「レベルの高いモンスターを倒す方が、得られる経験値は大きい」ゼロから挑むプロジェクトマネージャーへの道|キュリオシティ株式会社 梅木実
コンサルティング・システムエンジニアリング・経営支援・AIプロダクト実装構築の4つの事業領域を展開するキュリオシティ株式会社。
今回は、2025年7月にプロジェクトマネージャーとして入社した梅木実にインタビュー。ホテル業、商社、Webディレクターを経てITコンサルタントへ転身した梅木さん。
上流工程に挑戦したいという想いから転職を決意し、充実した研修制度とメンター制度に支えられながら成長を続けている。入社半年で感じたやりがいと苦労、そして「理想のコンサルタント像」について詳しく語ってもらいました。
なお、今回の記事の執筆には、株式会社ストーリーテラーズさんにご協力いただきました。
上流工程からプロジェクトを動かす——裁量ある環境で広がった仕事の手応え
まず、梅木さんはどのような業務を担当しているのでしょうか。
「某キャッシュレスサービスのプロジェクトマネージャーとして、Webページのディレクションやマネジメントを担当しています。 電気やガスの契約でポイントが還元されるキャンペーンページなど、エンドユーザー向けにサービスを訴求するWebページを、企画の段階から手がけていますね。
主に、Webページをリリースするための企画を考え、内容を固めながらリリース日まで案件を進行しています。制作段階では、コーダーやデザイナーと連携し、途中でディレクターによるクリエイティブチェックを受けて、問題がなければリリース、という流れです。
自分がマネジメントしているメンバーだけでなく、社内のさまざまな部署とやり取りしますし、場合によってはベンダーさんのその先のお客様とやり取りすることもあります。幅広いコミュニケーションが求められる仕事です」
これまで梅木さんは、ホテル業界、商社、Webディレクターと、複数の業界・職種を経験してきました。
「1社目はホテル業界で接客の仕事をしていました。2社目の商社では、お菓子を作る製造機器の営業や、Web媒体を使ったマーケティング業務、展示会のディレクション業務などを担当していました。そして3社目で、Webディレクターとして約2年半勤めました」
Web業界で経験を積む中で、次第に仕事への向き合い方にも変化が生まれていったといいます。
「前職も今と近いディレクター業務でしたが、決められた案件を回していく仕事が多かったんです。『 もっと上流工程に関わりたい』。どんなプロジェクトにするのか、どんなチーム編成で進めるのか、そういった部分から関わりたいと思うようになりました」
現在は、その想いを形にできる環境に身を置いています。
「今は、座組を作って、それを回していくところまで任せてもらっています。前職では経験できなかった上流工程のタスクを主に担当していて、非常にやりがいがありますし、裁量のある仕事を日々経験できていると感じています。
キュリオシティに入って、仕事の醍醐味に触れられているなと思います。毎日やりがいがあって、自分自身の成長も実感できています」
もう一つの内定と迷った末に——「可能性を広げてくれる」と感じた選択
「上流工程に関わり、裁量を持ってプロジェクトを動かしたい」
そんな想いを胸に転職活動を進めていた梅木さんですが、実はキュリオシティ以外にも、もう一つの選択肢がありました。
「実は同じタイミングで、Web制作会社からも内定をいただいていて。正直、これまでの経験を考えると、Web制作会社の方が自分に合っているんじゃないか、という気持ちもありました」
これまで培ってきたスキルをそのまま活かせる道と、新しい挑戦ができる道。
2つの選択肢を前に、梅木さんは大きく悩んだと言います。
「去年一番の悩みでしたね。本当に悩みに悩んで、最終的にキュリオシティを選びました」
決断の後押しとなったのは、最終面接での出会いでした。
「最終面接で、今メンターをしてくださっている方や役員の方とお話しする中で、『この会社なら、自分のビジネスマンとしての可能性を広げてくれる』と強く感じたんです。簡単な道ではなさそうだけど、だからこそ挑戦してみたい、と思えました」
加えて、組織の規模感も大きな魅力だったと言います。
「少人数制だったところも、決め手の一つです。規模が大きくなるほど、社員同士の距離ってどうしても遠くなると思っていて。でもキュリオシティでは、代表とチャットでやり取りしたり、帰社日に一緒に飲みに行ったりもするんです」
