売開始など、日本初、禁煙治療領域では世界初の治療用アプリの誕生の瞬間に立ち会えたことも、大きな思い出となりました。

業務のワンシーンとしては、企画から携わった講演や動画を医師の方が見てくれるだけで嬉しいですね。さらに、製品についてご理解いただき、実際に処方していただけて、治療が成功した患者さんのお話を伺った時は、この仕事をやっていてよかったなと心から思います。「患者さんの心の支えになっている」「アプリを使うと、患者さんが抱えていることを事前に把握できるので、診察に役立つ」などのお声をいただくのは、最もやりがいを感じる瞬間です。

――医療事業開発・推進部では現在一緒に働く仲間を募集中だとお伺いしました。どのような方と一緒に働きたいですか。

私見ですが、当社のミッション、ビジョン、バリューに共感してくださる方をお待ちしています。会社を事業として健全かつ前向きに進めるためにも、CureAppのバリューを体現し、自ら進んで考え実行してくださる方にぜひ入社していただきたいです。

入社後で構わないので、命と健康に関わる製品を取り扱うことや、医療従事者とコミュニケーションすることに対しての意識や責任、ルールやマナーに御理解いただけるといいなと思います。

転職は勇気が必要だと思いますが、私は2回経験してみて、今よりもやりがいを得られる環境、活躍できる環境への移動はとても自然なことだと感じています。会社の知名度などで仕事を選ぶのではなく、仕事を通して得るものがある場所であるかが、より重要だと考えるようになりました。

CureAppを選択肢の一つとして、検討していただけたら嬉しいです。



(取材ライティング/柳澤聖子)

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