上のレイヤーの人と近い距離で話し、フィードバックをもらえる環境。
そして、少人数だからこそ、任される仕事の幅も自然と広がっていきます。
「大手ではなかなか経験できないような仕事も、どんどん任せてもらえる。チャンスが雨のように降ってくる感覚があります。それが、少人数制の一番の良さだと思っています」
研修とメンター制度——未経験でも挑戦できる理由
上流工程は未経験。そんな梅木さんが新しい業務に挑戦できたのは、キュリオシティの充実した教育制度があったからでした。
「正直、最初はとても不安でした。ただ、プロジェクトに参画する前にしっかりと研修を受けることができ、そのおかげでビジネススキルが大きく向上しました。今では、難しい課題に対しても、なんとか自分で回せていると感じています」
研修では、どのようなことを学んだのでしょうか。
「主に、プロジェクトマネージャーとしてのマインドセットや、コンサルタントとしての所作、課題解決の考え方などを学びました。1ヶ月間、毎日みっちりと研修を受ける内容でした」
では、プロジェクトマネージャーとして特に大切なマインドセットとは何でしょうか。
「大きく2点あると思っています。1つ目は、成果を出すためのプロジェクトを立案する力。そして2つ目が、その計画を実現するために、メンバー編成や工数、納期を調整していくマネジメント力です。この立案力とマネジメント力が重要だと感じています」
研修期間は1ヶ月でしたが、その後もサポート体制は続きます。
「研修終了後にはメンター制度があり、週1回の面談を通じて継続的にサポートしていただけます。面談では、自分自身の課題に向けたテーマを出していただいたり、客観的なフィードバックをいただいたりします。そうしたやり取りを通して、ビジネススキルだけでなくヒューマンスキルも、さらにブラッシュアップできたと感じています」
メンターは、どのような方なのでしょうか。
「コンサル業界では、知らない人がいないほどの方がメンターとしてついてくださっています。もともとキュリオシティで働いていた方で、現在は外部の立場から、社員一人ひとりにマンツーマンで割り当てられ、週1回の面談の機会を設けていただいています」
さらに、実務で活用できる資料も充実しています。
「研修の際に、プロジェクトマネジメントやレポーティングなど、各フェーズに合わせた資料をいただくことができます。現場で『こういう時はどうすればいいんだ』となった時に、過去の研修資料を読み返すことで対応できる。キュリオシティで研修を受ければ、未経験のことであっても対応できるアイデアが得られると感じています」
「心が折れそう」ゼロベースでのプロジェクト立ち上げ
充実した研修とメンター制度がある一方で、実際の現場では、梅木さんは大きな壁に直面しました。その壁とは、どのようなものだったのでしょうか。
「今まさに取り組んでいるプロジェクトマネジメントの業務です。正直、非常に苦戦しています。これまでプロジェクトマネジメントを担った経験がなかったため、すべてをゼロベースから構築していかなければなりませんでした」
これまでは、マニュアルがあったり、誰かに聞けばアドバイスがもらえたりする環境でした。しかし、プロジェクトマネージャーとして上流工程を任されると、状況が大きく変わります。
現場では、「自分の頭で考えて動くこと」が強く求められます。さらに、成果物に対しても非常に高いレベルが期待されるため、当初は「どうしよう、どうしよう」と焦る場面も多かったです」
これまでの経験に頼れない状況の中で、梅木さんは何を支えに前に進んできたのでしょうか。
「研修で学んだマニュアルを思い出し、『こういう場面では、こう対応すればいい』という引き出しを頼りに、実際の業務に向き合っています。研修資料を読み返しながら、『なるほど、こうすればいいんだ』と確認し、過去の研修内容を現場でアウトプットしている感覚ですね」
それでも、プレッシャーは大きかったといいます。
「やはり裁量がある分、責任がある仕事だなと思っています。そこがプレッシャーですね」
メンターの言葉が変えたマインドセット——成長の転機
そんな中、梅木さんはメンターに正直な気持ちを打ち明けました。
「メンターに、『正直、心が折れそう』という話をさせていただいたんです」
すると、メンターから思いもよらない言葉が返ってきました。
「『それはとても良いことだし、チャンスだよ』というフィードバックをいただきました。『今、レベルの高いプロジェクトにアサインされているからこそ、そうした課題に直面している。もし自分のスキルに合った、少しレベルの低い環境にアサインされていたら、成長しないままプロジェクトに居続けることになっていたかもしれない。
今は大変な環境かもしれないけれど、あえてレベルの高い現場で頑張ってもらうことで、梅木さん自身のビジネススキルをしっかり伸ばしていきたいと思っている。
それは会社にとっても、梅木さんにとっても、きっと良いことだから。あまり気を張りすぎず、今の現場で一つひとつ向き合っていけば大丈夫だよ』」
さらに、メンターはわかりやすい例えで説明してくれました。
「『ドラクエで言えば、例えうまくいかなかったとしても、レベルの高いモンスターに挑む方が、得られる経験値は大きいじゃないですか』と。これまでは、もう少しレベルの低いモンスターと戦ってきたけど、今はレベルの高いモンスターに挑戦している。だから非常にやりがいがあると思いますよ』と」
この言葉が、梅木さんの原動力になっています。
もう1つ、メンターとの関わりの中で印象深いエピソードがありました。
「あるミーティングの中で、私自身がちょっとした出来事をきっかけに、思わず感情が溢れてしまったことがありました。その場には他にもメンバーがいたのですが、状況の背景や私の気持ちまでは、なかなか言葉にしづらい場面だったと思います。
そんな中で、メンターの方は、『梅木さんは、こういう思いがあって悔しさを感じていたんだよね』と、私が言葉にできていなかった部分まで、深く汲み取ってくださいました。自分でもうまく整理できていなかった感情を、直感的に、しかも的確に言葉にしてくださいました」
さらにメンターは、気持ちに寄り添う言葉をかけてくれました。
「『今回のことは、梅木さんの人格を否定しているわけではないから、必要以上に気にしなくていいよ』と声をかけていただいたんです。その言葉に、とても救われました。人の気持ちを読み取る力や分析力、観察力に優れているだけでなく、相手を思いやる人間力も兼ね備えている方だと感じました。そうした姿に触れて、『いつか自分も、こんなふうに人と向き合える存在になりたい』と思うようになりました」
梅木さんにとって、このメンターが理想のコンサルタント像となっています。
「冷静かつホスピタリティーがある。溢れ出す余裕と人柄の良さがある方なんです。私自身のウィークポイントである、余裕がないとか、うまく自分の思いを伝えることが苦手といったことが、その方には全くない。どんな人にも寄り添った対応ができる方なので、私もこのような対応ができる人になりたいなと思っています」
メンターは、技術的なスキルだけでなく、心の支えにもなってくれました。
「『僕もいっぱい失敗してきたから、どうすればいいか、わかるんだよ。ITスキルは、梅木さんとあまり変わらないけど、僕には経験値がある』と言ってくださったんです。そして、『マインドセット次第で、動けるようになっていくよ』と」
この言葉を聞いて、梅木さんは確信しました。
「この会社にいれば、この方のようになれる」
メンターとの関わりを通じて、梅木さんのマインドセットは大きく変わりました。
「大切なのは、『やり切る』ということ。失敗してもいいから逃げないで、強気に『俺はできる』と自分に言い聞かせて、強気な姿勢で業務に挑むこと。大きな責任を伴うプロジェクトマネージャーというポジションだからこそ、自らやらざるを得ない環境があり、実際にマインドチェンジができると思うんです」
そういった機会を与えてくれた会社に、感謝していると梅木さんは語ります。
「メンター制度があるおかげで、挫けずにプロジェクトに参画し続けられていると思います」
「やり切る」マインドと成長実感——前職の仲間との再会
メンターとの関わりを通じて、梅木さんは具体的にどのような成長を遂げたのでしょうか。
「『上流工程に挑戦したい』と言いながら、これまで「メンバーへのヒアリングをすること」、「人前に出て発言すること」や「ミーティングでファシリテーションをして、全体をとりまとめていくこと」は非常に苦手で、自分のウィークポイントだと感じていました。
しかし、研修とメンター制度に支えられながら、プロジェクトマネージャーとして経験を重ねる中で、そうした役割を担う場面が増え、少しずつ自分の言葉で考えを伝え、チームを前に進めることができるようになってきたと感じています」
成長を実感できる、象徴的なエピソードもありました。
「前職で一緒に仕事をしていたメンバーと、新たなプロジェクトで再会する機会があったんです。前職ではディレクターだった私が、今度はプロジェクトマネージャーとして、ワンランク上のポジションで戻ってきた。そのことに、かつての同僚たちは驚いていました」
この出来事は、プロジェクトマネージャーとして以前より成長した姿を見せることができ、自分自身のレベルアップを実感する機会にもなりました。
この成長の背景には、会社の手厚いサポート体制がありました。
「これまでの職場では、メンター制度のようなフォローの仕組みはありませんでしたが、幸運なことに、周囲の同僚や先輩に恵まれていて、助けていただくことが多かったです。
でも今は、会社が人を育てる仕組みづくりをしているので、誰であってもバックアップや教育を受けることができます。個人の努力やネットワークだけではない。それが魅力かなと思っています」
実際にプロジェクトに参画しながら成長できる環境。それがキュリオシティの強みだと、梅木さんは感じています。
3〜5年で会社の中心的人材へ——描くキャリアビジョン
これからの目標について聞いてみました。
「まず3年から5年は、担当するプロジェクトで成果を出して、自身の評価も上げていきたいなと思います。今の仕事に非常にやりがいを感じていますので、プロジェクトマネージャーや他の業務で得られた知見を活かして、最終的には会社の中心核を動かせるような人材になっていきたいと思っています」
梅木さんがめざすのは、お客様から指名されるような人材です。
「『梅木さんのような方をアサインしてもらえないか』と人員増加のオファーをいただくことができると嬉しいですね。モデルとなるような人材になっていきたいです」
少人数制のキュリオシティだからこそ、そのチャンスがあると梅木さんは感じています。
「社員一人ひとりの意見が通りやすいと感じます。一人ひとりの与える影響も大きいので、自分が成長すれば、さらに高みのことも狙える。大手では経験できないような様々な仕事を任せていただけるのが、少人数制の良さだなと思っています」
成長意欲のある方と、共に高みをめざしたい
最後に、どのような方と一緒に働きたいかを尋ねました。
「成長意欲、成長志向が強くて、どんどん自分から発信できるような方と一緒に働きたいですね」
成長意欲が高い方には、キュリオシティの環境が最適だと梅木さんは語ります。
「成長したいという方は、挑戦したいという気持ちが強い方だと思うんです。キュリオシティはレベルの高いプロジェクトにアサインしていただく機会が多いので、挑戦したいという気持ちがないと、辛いと感じることもあるかなと思います。反対に、レベルが高ければ高いほど、得られる経験も多いので、非常にやりがいがあると思います」
そして、自己発信の重要性についても語ります。
「月に一度、帰社日があって、社員同士で現場のプロジェクトの状況をディスカッションする場があるんです。そこでは、『こういった経験をした』『こういった成功体験を得られた』『こういうAIツールが業務に役立つので、皆さん使いませんか』といった発信をそれぞれがしていくので、自分の経験を周囲にも積極的に発信していける方だと、お互いに励みになるかなと思います」
最後に、これから入社を考えている方へのメッセージをいただきました。
「キュリオシティでは、やりがいのある仕事を任せてもらえるだけでなく、プロジェクトに参画する中で、自身の成長を実感できる環境があります。キャリアビジョンに向かって伴走してくれるメンターの存在も、大きな支えです。
レベルの高いメンバーに囲まれ、最初は難しいと感じる場面もあるかもしれませんが、その経験こそが確かな成長につながると感じています。こうした機会を与えてくれる現場や企業は、決して多くありません。これからさらに成長したい、自分の道を切り拓いていきたいという強い想いを持った方と、ぜひ一緒に頑張っていけたら嬉しいです」
キュリオシティでは現在、ITコンサルタントをはじめ、様々なポジションで新しいメンバーを募集しています。上流工程に挑戦したい方、充実した研修とメンター制度のもとで成長したい方、ぜひ一度お話してみませんか?
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[執筆・校正・取材]株式会社ストーリーテラーズ 山本 直子
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